わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

地球温暖化対策特別委員会の提言書提出

2008-12-23 22:08:46 | 環境・エネルギー
 12月22日、市議会の「地球温暖化対策特別委員会」の提言書を松村委員長と共に市長に提出しました。私は副委員長という立場です。

 今年度に入り、本市の「環境モデル都市」提案書において、2050年度の二酸化炭素排出量を2000年度比で60%削減することがうたわれていることも踏まえ、本委員会の活動を本市における温室効果ガス(二酸化炭素)の排出削減に焦点を当て、本市執行部との意見交換、金沢市地球温暖化対策推進協議会の会長を務める金沢大学の瀧本教授による講演など、5回にわたり委員会を開催してきました。

 主な提言内容は、次の通りです。
 太陽光発電や木質ペレットストーブなどの新エネルギーの導入促進、用水の落差や雪・氷による冷熱の利用など金沢の地形・気候を生かしたエネルギーの実用化の検討、省エネルギー意識向上へのインセンティブの活用の検討、公共交通利用促進。

 太陽光発電は、日本の技術は進んでおり、日本海側のような曇りがちな土地でも発電量は確保できるとのことです。個人で太陽光発電や木質ペレットストーブを購入しようとしても、助成制度があるとはいえかなり価格が高くて二の足を踏んでしまいます。

 先進的なスウエーデンなどでは、化石燃料を使う量で課す環境税の導入が木質燃料の普及を推し進めました。ドイツでは電力会社に一定量のクリーンエネルギーを使うよう義務付けています。市民の意識改革も重要ですが、心がけに頼るだけではなく、大胆な施策の転換が必要だと思います。

街頭宣伝活動

2008-12-19 00:04:49 | 社民党
 昨年の10月から月2~4回の割合で街角に立ち、道行く方々にその時々の政治状況や政策を訴える街頭宣伝活動を行っています。写真は武蔵エムザ前です。この場所は、近江町市場、エムザ(デパート)、バス停があり、金沢中で最も多くの人が聞いてくださるため、やりがいのある場所です。

 最近のテーマは、後期高齢者医療制度の廃止、多くの非正規労働者を生み出した労働者派遣法の抜本改正、年金・医療・介護等社会保障費の削減による国民生活の不安、食の安全と農業振興、平和、環境・・・などです。

 米国発の金融危機が世界中に波及し、日本も景気が悪化し、連日のように「派遣切り」のニュースが飛び込んできています。非正規労働者が雇用の調節弁としていともたやすく切り捨てられ、住んでいた寮さえも追い出されるということで、年の瀬を迎え「路頭に迷う人」がたくさん出そうで暗澹たる思いです。来春までに3万人の非正規労働者が雇用を打ち切られると予想されています。突然雇い止めされた労働者が数人で組合を結成し企業と交渉するケースも少しずつ表れてきました。

 職と住まいを失った人々に対し、一部の自治体や企業で臨時的に雇用するというかすかに明るいニュースもありますが、何より国がスピード感をもって経済政策・雇用対策を講じるべきでしょう。

 将来のこの国を担う若者の多くが、職業人としての技術や能力を身につける機会も保障されず、部品のようにいともたやすく切り捨てられてしまうという事態をこのまま許してはいけないと思います。

 職と住まいを失うこと、年を重ねること、病を得ることは「自己責任」でしょうか? 
 憲法で保障された「生存権」を具現化するためにはぜひとも政権交代が必要です。

12月議会一般質問を終えて

2008-12-18 23:23:31 | 市議会
 金沢市議会の一般質問が15日から3日間ありました。私の順番は、16日午後一番でした。詳しい内容は、ホームページの「市議会報告」をご覧ください。

 主な内容は次の通りです。
1.就労支援・子育て支援の観点から、緊急サポートネットワーク事業の廃止に伴うファミリーサポートセンター事業へのスムーズな移行を求める。
2.放課後児童クラブにおける事件を受けて、市として監査を行うそうであるが、いたずらに管理強化に陥ることなく、現場実態を把握し、有効な支援が行われることを望む。
3.浅香新教育長に教育行政への抱負を聞く。
4.学校2学期制を見直してはどうか。

 今議会では、「新年度の予算編成について」と「新教育長・新教育委員長の教育に対する思いを聞く」質問が多かったです。

 浅香新教育長は小児科医から行政職に転じられ、保健所、児童相談所長等を歴任され、職種は異なりながら、常に「子ども」とかかわり続けてこられました。

 「子どものために」「命の大切さを伝える」「現場を大事にする」ことを強調されました。また、市長は新教育長に「現場に足を運んで子どもや市民の目線に立った上で大きなビジョンを持って、教育・医療・福祉を連携した教育を行うこと」を期待しているとのことでした。

ダンスサークルのクリスマスパーティ

2008-12-14 01:48:40 | その他
 12月12日、みどり集会所で練習されているフォークダンスサークルのクリスマスパーティに参加させていただきました。(写真)

 にぎやかに語らいながら笑いながらお食事をし、途中でみんなでフォークダンスを踊るという楽しい会でした。とても上手な指導者のおかげでまったく初心者の私も楽しく踊ることができました。

 また、翌日13日は「千寿閣社交ダンス愛好会」のクリスマスパーティに参加させていただきました。なんと90歳を超えるという方も、背筋をぴんと伸ばし、軽快にステップを踏んでいらしゃるのです!これまた全く素人の私は足がもつれそうになりながら何曲かお相手をしていただきましたが、汗ばむくらいのいい運動になりました。

 どちらのサークルに参加されている方々も、外に出ていろいろな方と交流し、楽
しく体を動かすことで心身の健康を保っていらっしゃるようでした。高齢化が進行する中、このような場が今後ますます重要になると思います。

金沢らしい金箔の飾り

2008-12-14 01:25:22 | 花・猫
 11月下旬頃から、市役所前の広坂通に金箔をパウチした飾りがお目見えしました。昨年はなかったような気がしますが・・・

 街路樹に取り付けられたさまざまなイルミネーションが冬の街を明るくしていますが、金箔の飾りはやはり金沢らしいですね。

旧夕日寺小学校跡地利用現地視察

2008-12-14 01:17:05 | 視察・研修
 12月4日、旧夕日寺小学校の1階部分を公民館へと改修するための現地視察に同行しました。

 町会連合会等で何度も話し合いを重ね、公民館移設が決定し、本日の現地視察となりました。市の担当者から現地で説明があり、図面だけでは十分イメージできなかった部分がかなりはっきりしてきました。地元の方の声が反映された利用しやすい公民館となることを願っています。

アジア・アフリカ支援米発送式

2008-12-14 01:02:58 | 食の安全・農業
 12月11日、市役所前広場で「食とみどり、水を守るネットワーク」主催の「アジア・アフリカ飢餓地域支援米発送式」がありました。

 
「食とみどり、水を守るネットワーク」では、田植え・稲刈りを中心にした農業体験をするなかで、土に触れる喜びやボランティア精神を学ぶことを目的とした「飢餓地域支援米活動」に取り組んでいます。

 今年は、金沢・小松・七尾の3会場で取り組まれた「ふれあい体験田」等で収穫したお米約2,000kgをカンボジアとマリ共和国で飢餓に苦しんでいる子どもたちへ支援米として発送されます。

 私は、今年は田植え、稲刈りとも参加させていただきました。足元のささやかな活動が世界とつながるという体験は、参加した子どもたちにとってもとても意義のあるものでした。おりしも今年は、国際的な食糧不足から暴動が起きるといった事態もあり、食糧の自給率の向上、農林業の振興は喫緊の課題です。

12月議会質問日決定

2008-12-14 00:05:03 | 市議会
 12月議会の準備でしばらくブログの余裕がありませんでした。
 12月議会の一般質問は15日月曜日から3日間あります。私の質問日は、16日、火曜日午後1時からの予定です。よろしければぜひ傍聴においでください。市役所の7階が議場です。持ち物はとくに必要ありません。質問は20分間、その後執行部より答弁があります。その後別室で簡単な報告とごあいさつを申しあげます。

<質問項目>
 1.緊急サポートネットワーク事業廃止に伴う対応策(就労支援・子育て支援)

   「いしかわ緊急サポートネットワーク事業」とは、厚労省より石川労働者福祉協議会が委託を受けて行っている事業で、共働きの方・働く一人親の方を対象に残業のときの子どもの一時預かり、病児・病後児の一時預かり等の援助活動を行っています。ところが、厚労省は、9月に突然、この事業を今年度をもって打ち切り、自治体が行っているファミリーサポートセンター事業へ移行するようにと通知してきました。あまりにも急な通知で受け入れ態勢も十分に整わないまま、子育てしながら働く利用会員が困らないような対策を。

 2.放課後児童クラブにおける事件の再発防止について

  市としては、監査を行い、運営委員会の機能強化の方針であるが、いたずらに管理強化に陥ることなく、現場の実態把握に努め、指導員の実効ある研修など支援の姿勢で臨むことを要望する。

 3.新教育長に教育行政に対する抱負を聞く

  福祉畑の経験を生かし、福祉の視点での教育行政を望む。ぜひ現場の声に耳を傾けてほしい。

 4.学校2学期制の見直し

   導入から5年目を迎え、以下のような現場実態から見直してはどうか。
   ・長期休業を区切りとして子どもたちは新たな気持ちで頑張ろうと思うものだが、2学期制では学期の切り替えの意識が持ちにくく、めりはりがない。
   ・学期が長いということで、途中に学習状況を含めた資料をもとに保護者懇談を行い、結局、評価が3回から4回に増え、評価に追われている感が強い。

見晴らし良好

2008-12-03 01:13:29 | 花・猫
 12月1日、2日と朝は放射冷却で車のガラスが霜で白くなるほど冷え込みましたが、日中は真っ青な空に暖かい日差しがうれしい日和でした。北陸では貴重な青空でした。

 市役所7階の私の執務室は南側の角部屋で最高の見晴らしです。我が家に置き切れないグリーンや鉢花を持ち込んでいます。

 1階ロビーエレベーター横にある議員の名前のランプがついていたら在室していますので、どうぞお気軽にお訪ねください。

 来週8日から12月議会が始まるので、今は準備に大わらわです。今回は学校2学期制の見直しと、子育て支援策(緊急サポートネットワーク事業など)について質問する予定です。ご意見を頂けるとありがたいです。また、可能ならどうぞ本会議を傍聴してください。日時は決定しましたらお知らせします。