わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

NPO法人クロスジョブ金沢訪問、所長の熱い思いに触れる

2012-09-05 13:20:22 | 福祉・社会保障
 9月4日、金沢駅西口(広岡3-1-25 YSビル1F ℡:076-208-3015)にあるNPO法人クロスジョブ金沢・就労移行支援事業所リエゾンを訪問しました。http://liaison501.web.fc2.com/
 所長の中山 肇さんは、私の2学年下の保育所時代からの幼なじみです。昨年の暮れ、40数年ぶりに再会した中山さんからNPO法人を立ち上げたいとの御意向を伺っていました。もっと詳しくお話を伺い、現場を見たいと思い、5月からスタートした事業所に訪問を申し出ました。
 私たちは、幼なじみとはいえ、学年も違い、お互いの存在を知っているという程度の知り合いでした。今回初めてじっくりお話する機会を得て、ほとんど2時間休みなく熱い思いを語る中山さんに内心驚きました。経営的にはまだ非常に厳しいとのことですが、この思いをぜひ軌道に乗せてほしいと思いました。

 クロスジョブ金沢は、障害者と企業を結び付けるため、自治体やハローワークなど協力機関と連携して事業を進めています。施設の主な利用者は発達障害者の方々。利用者の「働きたい」という思いに応えるため、職業訓練や個別面談、企業訪問などを実施しています。
 
 金沢駅西口、パークビルの横というとてもアクセスのいい場所にあることにまず驚きました。
 これには、中山さんの「障がい者と健常者が、街中で普通に共に生きる」との強い思いがあったからです。
 近くの金沢市企業局の食堂も利用するなど「内にこもらず外へ出る」ことを心がけているとのことです。


 中山さんは、養護学校の教員、民間企業、福祉施設で経験を積み、堺や神戸で障害者の就労支援が成功していることを知り、NPO法人立ち上げを決意したのでした。資格を持った優秀なスタッフをそろえ、サービス内容や経営状況もオープンにし市民の理解と協力を得るためにNPO法人にこだわったとのことでした。

 学校現場でも発達障害の子どもたちにどうかかわるかが大きな課題になっています。
 そして、その子たちが成長した時、就労により社会とかかわることを支援することは重要です。
 私にとって初めて知ることが多く、本当に勉強になりました。また、行政が果たすべき役割は何かなど、いろいろ考えさせられました。

「リエゾン」とはフランス語で「つながり」「架け橋」という意味です。
クロスジョブ金沢のコンセプト 「働く」への架け橋 「社会に出よう、社会で学ぼう。」

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1 コメント

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訪問ありがとうございました。 (中山 肇)
2012-09-05 14:43:50
昨日はお忙しきところご訪問賜り、心より感謝申し上げます。先生より沢山の励ましとアドバイスいただき、次回は3時間以上話し続けるパワーが生まれました。
真摯に、そして真摯に「共生の街つくり」の実現化のミッション達成にむけてクロスジョブスタイルで必死に進んでいきたいと思います。
これからもお支えください。ありがとうございました。
NPO法人クロスジョブ金沢「リエゾン」ホームページ
http://liaison501.web.fc2.com/
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