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10月30日、白峰での小水力可能性調査の後は、白山市白峰支所で標記の講演によるセミナーがありました。
私は、今年度、市議会でエネルギー対策特別委員会委員長を務めています。特別委員会でのテーマを「再生可能エネルギー」として、10月2日には上坂先生による「エネルギー地産地消の時代へ~小水力発電の役割~」と題する講演を拝聴し、(写真)その後、富山市常願寺川にある小水力発電所を視察しました。
エネルギーの地産地消の意味について、大変示唆に富んだ2回の講演をまとめてみます。
◆エネルギーの地産地消がなぜ必要か?
・石油は2050年に80%にダウン ・人口は2050年に9000万人に
<日本の再生可能エネルギーの可能性>
風力:62% 太陽光:14% 水力:6% 中小水力:8% 地熱:10%
再生エネ・ポテンシャルの高い地方:北海道、東北
<北陸電力管内の再生エネ・ポテンシャル>
風力:26% 太陽光:14% 水力:14% 中小水力:25% 地熱:21%
北陸の中小水力導入ポテンシャル 1位:富山(石川は5分の1)
<小水力開発を阻む原因>
地域資源の活用・開発を地域主体が行うことができない集権的な技術・制度・社会的仕組みの存在が障壁
・法制度的障害:水利権、電事法、土改法
・地域技術的障害
・利害関係
・経済的障害
<日本の見通し:脱原発シナリオにおける資産>
・人口変動を考慮したエネルギー要求量の試算
・原発依存の発電をできる限り再生エネに移行
・省エネ効果を考慮
節電(15%) 照明や動力の効率向上 再生可能エネルギー熱による電力代替
ペレットストーブ、ペレットボイラー、太陽熱温水器、ソーラーシステムなどによって電力を代替
◆エネルギー地産地消の意味
地産地消エネルギーは、天下国家を支えるものではなく、地域と住民の生活に必要なもの
・地域の資源を活用して地域に豊かさをもたらす
・本当の意味での「エネルギー供給の安全と安心」
いざというときのデュアル・エネルギー・パスによる生活の保障
・自ら作ることによる数々の恩恵
地域の資源活用に関する様々な知恵と技術の蓄積(継承)
地域の資源と技術を維持するための新しい労働の創出
自然エネルギーの利用により価値を地域内で循環
私は、今年度、市議会でエネルギー対策特別委員会委員長を務めています。特別委員会でのテーマを「再生可能エネルギー」として、10月2日には上坂先生による「エネルギー地産地消の時代へ~小水力発電の役割~」と題する講演を拝聴し、(写真)その後、富山市常願寺川にある小水力発電所を視察しました。
エネルギーの地産地消の意味について、大変示唆に富んだ2回の講演をまとめてみます。
◆エネルギーの地産地消がなぜ必要か?
・石油は2050年に80%にダウン ・人口は2050年に9000万人に
<日本の再生可能エネルギーの可能性>
風力:62% 太陽光:14% 水力:6% 中小水力:8% 地熱:10%
再生エネ・ポテンシャルの高い地方:北海道、東北
<北陸電力管内の再生エネ・ポテンシャル>
風力:26% 太陽光:14% 水力:14% 中小水力:25% 地熱:21%
北陸の中小水力導入ポテンシャル 1位:富山(石川は5分の1)
<小水力開発を阻む原因>
地域資源の活用・開発を地域主体が行うことができない集権的な技術・制度・社会的仕組みの存在が障壁
・法制度的障害:水利権、電事法、土改法
・地域技術的障害
・利害関係
・経済的障害
<日本の見通し:脱原発シナリオにおける資産>
・人口変動を考慮したエネルギー要求量の試算
・原発依存の発電をできる限り再生エネに移行
・省エネ効果を考慮
節電(15%) 照明や動力の効率向上 再生可能エネルギー熱による電力代替
ペレットストーブ、ペレットボイラー、太陽熱温水器、ソーラーシステムなどによって電力を代替
◆エネルギー地産地消の意味
地産地消エネルギーは、天下国家を支えるものではなく、地域と住民の生活に必要なもの
・地域の資源を活用して地域に豊かさをもたらす
・本当の意味での「エネルギー供給の安全と安心」
いざというときのデュアル・エネルギー・パスによる生活の保障
・自ら作ることによる数々の恩恵
地域の資源活用に関する様々な知恵と技術の蓄積(継承)
地域の資源と技術を維持するための新しい労働の創出
自然エネルギーの利用により価値を地域内で循環