わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

金沢市の新年度予算内示、要望が実現へ!

2010-02-25 02:38:07 | 市議会
 先週までの寒さとは打って変わり、急に春らしい暖かさとなりました。
 2月24日、金沢市の新年度予算の内示があり、説明会がありました。市民の皆様の声をもとに私たちが要望し、本会議で質問したことがいくつか予算化されていて、とてもうれしくなりました。3月議会で承認を得なければならないので、当然まだ決定ではありませんが。

★学校図書館コーディネーターの増員により巡回回数倍増(08年9月議会、09年9月議会で質問)
★子育て支援について(09年12月議会で重点的に質問)
 ・「かなざわ子育て虹色クーポン」(2歳未満→就学前まで、3万円→4万円、親の負担軽減、親子のふれあい支援)
 ・「ブックスタート」(3ヶ月検診、絵本贈呈)(07年9月議会からたびたび)
 ・ファミリーサポートセンターの体制強化(08年12月議会から)
 ・病児一時保育の拡充(5→7施設)(08年12月議会から)
 ・放課後児童クラブの障害児受け入れ促進(09年12月議会、3人以上、市独自の加算)
★DVセンター機能を持つ「女性相談支援室」設置(08年3月議会で質問、この3月議会で質問予定)

 議員になり3年近くたち、要望してきたことが今回はかなり形になり、手ごたえを感じています。「子育て夢プラン」の改定時期と重なり、さまざまな施策の見直し時期と一致したこともありますが。ちょっと(かなり)元気が出て、これからもがんばろう、という気になりました。

ゆきこニュース6号発行、早く地域へお届けしたいけれど・・・

2010-02-25 02:04:03 | お知らせ
 2月10日、ゆきこニュース6号を発行しました。
 表紙は巻頭言「支え合いの社会へ」、P2~P3は市議会ダイジェスト(12月議会報告)、P4~P5は写真で活動を紹介する「わくわく活動日記」と「誕生日に思う」と題する「ゆきこ徒然日記」、裏表紙の「WITHともに生きる」は、女性消防隊員を紹介しています。

 遠くにお住まいの方へは郵便で発送させていただきましたが、地域へは手配りでと思っています。しかし、これがなかなか時間が取れなくて心苦しく思っています。今から3月議会の準備なので当分無理だなあと残念です。早くお届けしたい気持ちはやまやまですが・・・

 お天気の具合もあり、御所町1丁目だけでも5~6時間、御所町2丁目も同じくらい。お向かいの高田団地、山王1丁目、山王2丁目、東長江、・・・となかなか足を延ばすことができません。

 もし読んでみたいと思われる方は、コメントなどで連絡くださればお届けいたします。もちろん、無料です。

「マギーズセンター」から学ぶシンポジウム

2010-02-21 02:14:45 | 福祉・社会保障
 2月20日、13:00~北国新聞赤羽ホールで、北陸がんプロフェッショナル養成プログラム(金沢大学、富山大学、福井大学、金沢医科大学、石川県立看護大学) 市民公開講座
「がん患者さんの声からつくる支援のかたち~イギリスのマギーズセンターから学ぶ 環境・空間・ひと~」があることを新聞で知り、参加してきました。
 
 がんとともに生きる人が人間らしく生き抜くのを支えようと、金沢大学が県内の医療関係者やがん患者とその家族、市民グループ、行政、企業と一緒に「がん患者さん・家族の声からつくり支援のかたち」プロジェクトを立ち上げました。
「マギーズセンター」とは、英国の患者支援施設です。乳がんの宣告を受けた造園家のマギーという女性が、闘病中に欲しいと願った「患者や家族が気軽に立ち寄れ、自分を取り戻せる場所」をその遺族や医療・介護者が実現させた施設。病院の敷地内にあり、協力も得ながら、病院とは別の心地よい空間でがん患者の精神を支える。現在英国に6ヵ所。

 時間の関係上、後半のシンポジウムを聞けなかったことは残念ですが、前半の市民公開講座は大変意義深いものでした。
「いのちに寄り添う支援のかたちづくり」秋山 正子さん(白十字訪問看護ステーション統括責任者)
「マギーが求めた支援のかたち」 ローラ・リーさん(英国マギーズセンター統括責任者)
「マギーズセンターのしくみ」 サラ・ベアードさん(英国マギージセンタービジネス開発ディレクター)
「”自分らしい人生”を支える」田村 恵子さん(淀川キリスト教病院 ホスピス主任看護課長 がん看護専門看護師)

 中でも秋山さん(写真)と田村さんの講演には感銘を受けました。
 秋山さんは、長年にわたり、在宅においいてがん末期の方々の「いのち」に寄り添ってきた訪問看護分野の第一人者。実姉の末期がんの看取の経験から訪問看護に従事し、後に訪問看護事業などを行う会社を設立。在宅ケアの中にボランティアが活躍する場を増やす活動、聞き書きの導入、「30年後の医療の姿を考える会」など社会活動も多数。

 徹底して患者さんに寄り添って情報提供し、相談に乗り、自己決定を尊重する、その姿勢は、自分か患者ならこうしてほしいという理想のケアです。しかし、そこまでとことん患者の立場に立つには、理想や使命感だけでは不可能で、時間的・精神的ゆとりがぜひとも必要だと思います。もちろん、専門職としての資質・能力は当然必要ですが、講師の職場ではそのような対応ができる人的配置がなされているのか知りたかったです。
 そして、そのことは、教員、保育士、介護職員等、ケアやカウンセリングマインドが必要とされる職種に共通のものだと思います。

映画「カティンの森」に圧倒

2010-02-21 01:21:44 | その他
 2月15日、栃木県視察のために前泊しました。神保町の岩波ホールで話題の映画「カティンの森」を午後6時半から上映していたので観ました。目をそらしてはならない重い史実について、それらに翻弄される人物を通して描かれた重厚なドラマです。

 いろいろな新聞や雑誌で取り上げられていたので観たいと思っていたところ、チャンスがありました。そのうちシネモンド金沢でも上映されると思います。

 1980年代、「大理石の男」「鉄の男」といったアンジェイ・ワイダ監督の作品を観ましたが、それ以来久しぶりです。前評判通り、ポーランドの巨匠、83歳のアンジェイ・ワイダ監督の渾身の力を込めた、彼の作品群の集大成といえるでしょう。

 ポーランドの現代史で最大のタブーとされてきた1940年のカティンの森事件。第二次世界大戦の初期、ナチス・ドイツの侵略に引き続いて、ソ連軍の侵攻をうけたポーランドで、1万5千人にも達するポーランド将校が捕虜になり、虐殺される。独ソ両大国に交互に蹂躙され支配された弱小国にあって、ひたすら捕虜の生存とその帰還を待ちわびる近親者の救いのない成り行きを、冷酷なまでに丹念にたどる。

池袋でビッグイシュー購入

2010-02-21 00:49:10 | その他
 2月17日、栃木県茂木町視察のため前泊し、池袋駅からJRに乗りました。池袋駅周辺でビッグイシューの販売があったので、購入しました。

 電車の中で読みましたが、薄い冊子ながら、読みやすく、その内容もとても充実しています。

 今回の特集は「日本ミツバチが日本の自然環境、農業を救う」という元気の出る内容でした。先々週は子育て農業応援団のセミナー、先週は有機農業のセミナーに参加し、今回は循環型農業の視察というときにタイムリーでした。

 ミツバチ不足が問題になっているが、これは、明治以降に移入された西洋ミツバチ。病気に強く天敵のオオススメバチにも強い日本ミツバチに注目が集まっている。

 「石油系農業から生態系農業へ 養蜂家は人間社会と自然の触媒役」養蜂の伝道師 藤原 誠太さんに聞く  
 独自に開発した飼育方法を全国に伝道するのが藤原さんの目標。限界集落、特に島々や半島の先端は養蜂にすごく向いている。農薬がミツバチの方向感覚を狂わせ巣にもどれなくしたことからミツバチの大量死を招いた。

「銀座ミツバチプロジェクト」
 銀座の真ん中のビルの屋上で西洋ミツバチの飼育が始まった。銀座にはハチミツの密源となる樹木が意外に多い。昨年は800kgのハチミツが採れた。ハチミツはカクテルやマカロン、マドレーヌなどに姿を変えて話題を呼んだ。
 ミツバチは生息できる環境条件が限られた「環境指標性物」でもある。少量の農薬を浴びただけでも生きていけなくなる。人間に周囲の環境を教えてくれる貴重な存在。銀座では、ビルの屋上で無農薬野菜を育てる取り組みが広がりつつある。

栃木県茂木町視察ー循環型農業

2010-02-20 23:16:36 | 食の安全・農業
 2月16日、栃木県宇都宮市の近くにある茂木町へ「循環型農業」について視察に行って来ました。東京の池袋からJRを乗り継ぎ、1~2両編成の浅電のような真岡(もおか)鉄道に揺られ3時間余りかかって到着しました。茂木町は人口1万6千人の自然に恵まれた山間の町です。

     「人と自然にやさしい農業をめざして」(パンフレットより)

 茂木町は「美土里館」を核として、これまで不要なものとして扱われてきた廃棄物や地域の未使用資源のリサイクルを進め、自然の持つ循環システムとの共生をめざします。
1、環境保全型農業の推進
2.ごみのリサイクルの推進
3.農産物の「地産地消」体制の確立
4.森林保全の推進

<美土里たい肥の特徴>
 5種類の原料(生ごみ、牛糞、枯葉、もみがら、おがこ)を多量の有益微生物により105日以上じっくり発酵させた良質なたい肥です。においもせずさらさらしています。
1t:5,000円 36L(10kg):500円

 写真の右側は「原料投入棟」、左側は「円形発酵撹拌棟」です。ゆっくり撹拌することで発酵を促します。

 生ごみは、ラップ等たい肥にならないものは入れずに分別し水を切り、とうもろこしが原料の分解しやすい指定の袋に入れて出します。生ごみ焼却費用も削減されます。

 糞尿の野積み規制が平成16年11月より始まったこともあり、その処理もかねてプラントを建設したそうです。乳牛は1頭あたり毎日60kgの糞尿をするそうです。酪農家は1戸当たり50頭くらい飼っているので、毎日3tの糞尿を処理しなければならない。(大変!)酪農家に糞尿をためる容器を貸し出し、定期的に回収しているそうです。

 枯葉は周りの山にたくさん落ちています。15kg入りの袋に集めると、美土里館に400円で購入してもらえるそうです。高齢者の方がこの仕事を始めることにより、1日約8千円の収入になり励みになったそうです。また、体を動かして働くことで、医療費も抑制されたそうです。

 間伐材ややっかいものの竹も細かく粉砕することで、発酵し良質なたい肥の原料となります。15tの原料が2.5tのたい肥に変身するそうです。

 このたい肥で作った米は甘いと評判。たい肥を2年間入れた稲の根は、科学肥料だけで育てた根と比較すると2倍も多い。根の張りが違うと栄養の摂取量も違うし、台風が来ても倒れにくい。作物が元気に育つため、農薬を減らすことができる。

 このようないいことづくしの循環型農業がどうしてもっと広がらないのか!?

 プラントの建設費用、生ごみ等の回収システム、需要と供給のバランス等いろいろあるかもしれませんが、これからは、持続可能な循環型・環境保全型の農業へと転換すべきであると思います。

山王町1丁目壮青年会、奉灯披露

2010-02-14 23:10:52 | 地域
 1月24日、県産業展示館で行われた「全国丼サミットいしかわ2010」において、山王1丁目壮青年会が奉灯を披露されました。このような大きな奉灯を組み立て、解体するというのは、とてもエネルギーのいることです。

 新興住宅地でありながら、地域づくりのために力を尽くされる方がたくさんいらっしゃって、地域の強いきずなが感じられます。

 この奉灯は解体しても収納するスペースがなくて困っていらっしゃいます。せっかくの町民の心意気を生かす方法がないか模索しているところです。

山王町第一町会新年会で

2010-02-14 22:59:50 | 地域
 1月17日、山王町第一町会新年会が「ゆめのゆ」であり、参加させていただきました。
 山王町第一町会では、夏祭りもとても盛大に行われていますが、新年会もたくさんの方が参加され、とても盛り上がっていました。

 写真の真ん中は坂井町会長さんです。とてもまめに町会のお世話をなさり、ITもお強い方です。
 左は七尾在住の歌手の「岬 ゆたか」さんです。夏祭にも来ていらっしゃいました。町会の方はカラオケでプロの岬さんとのデュエットを楽しんでいらっしゃいました。

湯涌地区土砂崩れ現地・採石場視察

2010-02-14 21:31:32 | 視察・研修
 1月22日夜に発生した湯涌地区上山地内の土砂崩れ現地を、社民党金沢地区の議員団(平田誠一、盛本 芳久、森 一敏、山本 由起子)で12日視察しました。被害家屋のある道路に面した部分だけでなく、その上の採石場の保水力低下と因果関係があるのではないかと採石場の視察も申し入れてきました。民間の採石場は県が設置許可したため、県が視察を受け入れるまで時間がかかりました。

 現地には市の防災管理課、農業総務課、森林再生課、県の河川課、森林管理課、森林土木課、環境課、県央土木総合事務所、県央農林総合事務所の職員等、多数の説明員、そして、マスコミの多さにびっくりしました。

 土砂が押し寄せてきたため避難されている家屋、墓石をなぎ倒した現場を視察しました。当時の土砂崩れの惨状が想像できます。

 現在、土嚢を積んだり、わき水を排水したりする応急工事はほぼ終了したとのことでした。センサー付き伸縮計や土石流センサーのワイヤーが取り付けられ、わずかな土石流でも感知しパトロールライトやサイレンで危険を知らせる装置も設置されていました。

 そのあと、戸室石の採石場に上がりました。採石場といっても「石切り場」ではなく、土の中に埋まっている戸室石を掘り出しています。県の許可を過去5回更新し12年にわたり採石が行われてきました。航空写真で見ると、この部分の森が伐採されて「はげ山」のようになっていることがわかります。保水力が十分だったか疑問が残ります。雨水や雪解け水をためる「洪水調整池」の容量は県の許容量ぎりぎりだったそうです。現地で県の担当者は、わき水はすべて崩落斜面の反対側に流していると説明しました。

 報道によると、県は5日、「発生前の融雪と降雨による自然災害が考えられる」との見方を示したとあります。原因調査を行い、二度とこのような災害が起きないような対策が必要です。

山本ゆきこ新春パーティ、ご出席くださった方々に感謝

2010-02-14 20:49:34 | その他
 2月14日11時から白鳥路ホテルで、私の後援会総会ともいうべき「山本ゆきこ新春パーティ」が開催され、たくさんの方々にご出席いただきました。議員になってから3回目の総会ですが、今回は地元の方にもたくさんご出席いただき、本当にうれしかったです。

 プロジェクターの映像を交えながら1年間の活動を報告させていただきました。ご出席いただいた方々からは、温かいお励ましの言葉とともに、さまざまなご要望もいただきました。頂いたお声を大切にし、これからもがんばっていこうと思っております。

 写真は、退職した女性の先生方です。趣味に地域活動に、常にパワフルでいつまでもお若い方々で私もぜひ見習いたいものです。議会の傍聴にいつも駆けつけてくださり、力強くお支え頂いております。