わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

「はじめまして絵本」事業、本日スタート!ー心が柔らかく

2010-10-13 00:29:20 | 子育て支援
 10月12日、駅西健康福祉センターで、「はじめまして絵本」事業(ブックスタート事業)が始まりました。
 3ヶ月健診に訪れた親子に対して3冊の絵本をマンツーマンで読み聞かせをして、そのうちの好きな1冊をプレゼントするという事業です。
 私は、3年前の9月議会で、このブックスタートを金沢市でもぜひ実施すべきではないかと質問しました。このときの市長の答弁は、絵本を配布することは考えていないというものでした。
 マンツーマンでの読み聞かせ、そして、本のプレゼントは、私がぜひ実現したかったことです。その後、「子育て夢プラン」の改定、そして、赤ちゃん誕生プレゼント品の見直しなどの契機があり、3年目にして実現しました。その間、金沢市には「こども図書館」がオープンしたこともあり、読み聞かせボランティアの人もたくさん登録されるなど、事業のスタートに向けて着々と準備が進められてきました。念願の事業がスタートして、とてもうれしい限りです。

 今回読まれる絵本は、「しろくまちゃんのほっとけーき」(わかやまけん)「いないいないばあ」(松谷みよこ)「じゃあじゃあびりびり」(まついのりこ)の3冊です。一番人気は、「ほっとけーき」でした。やっぱり、おやつを作るお話で、ホットケーキが焼ける音が楽しいのでしょうね。

 健診を終えて、赤ちゃんと大きな荷物を持って2階の会場に上がってきたときのお母さんは、やや疲れ気味で緊張した面持ちでした。ところが、読み聞かせボランティアの方の優しく巧みな語りかけに対して、3か月の赤ちゃんも目で絵を追い、お母さんの表情がみるみるうちに柔らかく変化していくのです!その様子はずっと見ていても飽きることなく、見ている私たちまでもが心が柔らかくなっていくようでした。

 赤ちゃんが眠っている時は、ボランティアの方は親御さんに対して読み聞かせをし、その際のアドバイスなども話されていました。また、さりげなく育児アドバイスもされていました。
 お母さんとおばあちゃん、あるいは、パパとママで来ていらっしゃる方も、ともに読み聞かせの心地よさを楽しんでいらっしゃいました。
 
 <お母さんたちの感想から>
・本がプレゼントされるなんてうれしい!
・どんな本がいいかわからなかったけど、紹介されたのでよかった。
・読み聞かせの仕方について、勉強になった。
・疲れていたけど、ほっとした。よかったなあ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。