わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

連続した教員の不祥事への対策について教育長へ申し入れ

2010-09-25 00:52:31 | 教育
 報道でご存知かと思いますが、8月以来、市内で教員による逮捕に至る不祥事が連続して起こりました。子どもを指導する立場の者が決して犯してはならない行為であり、教育に対する信頼を著しく損なったその責任は厳しく問われなければなりません。かつて教員であり、今も学校現場とかかわり続けている私にとっては、大きな衝撃を受けると同時に、このような事態を二度と起こさないような根本的な解決策を是非とも真剣に追求しなければならないと痛感しています。9月24日、会派として、浅香教育長にこれらの事件を受け、対策についての申し入れを行いました。
 教員の不祥事の少し前に市職員の不祥事も連続しました。これは決して偶然ではなく、共通する背景があるのではないかと考えます。

 以下、申し入れの文書を転載します。

                            2010.9.24
金沢市教育委員会
  教育長 浅香久美子 様
                        金沢市議会会派社民
                          団長 平田 誠一

        連続した教職員の不祥事への対策に関する申し入れ

 この夏以来、金沢市立小学校に勤務する教職員が、教育並びに教職員の信頼を失墜させる不祥事によって、連続して逮捕されるという事態に直面している。市民社会の基礎であり未来への希望であるべき教育に携わる者が、自身の職責と社会的な信用を貶める行為に走ったことは、極めて残念であり、酌量の余地はない。その責任が厳しく問われることは論を待たない。
 しかしながら、同時に、こうした事態が連続したことをどう受けとめていくか、服務監督者である金沢市教育委員会は問われている。それと共に、市民の付託を得て教育条件整備に責務を負う私たち議会議員もまた、そのことが問われていると痛感している。
 こうした事態を招く度に、厳正な処罰が求められ、厳しい行政処分と再発防止のための訓辞、指導が繰り返されてきた。しかし、こうした一方的な指導監督がどこまで有効であろうか、疑問を感じざるを得ない。
 学校現場の教職員もこの度の事態を深刻に受けとめているはずである。私生活上とは言え、社会的規範から逸脱した行為がなぜ教職員から生じてしまうのか、問いかけているに違いない。その背景としての学校の置かれた状況、日々の教育活動、さらには生活をも含めた様々な思いが渦巻いている。皆、生身の人間である。
 金沢市の教育がこの事態から立ち直って行くには、教育行政と現場教職員とが、胸襟を開いて対話することが極めて重要であると思う。綱紀の粛正を求めることは当然であるが、同時に、現場に降りて、現場の思いに傾聴することに是非とも努めて頂きたい。教育行政と学校現場教職員との信頼関係にもとづく共同作業が必要である。問題解決への新たな士気がそこから生まれるものと確信する。
 以上、浅香教育長の見識ある対処に期待を込めて申し入れとする。

「ミツバチの羽音と地球の回転」鎌仲ひとみ監督のトークイベント

2010-09-22 23:57:24 | 環境・エネルギー
 9月20日(月祝)、金沢シネモンドで、エネルギーと環境をめぐる新作ドキュメンタリー「ミツバチの羽音と地球の回転」の劇場公開に合わせて、鎌仲ひとみ監督のトークイベントがありました。

 「ヒバクシャー世界の終りに」「六ケ所村ラプソディー」に続くシリーズ第三部は、対岸の原発建設計画に揺れる瀬戸内・祝島と、自然エネルギーに転換したスウエーデンから、持続可能社会のあり方を探った完結編です。


 <パンフレットの監督によるイントロダクションから>
・・・もう40年以上も日本のエネルギー政策は原子力を強力に推進し続けている。そのような大きな力にどう向き合うのか、私たちは今こそ未来のエネルギーを選択しなければならない。それゆえ「ミツバチの羽音と地球の回転」はこの一連の作品の中で唯一、はっきり希望を描いた作品になった。もう一つの未来は選択できるということだ。その選択する力は祝島の人々が自分が生きる土地と環境を愛し、守ろうとするその意志と、スウエーデンで持続可能な地域を自分たちの手で作ろうとする人々の取り組みとに集約されている。・・・

 2時間余りのドキュメンタリーでしたが、思わず引き込まれて観てしまいました。その後の監督のトークからも、映画を通じて意図したいことがダイレクトに伝わってきました。鎌仲監督は、とてもエネルギッシュで魅力的な人でした。250時間のフィルムを2時間に編集し、500人のカンパによって実現した映画です。シネモンドで10月1日(金)まで上映しています。ぜひご覧になることをお勧めします。

御所にクマ出没!

2010-09-15 23:41:20 | 地域
 やっと、朝夕、めっきり涼しくなりました。 
 9月14日(水)、本日から3日間、市議会の一般質問です。

 昼食時に、市の危機管理官監から、私の住む御所の入り口あたり、星稜高校野球場近くに「クマが出没している」との情報が入り、びっくりしました。
 御所ニュータウンの奥の森林にクマが出没したとのニュースはありましたが、バス通りの街中(?)に出るとはびっくりしました。

 その後、石川県白山自然保護センター職員が麻酔銃で眠らせ、クマを檻に収容、犀川上流へ搬送、被害はなしと聞き、ほっとしました。
 身長70㎝、体重30㎏のオスの子グマだそうでしたが、もう親から自立した頃でしょうか?親クマは探していないでしょうか?
山に食糧がなくなったのでしょうか?里に下りてこなくても済むようにと願います。
(写真は、北国新聞掲載のもの)

9月議会の予定が決まりました!ー5回連続質問に立つことになります

2010-09-14 13:21:27 | 市議会
 やっと猛暑もひと段落でしょうか?

 9月議会は明日から3日間一般質問です。私の質問予定は17日金曜日2番目なので、たぶん10時40分ころからです。よろしかったらどうぞ傍聴にお越しください。

 毎回質問事項を決め、質問にまとめるために苦労していますが、昨年の9月議会以来、毎回質問に立つことになりました。
 まだまだ、拙い内容ではありますが、市民の負託にこたえるために、といろいろな所へ出かけ、いろいろな方からお話を聞いて、勉強の日々です。
 今年の夏は、児童虐待、高齢者の所在不明問題と、「人々の暮らしや命を地域でいかに支えるか、そして、行政は何をすべきか」ということについて、考えさせられました。

今回の質問事項は次の通りです。

1.児童虐待防止について
 またもや大阪で幼い姉弟が食事もろくに与えられずに置き去りにされたため、寄り添うように亡くなっていたという、胸の痛む事件が起こりました。
 昨年度の虐待に関する相談内容の状況、具体的な対応について尋ねます。
児童相談所は、子どもの安全のために親子を引き離す権限と、親の信頼を得ながら指導・支援するという相反する役割を果たさなければならないという立場にあります。児童福祉司の担当件数は約100件といわれ、米国の20件とは大きく異なっています。件数の増加、内容の深刻化に伴い、児童福祉司の負担が増大しています。国において配置基準の見直しが求められますが、金沢市においてはどのような対応を取っているのか質問します。

2.子育て支援について
(1)ブックスタート事業について
  いよいよ10月から事業がスタートします。具体的な運営内容、金沢市ならではの特色、そして、この事業に寄せる期待について質問します。
(2)ファミリー・サポート・センター事業について
 子育て支援緊急サポート・ネットワーク事業が来年3月をもっと終了することから、病児・病後児保育機能を、ファミリー・サポート・センター事業が担える見通しについて尋ねます。

3.「富山型福祉サービス」について
 「富山型福祉サービス」とは、小規模多機能をキーワードに、共生社会の実現を理念として、高齢者・障害者(児)・幼児を同じ施設で同時に受け入れるという特徴を持っています。かつての大家族のように、いろいろな人がいることでお互いに良い影響を受けることができるということで、富山から始まり、今では全国に広がりつつあります。
 このような「富山型福祉サービス」についての見解を問い、金沢市でも導入する考えはないか問います。

4.地域の見守りについて
 この夏は、高齢者の所在不明問題が大きな問題になりました。
 住民の安否確認は、行政だけでできるものではなく、地域の民生委員さんたちの力に負うところが大きいものです。高齢化の進展に伴い、民生委員の担い手不足も懸念されるが今後の対応について尋ねます。
 また、木越団地で結成された「おせっかい隊」についての評価なども尋ねます。

「雇用とくらし、何でも相談」のお知らせ

2010-09-05 21:52:35 | 雇用・労働
 9月11日(土)午後1時~4時 労災会館2F 第1研修室で、社民党主催の「第3回 雇用とくらし、何でも相談」を行います。

 弁護士、社会保険労務士、自治体議員が、労働・生活相談に対応するとともに、職場の労働条件の改善などにも取り組みます。無料で秘密は厳守します。お悩みのある方はどうぞお気軽に相談にお越しください。

 9月3日(金)8時から、鳴和のハローワーク前でこのお知らせのチラシ配布と街頭宣伝活動を行いました。

 6月の完全失業率は5.3%、おととし10月以降に仕事を失った非正規労働者全国で28万5千人、石川では約3,500人と、依然厳しい雇用情勢が続いています。

 製造業派遣の原則禁止などを盛り込んだ労働者派遣法改正案は4月に衆議院で審議入りしましたが、鳩山首相退陣で継続審議、7月の参議院選で過半数割れとなり、9月の臨時国会で審議予定ではあるものの、成立の見通しは立っていないとのことです。

 派遣業界には規制案が見直されるとの期待があるそうですが、派遣労働者をこのままでの状態で放置することは許されるものではありません。

猛暑にもめげず咲き誇る花

2010-09-02 23:20:07 | 花・猫
 我が家の玄関の花は、猛暑にもめげず元気に咲いています。暑さに強く、手間のいらないものばかり植えているのですが。

 シソの仲間のコリウスは丈夫で私のお気に入りです。真ん中の芯の伸びた部分を摘んで挿すとすぐ根付いてすくすく育ちます。また、摘芯することで、脇芽が育ち、葉がこんもりとなります。

 ボーチュラカ(はなすべりひゆ)も摘芯しそれを挿すと根付くので、私のお気に入りです。

 ここのところ持病の肩こりに悩まされていましたが、今夜(9月2日)、4か月ぶりに夕日寺小学校で行われているヨガ教室に参加することができました。汗ばむくらいの動きで、肩こりが楽になりました。通信の原稿など、パソコンに向かうことが多かったので、肩こりを引き起こしてしまったのでした。

猛暑にチャッピーもぐったり

2010-09-02 22:54:56 | その他
 この夏(6~8月)の平均気温は観測史上最高の暑さだったそうです。
 我が家のメタボ猫チャッピーはそれでも外に出たがりますが、家の中にいるときは床の上にぐったり寝ていたり、写真のように無防備にもおなかを上にして寝ています。

 本当にこの暑さには参ってしまいます。高齢者を中心に熱中症で亡くなられる方も続出しました。

 9月1日、夏休みが終わり、子どもたちが学校へ戻ってきました。
 教室にはもちろんエアコンはなく、教室いっぱいに子どもたちが座ると、その熱気たるや汗が滴り落ちるような気がします。最近は耐震化構造の教室が増え、廊下側に窓がほとんどなく、一層風通しが悪くなっています。

 と、テレビのニュースで、東京都の小中学校の教室の冷房率は67%、23区に限ると95%との報道があり、びっくりしてしまいました!
 金沢市では、パソコンルーム、音楽室や図書室はかなりエアコンが設置されていますが、保健室での設置率も低く、一般教室では皆無です。また、職員室も設置率もまだ半分くらいでしょうか?夏休みも教職員は毎日出勤しておりますが、職員室は風通しも悪く、パソコンからの排熱で暑く、仕事の能率も上がらず、体調を崩す人も出ています。

 亜熱帯化しつつあるかのような日本の気候。それに対応するような手立てが必要です。