わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

金沢美術工芸大学入学式ー久世学長の式辞に感銘

2012-04-14 02:36:58 | 教育
 4月13日、金沢美術工芸大学の入学式があり、私は、今年度は総務常任委員なので、来賓として参列しました。おりしも、桜も咲き誇り、入学を祝っているかのようでした。

 久世学長の式辞が大変素晴らしく、感銘を受けました。
 まず、今年度の入学者の中に、東日本大震災の被災者で昨年合格したにもかかわらず1年休学し、見事今年復学することができた学生が紹介されました。

 金沢市立金沢美術工芸大学は、戦後、「美の創造を通して世界平和に貢献する人材を育成しよう」という市民の熱い思いで創立され、現在も予算の3分の2は市税で賄われている。
 アートとは、人の心に奥にあるやむにやまれぬものを表現することであり、これほど愉快なことはない。
 見えないものを見えるようにすること、聞こえないものを聞こえるようにすることである。
 特に、創造性、独自性がもっとも重要である。
 諸君は「美の伝道者」たれ。
 「手で考え、頭で創る」ことを忘れるな。
 ルーティンワークも手を抜くな。
 幅広い教養を身につけよ。
 幸い、金沢には、伝統文化の蓄積がいたるところにある。
 学生時代を十分謳歌してほしい。

 大学、特に美大のもつ「精神の自由さ」を感じさせる内容でした。
 金沢市として、このような大学をもっていることに誇りを感じます。

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