わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

沢田研二、脱原発を発信

2014-01-18 19:31:47 | 脱原発
時々、沢田研二のCD「Pray・Sawada kennji」を聴いています。収録されている4曲とも沢田研二の作詞で、いずれも東日本大震災・原発事故をテーマとし、昨年の3.11に発売されました。
一昨年の3.11には同じテーマで「3月8日の雲」を発売しています。
「あのジュリーが!?」との意外性はありますが、バラード調の楽曲とのびやかな歌声の中とともに歌詞の確かなメッセージがあります。
2008年には憲法九条にかけた「我が窮状」を発表しています。
年を重ねた今の沢田研二もかっこいい。

11.3福島原発告訴団・北陸緊急集会―福島では健康不安を口に出せなくなっている

2013-11-04 01:06:29 | 脱原発
11月3日(日)13:30~近江町交流プラザで表記の集会がありました。
テーマは「安全より金を優先」の東京電力をこのままにしてはおけません

◆地脇 美和さんの報告(福島原発告訴団事務局 「原発いらない福島の女たち」「子どもたちを放射能汚染から守る福島ネットワーク世話人」市民放射能測定所運営)

子どもの甲状腺検査で44人に異常が見られた。
白血病で亡くなったらしい、高校生が突然死したなどうわさ話で聞くが、きちんとした調査が行われていない。
子どもの鼻血が止まらない、アレルギーが悪化したという相談に対し、「心配しすぎ、花粉症、放射能との因果関係はない」と片づけられてしまい、不安を相談できない。

福島では「復興」機運の盛り上がりの中で、放射能による健康不安のことをいつまでも言っていてはいけないという圧力を感じる。
県外へ保養活動に出かけることも人目があり、人が集まらなくなってきている。
「夏休みキャンプ」「部活合宿、交流試合」などの名目にしてチラシを作成している。

給食の安全性についての説明会を要求しても却下される。
郡山市議会で「給食で食べさせれば風評被害は一掃できる」という乱暴な言い方も。

◆浅田正文さん(福島から避難)
福島から金沢へ避難している人は350人。最近は、関東地方からの避難者が多くなってきている。
福島から保養に来たお母さんたちは「福島を離れた金沢だから言いたいことが言える。福島では決して口に出せない。」
石川で福島県民を助け、支えるためには、志賀原発廃炉訴訟のサポーターになり、志賀原発の再稼働を許さず脱原発運動を進めることである。

「廃炉しかない!さよなら!志賀原発」集会

2013-10-02 18:21:06 | 脱原発
9月28日、さよなら志賀原発!ネットワークが犀川河川敷を会場として開催した「廃炉しかない!さよなら!志賀原発」集会に参加しました。
真夏を思わせる日差しの中、午後1時からのプレイベントとしてのアピールコーナーの後、集会へ。
私は、司会を担当しました。
ネットワークを代表して岩淵正明弁護士から情勢報告と決意表明、引き続き、県平和運動センター、堂下健一志賀町議、小浜市明通寺・中嶌哲演さん、反原発富山市民の会による連帯のあいさつ、北野進珠洲市議、菅沢富山県議による一言アピールがありました。
そののち、犀川川大橋から香林坊にかけてパレード。「廃炉」のカードを掲げ、沿道の市民にアピールしました。

戦争そして原発―国策で再び「棄民」に

2013-09-26 15:06:04 | 脱原発

9月25日付北陸中日新聞(東京新聞系列)1面

このタイトルを見て、もしやTさんでは、と思ったら、やっぱりそうでした。
Tさんは、満州引き揚げの経験者です。
原発事故により、浪江町から避難所を10箇所転々とし、現在、中通の本宮仮設住宅にお住まいです。元教員ということで昨年訪問し、そのあとも連絡を取り合わせていただいています。
怒りを込めて話す。「私は国策により二度、棄民になった。一度は戦争、二度目は原発事故で」

「これからもフクシマを忘れず、今週土曜日には脱原発集会をします」とメールしたところ、
「うれしい!そのようなニュースにパワーをもらえます」とのお返事が返ってきました。

「志賀原発を廃炉に!」サポーター募集の街頭宣伝

2013-09-15 00:23:27 | 脱原発
最近はフェイスブックばかりで、ブログはうっかりお休みしていました。少し前のものですが…

8月22日、武蔵が辻で「志賀原発を廃炉に!」原告団として、サポーター募集の街頭宣伝活動をしました。
福島から避難している浅田正文さんも参加されました。
人々の記憶の風化が懸念されます。フクシマを忘れてはならない、成長戦略としての原発推進策などもってのほかです。

志賀原発を廃炉に!訴訟 第5回口頭弁論

2013-07-26 00:19:50 | 脱原発
7月25日13:30~「志賀原発を廃炉に!訴訟 第5回口頭弁論」があり、その後、北陸会館で報告集会がありました。

北野原告団長:選挙結果にかかわらず再稼働阻止の運動を続けよう。
意見陳述人(古河尚訓・前白山市議):「倫理」で原発が止まるドイツと、「お金」で止まらない日本、同じ敗戦国でも、いつから違う道を歩み始めたのだろう。
弁護団陳述:地震動に起因する重要機器の破損の可能性について

次回は9月30日8月)13:30~ 被告側の反論が始まります。

原水爆禁止石川県民会議・記念講演「石川の食卓にのぼる放射能」

2013-05-26 01:41:11 | 脱原発
 5月24日、18:15~近江町交流プラザいちば館4F集会室で標記の会がありました。
 私は、教員時代に「非核・平和行進」に参加し、議員になってからは原水禁長崎大会へ2回団長として参加してきています。

 今回の記念講演は、共同代表の一人でもある加賀市の光闡坊住職佐野明弘さんによる「石川の食卓にのぼる放射能」というややショッキングなテーマでした。
佐野さんは、放射能の基礎的な知識を解説し、福島原発事故とチェルノブイリ事故の対応を比する中で、細胞分裂の盛んな子どもにとっての内部被曝の危険性を訴えました。 
 また、昨年秋から募金により購入した放射能測定器による「放射能測定室」を開設し、食品や堆肥類などを測定しています。
 石川ではほぼ大丈夫だろうというと私たちは思い込んでいますが、全国の物資が流通することにより、国の基準値を超える値が検出されたこともあるそうです。その場合は販売元に連絡し、全品回収されたそうです。そういったことはニュースにもならないことから、国民には都合の悪い情報が知らされていないのではないかと思います。

 被曝労働による白血病で壮絶な最期を迎えられた方の労災認定がおりました。被曝労働者がいない限り動かせない原発は存在すべきではないとおっしゃいました。

 事故から2年間、食品や線量は落ち着いてきたのではと思いがちですが、決してそうではありません。
 ドイツでは廃炉ビジネスによる新事業や雇用創出が生まれています。
 原子力規制委員会は、敦賀原発直下に活断層があるとの調査団の報告書を了承し、再稼働を申請しても廃炉の公算が大きくなりました。
 また、規制委員会は、大量の点検漏れが見つかったもんじゅの運転再開に必要な作業の停止を命じる方針を出しました。
 この流れを止めることなく、順次廃炉へと舵を切ることです。

さよなら!志賀原発ネット、県へ申し入れ

2013-03-20 11:30:42 | 脱原発
3月19日、「さよなら!志賀原発ネットワーク」として石川県へ申し入れをしました。
回答は、あいかわらずの国の動向待ち。県として「県民を守る」という意思は、残念ながら感じられませんでした。
滋賀県では、県独自に30kmにこだわらない」防災計画を策定しています。
国の原子力規制委員会でさえ「活断層の真上にある原発の稼働は認めない」との結論に至っているのに、それすら否定しようとする県安管協委員がいます。そして、その発言に対して誰も意義も唱えなければ疑問の声もあがらないのでは、この会はいったい誰の方を向いているのか、ということになります。


福島第一原発事故は一向に終息せず、先日も原因不明の停電事故、そして、東電による公表の遅れ。
フクシマを忘れないためにも、23日(土)に福島市で開催される「原発のない福島を!県民集会」に参加する予定です。

申し入れの内容は以下の通りです。

1.原子力防災計画について
 (1)原子力規制委員会に対し、以下の点を踏まえた防災指針の全面的な見直しを求めること
   ①被災住民や避難者、自治体職員等への聞き取りを実施し、従来の原子力防災計画が福島事故の際に機能したのか、もし機能しなかったならどのような問題があったのかしっかり検証すること
   ②放射能拡散シュミレーションをやり直すこと
   ③緊急防護措置準備区域(UPZ)の範囲を福島事故の現実を踏まえて、30kmより拡大すること
   ④避難の基準となる線量を下げること。
   ⑤妊婦、乳幼児などは被曝に対する感受性が高いことを考慮し、別途、避難基準を定めること。
   ⑥ヨウ素剤の配布範囲を拡大すること

 (2)県原子力防災計画を再検討すること(奥能登の孤立化対策、冬季の積雪時への対応など、実効性のある計画を)
 (3)実効性のある計画の策定が困難である場合は、志賀原発の運転を認めないこと

2.新「安全」基準について
 (1)福島第一原発の事故原因の徹底究明を優先させること
 (2)新「安全」基準(案)の撤回を求めること

3.原子力環境安全管理協議会および安全協定について
 (1)竹中会長と宮崎委員の罷免、および委員構成を全面的に見直すこと
 (2)原子力環境安全管理協議会のあり方を抜本的に改革すること
 (3)安全協定を抜本的に見直すこと

「さよなら!福島原発」石川県民集会のお知らせ

2013-02-14 23:47:43 | 脱原発
「私たちは、フクシマを忘れない」

と き:3月2日(月) 14:00~16:00
ところ:地場産センター本館2階
資料代:500円
主 催:さよなら!志賀原発ネットワーク

報告1 大河原 伸、多津子さん夫妻/大河原農場(写真)
     30年前より福島県田村市で有機農業を行ってきている。
     夫婦2人で劇団「赤いトマト」を結成。
     チェルノブイリ原発事故で衝撃を受け反原発の運動にもかかわる。
     3.11後顧客の多くを失うが、販売組織「壱から屋」を作り放射能の測定値を公表して販売する形で活動中。

報告2 阪上 武さん/福島老朽原発を考える会(フクロウの会)代表
     フクロウの会は、1995年から」東電の原発の老朽化、プルサーマル、耐震安全上の問題を訴えながら、原発のない社会を目指して活動。
     震災後は、原発の再稼働に反対しながら、福島の子どもたちを放射能から守ろうと、避難の促進や健康管理の徹底のために、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」などと連携しながら活動を続けている。