わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

被爆64周年原水禁世界大会(長崎)に参加して

2009-08-21 00:03:46 | 平和・人権
 8月7日から9日まで長崎で開催された「原水禁長崎平和大会」に参加してきました。私は初めての参加でしたが、市議ということから12人のメンバーの団長という立場でした。 

 長崎は連日35度前後の猛暑日でした。おまけに福岡空港から長崎までの高速バスは2時間半も到着が遅れたため、帰りは飛行機に乗り遅れるといけないため、JR自由席に換えました。自由席は30分前から並びようやくすわれましたが、デッキや通路にたったままの方もたくさんいらっしゃいました。

 1日目は全大会、2日目は午前は分科会、午後は被爆遺構めぐりのフィールドワーク、3日目は語り部の方からお話を聞き、平和行進に参加し、原爆資料館を見学するという、結構ハードな、しかし、実に充実したスケジュールでした。

 3日間を通し、「現地へ行き、その時代のその地の人の思いを致す」ことの大切さを痛感しました。長崎では、街中が原爆の犠牲者を悼み、その歴史を風化させないためにいたるところで様々な催し物が行われていました。

 参加してみて、唯一の被爆国である日本としては核廃絶の先頭に立ち、世界にそのメッセージを発信し続けるべきであるとの思いを強くしました。

 ヒロシマ、ナガサキ、オキナワから離れた地にいると、つい意識が薄れがちになります。負の遺産に向かい合い、これからなすべきことを忘れないためにも、現地へ足を運ぶ重要性を痛感しました。詳しいリポートは落ち着いてからしたいと思います。

暑さにめげずメガホン街宣

2009-08-20 23:24:01 | 社民党
 私たち社民党石川連合は、選挙区で候補者を立てられなかったため公示期間中も、選挙カーは23日(日)と29日(土)しか使えません。その他の日は肉声によるメガホンの使用が標記のある場所でのみ可能です。

 昨日(19日)から朝、昼、夕方と市内の各所で1時間程度メガホンで社民党の政策を訴え、その周りでマニフェストを配布しています。

 私はあまり大きな声は出ないので、声を張り上げてメガホンを使っても繁華街では十分声が通りません。交通マナーアップ指導をしている警備会社の方から「全然聞こえないぞ。風呂の中で○○しているみたいだ。」と言われてしまいました。

 もともと暑さに弱いのと声を張り上げるので、ちょっとバテ気味です。ハンドマイクではなくメガホンのみ使用可と聞いた時、正直、悲しくなりました。

 でも、実際やってみると、街宣車の上から大きなマイクで見下ろすように訴えている時とは違い、通行する方々と同じ目線であるということ、知り合いの人に会ったり、話しかけられたらいつでも応じられるという利点があることを発見し、捨てたものではないと思いなおしました。

 また、マニフェストも結構受け取ってくださり、開いてごらんになっていました。解散から選挙まで時間があったせいで、有権者の方々はじっくりマニフェストを見比べることができたようで、これも一つの成果でしょう。

 昨日は香林坊、本日は武蔵、明日は香林坊・中央公園の予定です。

 

いよいよ政権選択選挙!

2009-08-16 23:28:19 | 社民党
 いよいよ18日に総選挙が公示されます。政権選択の重要な選挙です。有権者の関心もいつになく高まっているようです。

 国民に多くの犠牲を強いてきた「小泉構造改革」路線と決別し、自民・公明政権に終止符を打つ極めて重要な選挙です。

 選挙区におきましては、民主党・奥田 建 候補の必勝をめざしてともに汗を流してきました。

 民主党、社民党、国民新党は野党3党共通政策をまとめました。主な内容は次の通りです。

 消費税率の据え置き、子ども手当の創設や高校教育の無償化など子育て支援、登録型派遣と製造業派遣の原則禁止といった雇用対策、地方分権、農家の個別保障政策、後期高齢者医療制度の廃止などです。

 全国的に民主党に風が吹いているといわれています。しかし、自民と民主の2大政党制では、多様な民意が反映されません。

 労働者派遣法の抜本改正に代表される「働く人を守る政策」、後期高齢者医療制度の廃止など「社会保障政策」、非核三原則の厳守をはじめとした「平和を守る政策」について、社民党は一貫して全力を尽くしてきました。

 与野党逆転が実現した暁には、新しい連立政権の中で、働く人・生活する人・弱い立場にある人を支える政策実現のために奮闘させていただきたいと願っています。政治を変えるためには、「格差是正・平和で豊かな福祉社会」を訴え続けてきた「社民党」が絶対必要です。

 社民党は、「生活再建ーいのちを大切にする政治」を掲げ、2桁の議席獲得を目指して闘い抜く決意です。

 石川県では、残念ながら選挙区の候補者を立てることができませんでした。しかし、北信越ブロックでは、5人の予定候補者が奮闘しております。北信越ブロック「比例区」で1人の社民党の国会議員を送り出すために力の限りがんばります。

     
 社民党の総合マニフェスト http://www.sdp.or.jp/

全国地方議員交流会in沖縄(3)

2009-08-02 01:55:58 | 平和・人権
 7月30日、3日目は戦跡フィールドワークです。朝からじりじり照りつける暑さでした。航空便の時間の都合で、午後のフィールドワークに参加できなかったことは残念でした。半日だけでしたが、沖縄における地上戦の悲惨さ、「戦争」の持つ本質について考えさせられました。

★南風原(はえばる)野戦病院壕跡
 文化財として保存し、後世に残したいという町民の意思として、保存のために年間1,000万円の予算を計上することを承認しているとのことです。また、町民のカンパにより壕跡が整備され、「9条の碑」も設立されたことからも、歴史を風化させてはならないとの住民の強い意思がうかがえます。

★アブチラガマ(糸数壕)病院壕跡
 鍾乳洞を利用した野戦病院で内部は思いのほか広かったです。病院とはいえ、薬品は圧倒的に不足し、麻酔なしで手足の切断を行うという手術。クロロホルムで気絶させ、のこぎりで切断し、切断された部分を当時のひめゆり学徒隊が処分したとのことでした。
 野戦病院は兵士を治療して助ける場ではなく、再び戦士として前線に立たせるための場でした。回復の見込みのない兵士は撤退時に置き去りにされたり、青酸カリを与えられたそうです。
 地道な証言の聞き取り活動を続けているガイドの川満さん(写真)の言葉「軍隊は住民を守らない。軍隊は兵士をも守らない。」が、戦争の本質を表現しているのではないかと思います。

全国地方議員交流会in沖縄(2)

2009-08-02 01:11:03 | 視察・研修
 7月29日、2日目は分科会(なんと、9:00~13:00)、昼食後は約40分の映画鑑賞(「軍隊がいた島~慶良間の証言~」沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会創立25周年記念)、14:00から分科会報告というハードスケジュールでした。

 分科会は、①「雇用問題と地域経済対策、農林漁業の再生」 ②「地域医療の再生と公立病院問題」③「教育の現状と課題」④「地方主権と道州制ー中央政府と地方議会の役割」⑤「米軍基地と日米関係ー東アジアの共生をめざして」と5つありました。私は第1分科会に参加しました。今日的なテーマだったので、5つの分科会中、最も参加者が多い(45名)とのことでした。
 
 さすが沖縄、「かりゆし」スタイルの方も目立ちました。「本土」も亜熱帯並の暑さの夏は、開放的で個性的な「かりゆし」スタイルを取り入れればいいのに、と思いました。

 福岡県宮若市議 中島 健三さんより「トヨタ九州のある宮若市からの報告」があり、それをもとに非常に活発な討論が繰り広げられました。

 報告によると、宮若市はかつて炭鉱で栄えた町だったが、閉山後、1990年に「トヨタ自動車九州」が進出。大不況がトヨタ九州を直撃、派遣社員の大量解雇、アパートや寮からの退去督促。この動きに対して、緊急福岡県地方議員交流会を開催。緊急雇用問題をテーマにしたこの会の様子がマスコミに大きく取り上げられる。最後に、地方議員は、住民に最も身近なところで活動する「動く相談所」として雇用、生活危機の課題に取り組んでいきたいとの決意が述べられました。

 この日の夕食は県内参加者で国際通りにある民謡ライブのお店で楽しみました。ゴーヤチャンプルーなど沖縄料理を味わい、本場の沖縄民謡をリクエストし、沖縄の地がもつ文化の魅力の一端に触れたような気がします。沖縄紅型のTシャツとかりゆしも買い求めました。海洋性の気候がもたらす開放性が人々を穏やかに包み込むのでしょうか。

全国地方議員交流会in沖縄(1)

2009-08-02 00:19:32 | 視察・研修
 7月28日~30日、沖縄で第7回全国地方議員交流会が開催され、参加してきました。石川県からは、平田市議、森市議、古河白山市議、水口内灘町議、要明加賀市議が参加しました。

 梅雨明けが例年になく遅れていて久しく太陽の光を見ていなかったのですが、真夏の沖縄でまぶしい太陽の光を浴びました。飛行機の窓から見えた紺碧の空と海、島の周りのサンゴ礁がリゾート気分をかきたてましたが、ホテルに缶詰の研修・交流、そして、戦跡フィールドワークという、リゾートとは縁遠いスケジュールでした。沿道には、ハイビスカスやブーゲンビリアといった南国の色鮮やかな花が真っ盛りでした。 

 沖縄へは、昨年2月の会派の視察以来2回目です。昨年初めて訪れた際も、沖縄戦、そして、基地問題と、その重さを改めて痛感しました。沖縄を遠く離れた「本土」にいるとつい意識が薄れがちになりますが、沖縄を訪れることで、忘れてはならない問題に向き合う機会を得ることができます。

 沖縄県議会においては、社民党を中心とする革新系議員が多数を占め、その方たちが現地実行委員会を担われました。

 1日目の全大会では、来賓あいさつの後は、講演、地元報告と続きました。
★講演 「世界経済危機を『東アジア共同体』設立に活かそうー日本と中国の協力ー」 
 桜美林大学北東アジア総合研究所特別顧問 谷口 誠さん(外務省入省、OECD事務次長等歴任)
 
 豊富な外交経験と専門的な市場経済の構造分析から、東アジア共同体構想こそが日本と世界の未来を切り開くという説得力のある主張でした。

★地元報告
(1)「なぜ普天間飛行場は世界一危険な飛行場なのかー在日米軍基地の環境基準と安全基準についてー」 宜野湾市長 伊波 洋一さん(写真)
(2)「地方自治体の港湾管理権と地位協定」 石垣市長 大濱 長照さん
 
 両市長とも、米軍基地の被害から住民を守ろうと奮闘されていることに感銘を受けました。

雨の中を終日街宣活動

2009-08-01 23:11:17 | 社民党
 8月1日、土曜日、連合石川青年女性委員会として政権交代に向けた街頭宣伝活動を行うというので、参加しました。私は連合石川青年女性委員会顧問という立場での参加でした。行ってみて、なんと、弁士はほとんど私一人ということでびっくりしてしまいました。

 朝から断続的に雨が降るあいにくの天気でした。神谷内交差点、私の家の近くの山側環状道路東長江口、田井町交差点、市役所前、兼六園下の五か所で行いました。

 私の家の近くでは、手を振ってくださる方が特にたくさんいらして、元気をいただきました。また、田井町交差点では、遠くで最後まで聞いていてくださる方や、小さいお子さんを肩車にしたお父さんが声援を送ってくださったりと、これまたうれしかったです。
 7月26日、日曜日、エムザ前で街宣した折も、近江町市場のバス停で最後まで聞いてくださり、拍手までしてくださった高齢の方々、街宣車のそばでずっと聞いていてくださった目の不自由な方。
 構造改革路線の中で社会的に弱い立場にある方々が、「何とか政治を変えてほしい」と切実に願っていらっしゃるのだと思います。

 先日、自民党のマニュフェストが発表され、各政党のマニュフェストが出そろいました。自民党、民主党はじめいずれの政党も子育て、教育に関する経済的負担の軽減を打ち出していることは評価できます。日本の教育費はOECD諸国の中でも最低ラインで、子育てや教育が家庭の自己責任にされてきたことは一刻も早く改めるべきです。

 麻生首相が「行き過ぎた市場原理主義とは決別する」とおっしゃいました。この認識は私たちがずっと主張してきたことであり、ついに政府与党も認めざるを得なくなったのか、と思いましたが、マニュフェストとして具現化されているかはなはだ疑問です。

 自民党は経済政策について、「一人当たり国民所得を世界のトップクラスにする」とし、成長戦略の方針であり、企業や団体を通じて間接的に支援するという手法です。

 最近の世論調査で国民が求めていることは、年金・医療・福祉といった社会保障の充実、そして、雇用・景気対策です。

 経済的に世界のトップクラスにならなくても、
 働いた人が応分の賃金を手にすることができる、
 結婚し子どもを産み育てたいという願いがあればそれが実現できる、
 病気になっても、障がいがあっても、高齢になっても、安心して必要なサービスを受けることができる、
 生活に困らない年金を受給できる、
 といった、生涯にわたる安心の制度設計こそが求められているのではないでしょうか?
 人間として当然の幸せを保障することが政治の責任ではないでしょうか?

山王祭りでお役立ちレシピをゲット!

2009-08-01 22:56:28 | その他
 8月1日の山王夏祭りで、とてもおいしい手料理をいただきました。レシピを教えていただいたので、機会があれば挑戦してみようと思っています。どちらも、ご飯のおかずやお酒のおつまみに最適です。

★豚バラ肉の煮込み
 ①豚バラ肉を一口大に切り、鍋に敷く。
 ②「コーラ」をひたひたに注ぎ、醤油を入れ、ことこと煮る。
 ③冷えて固まったら、脂身を取り除く。
 *とても柔らかく、味がしみておいしかったです。作り置きがきき、重宝しそうです。「コーラ」が調味料になるとは、驚き!

★ごぼうのみりんがらめ
 ①ごぼうの皮を軽くこそげる。
 ②ごぼうをすりこぎなどで軽く叩く。
 ③5㎝くらいに切り、薄く切り、水にさらす。
 ④水を切ったごぼうに片栗粉を薄くまぶし、油で揚げる。
 ⑤煮詰めたたれにからめる。(しょうゆ、みりん、砂糖、酢)
 *酢を入れるとは、意外でした。

盛大な山王夏祭り

2009-08-01 22:37:55 | 地域
 8月1日、土曜日、お隣の山王第一町会の「山王夏祭り」が開催され、参加させていただきました。
 朝からずっと雨が降り続け、4時頃になっても降っているので、たぶん明日へ延期だろうと思っていたところ、開会の5時半頃になると雨があがってきたので、会場へ出かけてみると、なんと、こうこうと明かりがつき、お祭りが盛り上がっていました!
 町会長さんを先頭に、おそろいのTシャツを着た大勢の実行委員の方々が朝のうちに開催を決め、何張ものテントを張り、準備されたとのことでした。あの天気で決行を決断されたとは大したものです!

 地元の方々による太鼓演奏、小坂消防団による高度な加賀鳶の演技、よさこいソーラン舞踏ショー、歌謡ショー、カラオケタイム、お楽しみ抽選会と、閉会が9時半予定という、実にもりだくさんな内容でした。

 会場の模擬店による食べ物だけでなく、ご家庭から料理を持ち寄る方もいらっしゃり、私もお相伴にあずかりました。ソフトバレーなどでご一緒させていただいている方々ともお会いでき、とても楽しいひと時を過ごすことができました。町会の方々の、地域に対する愛着の強さやきずなの強さに感心させられました。