イスカ(アトリ科)
昨日、早朝散歩の帰りに、クルミの木の枝を動き回る一羽の鳥が目に入りました。
クロジ?、カメラを取り出していると姿を見失い、代わりにお腹の赤い鳥が、現れました。
イスカのオスです。
イスカのオスにカメラを向けていると、もう一羽の鳥がファインダーの中に入ってきました。最初に目にした鳥のようです。
イスカのメスかと思いましたが、体毛の模様や毛並みから幼鳥(メス)ではないかと思われます。
幼鳥は、木の上を動き回り、お父さんイスカの動きを伺っている様子。
イスカの幼鳥は、すっかり後ろ向きになり、父親と対面。
オスのイスカが飛び立つと、幼鳥もすぐに、後について飛んで行きました。
イスカは、嘴に特徴があり、下嘴の先は上に向き、上嘴の先は下にむき、上下が交差しています。左右が互い違いになっているのは、マツやモミ、ハンノキなどの種をついばむのに機能的なつくりのようです。
物事が食い違うことを「イスカの嘴(はし)」と言うそうです。