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5月19日(木)、18:30~労済会館で「原水爆禁止石川県民会議2011年度総会」があり、ストップ!プルサーマル・北陸ネットワーク共同代表の中垣 たか子さんより原発についての講演がありました。
中垣さんは、「原発震災を案じる石川県民」世話人としても、市民運動として長きにわたり原発の危険性を訴え、活動されてきました。今回初めてじっくりお話を聞く機会を得ました。海外のサイトをはじめ多岐にわたる情報源からの情報を整理し、基本的なことから大変わかりやすく講演されました。
・原発問題は放射能問題
・ゲンパツとゲンバクは核分裂のスピードが違うが、大量の「死の灰」を出すことは共通
・漏れ続けている放射能:海外で報道されていることが、国内では公表・報道されず
北半球に広がる汚染、放射能は地球をめぐる(南半球でも)
・「放射能は安全」大キャンペーン、基準値の切り下げ
ほうれん草と原乳の基準値を超える汚染を公表する直前、食品の基準値引き上げ。
年間の被ばく限度:一般人の1mSv/年が20mSv/年(職業人の限度)に
放射能汚染の情報隠し・過小評価→測定結果の情報公開を。政府に任せずに民間でも測定を。
★「原発がなければ停電」って本当?
環境エネルギー政策研究所(飯田 哲也所長)
・大口需要家との需給調整契約の戦略的活用を行えば、無計画な「計画停電」をしなくても、十分に対応可能。
・地域分散型の自然エネルギーを中心とするエネルギー政策に転換。
飯田 哲也さんについては、4月27日のセミナーで講演を聴く機会がありました。(ブログ参照)最近、メディアでよく取り上げられています。本日(もう昨日)のTBSのNEWS23で、被災地に対して「つながり・ぬくもりプロジェクト」として太陽光パネルの設置に取り組み、電力供給の途絶えた家庭で発電を可能にし、地域で雇用を生み出していることが紹介されました。太陽光・風力といった自然再生エネルギーにシフトすることで、原子力のシェア30%を2020年には10%にすることが可能であるとのこと。
★「がんばろう日本」ではなくて「生まれ変わろう日本」
この未曽有の震災を機に、単なる精神論で終わるのではなく、価値観の転換こそが必要なのではないでしょうか?
報道番組で被災地でそれぞれ復興に向けて取り組む姿が伝えられています。「自分の仕事を通じてだれかの役に立ちたい」という、職業の原点ともいえる姿勢に感銘を受けます。バブルに浮かれたり、マネーゲームに興じたりしていた日本ときっぱり訣別し、生まれ変わるチャンスかもしれません。
また、人の命や健康より原発が国策としてこのように押し進められてきたその構造を問いなおし、本当に「人間を大切にする」国へ生まれ変わるターニングポイントにしなければなりません。
中垣さんは、「原発震災を案じる石川県民」世話人としても、市民運動として長きにわたり原発の危険性を訴え、活動されてきました。今回初めてじっくりお話を聞く機会を得ました。海外のサイトをはじめ多岐にわたる情報源からの情報を整理し、基本的なことから大変わかりやすく講演されました。
・原発問題は放射能問題
・ゲンパツとゲンバクは核分裂のスピードが違うが、大量の「死の灰」を出すことは共通
・漏れ続けている放射能:海外で報道されていることが、国内では公表・報道されず
北半球に広がる汚染、放射能は地球をめぐる(南半球でも)
・「放射能は安全」大キャンペーン、基準値の切り下げ
ほうれん草と原乳の基準値を超える汚染を公表する直前、食品の基準値引き上げ。
年間の被ばく限度:一般人の1mSv/年が20mSv/年(職業人の限度)に
放射能汚染の情報隠し・過小評価→測定結果の情報公開を。政府に任せずに民間でも測定を。
★「原発がなければ停電」って本当?
環境エネルギー政策研究所(飯田 哲也所長)
・大口需要家との需給調整契約の戦略的活用を行えば、無計画な「計画停電」をしなくても、十分に対応可能。
・地域分散型の自然エネルギーを中心とするエネルギー政策に転換。
飯田 哲也さんについては、4月27日のセミナーで講演を聴く機会がありました。(ブログ参照)最近、メディアでよく取り上げられています。本日(もう昨日)のTBSのNEWS23で、被災地に対して「つながり・ぬくもりプロジェクト」として太陽光パネルの設置に取り組み、電力供給の途絶えた家庭で発電を可能にし、地域で雇用を生み出していることが紹介されました。太陽光・風力といった自然再生エネルギーにシフトすることで、原子力のシェア30%を2020年には10%にすることが可能であるとのこと。
★「がんばろう日本」ではなくて「生まれ変わろう日本」
この未曽有の震災を機に、単なる精神論で終わるのではなく、価値観の転換こそが必要なのではないでしょうか?
報道番組で被災地でそれぞれ復興に向けて取り組む姿が伝えられています。「自分の仕事を通じてだれかの役に立ちたい」という、職業の原点ともいえる姿勢に感銘を受けます。バブルに浮かれたり、マネーゲームに興じたりしていた日本ときっぱり訣別し、生まれ変わるチャンスかもしれません。
また、人の命や健康より原発が国策としてこのように押し進められてきたその構造を問いなおし、本当に「人間を大切にする」国へ生まれ変わるターニングポイントにしなければなりません。