わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

充実したドイツ視察から帰国

2012-02-21 23:31:22 | 視察・研修
 2月12日から19日までドイツへ行政視察に行ってきました。ベルリンで6連泊しました。ドイツでは厳冬(つい最近ー18℃)の時期を脱したとはいえ、最高気温0℃~4℃、連日曇り空から粉雪が舞い、その雪がいつまでも解けない寒さで、防寒が欠かせませんでした。また、食べ物のボリュームが大きいことに圧倒されっぱなしで、その割に値段が安いことはうれしかったです。連日てんこ盛りのスケジュールで、実に充実した視察となりました。

 視察団は教組出身の議員を中心とした7人です。企画の中心は同僚議員の森 一敏さんです。

 テーマは「ドイツから脱原発と戦後補償政策を学ぶ」
 脱原発法のロードマップを再確認したエネルギー政策と、ナチスの戦争犯罪被害者への個人賠償を制度化した『記憶・責任・未来』基金に代表される歴史認識と戦後補償政策から学ぶことを主たる目的とする。

 ベルリン郊外にあるザクセンハウゼン強制収容所の視察をしました。アウシュビッツ以外にもこのような強制収容所がたくさんあることを全く知らなかったことに愕然としました。そして今なお加害責任から目をそらすことをしないドイツと日本との違いについてもつくづく考えさせられるものがありました。 
 風力発電を積極導入したエネルギー村を視察した際には、ドイツの主要メディアが取材に来ました。

 報告したいことはたくさんあるのですが、23日から25日まで東京、26日は私の後援会総会、そして、3月議会の準備と続き、なかなか思うにまかせません。
 とりあえず、元気に帰国した報告をします。写真はおなじみのブランデンブルグ門前で。撮影は写真を趣味とする古河白山市議です。

2.25「さよなら!志賀原発」集会・講演のお知らせ

2012-02-11 04:21:58 | 環境・エネルギー
 標記の講演が下記の要項であります。関心のある方はぜひご参加ください。

・講演「地震で壊れた福島原発ー原発技術者が語る真実ー」
   後藤 政志さん(元東芝社員 原子炉格納容器設計者)
・日時 2月25日(土)13:00~15:00
・会場 教育会館3Fホール(香林坊大和裏)
・街頭署名 15:00~16:00

 なお、社民党金沢として、本日12:00~香林坊アトリオ付近で脱原発街頭署名を行います。14:00~教育会館で「聖戦大碑撤去の会総会・記念講演」が行われます。
私は、本日17時の電車で関空へ向かいます。ドイツ視察の準備はまだまったくしていないので、このあと少し眠った後、準備にかかろうと思っています。帰国は19日です。その間、ブログはお休みします。

3.8国際女性デー石川県集会のお知らせ

2012-02-11 04:03:39 | お知らせ
 私は、国際女性デー石川県集会の実行委員をしています。今年の講演の講師は、11月に行われた金沢市のDV防止啓発事業でお呼びしたNPO法人パパジャングル理事長・荒牧 仁さんにお願いいたしました。父親の暴力に苦しんだ経験から、父親が子育てにかかわることの大切さを伝えていらっしゃいます。壮絶なまでの家庭における父親の暴力から、今は、「子どもが大好きなパパ」として、積極的に子ども支援の活動に東奔西走していらっしゃいます。
 まさしく「DV家庭で育つことは、子どもにとって精神的虐待である」と思いました。また、そのような経験を持ちながら、あの明るさや子どもへの愛情はどこから来るのだろうとも不思議に思いました。市主催のシンポジウムで講演をお聞きし大変感動し、その場で標記の会での講演の仮予約をさせていただきました。
 どなたでも参加できますので、お一人でも多くの方に参加いただきたいと思います。
 
・日時 3月8日(木)18:00~20:00
・場所 労済会館3Fホール(金沢市西念1-12-22)
・講演 「DVに苦しんだ30年間、今、パパジャングルの活動へ」
     NPO法人パパジャングル理事長 荒牧 仁さん
・参加費無料

ゆきこニュース第10号ができました!

2012-02-10 04:33:16 | 市議会
 2月10日、私の通信「ゆきこニュース10号」が完成し、ご支援いただいている方の元へ発送作業をしました。
 年末から何度か編集会議を開き、ようやく完成したものです、地域へはこれから配布になりますが、雪もあり、なかなか思うように進まないかもしれません。ご希望の方がありましたら、どうぞご連絡ください。また、ごらんになられて、ご質問やご意見、ご要望がありましたら、どうぞおよせください。

鈴見台の土砂崩れ

2012-02-10 03:59:07 | 市議会
 2月7日午前5時ごろ、市内鈴見台4丁目の住宅地で市道下の斜面が崩れているのが発見されました。人の住んでいないプレハブ小屋が半壊し、土砂は斜面下の鈴見台2丁目の民家敷地や市道に流れ出ました。けが人はなかったものの、付近の4世帯が一時自主避難しました。
 この付近には私が材木町小学校勤務時代の教え子の家もあるので、8日の朝、現場へ様子を見に行きました。写真は市道の路肩が崩れた部分から土砂が流れた方向を撮影したものです。ガードレールが壊れ、桜の大木2本が根こそぎ倒れていました。雨は降っていたものの、このような事態までになるとは予想していませんでした。被害にあわれた方や避難された方は、ずいぶん不安なことだったと思います。
 市は崩落原因を「とけた雪で重さが増し土砂が崩れた。その際、道路側溝部が破損してそこに水が流入し、さらなる崩壊につながった」とみている。8日午後に大学教授と現地調査し、応急処置の追加措置や今後の本復旧に向けた検討を行うとしています。
 現地調査をした金沢工大川村教授は、気温の急上昇による雪解け水の流入がおもな要因と分析し、再発防止策として「水を外に排出する設備が必要になる」との見解を示したそうです。崩れた箇所は、高い場所から切り出した土を盛った「盛土」で、水に弱い特徴があるそうです。

 金沢市は起伏の多い地形であることからがけ地がたくさんあり、土砂崩れ危険箇所は536か所と実に多い現実があります。今回崩落した斜面下も昨年3月、特別警戒区域と警戒区域に指定されていました。しかし、斜面の整備などには5~10%の地元負担があり、整備もあまり進まず、全体の3割ほどにとどまっています。
 土砂災害には、わき水増加や小石の落下、河川水や井戸水の異常な濁りなどの前兆が見られるそうです。

ついに「iPad2」を買いました!

2012-02-10 03:48:19 | その他
 2月4日(土)、念願の「iPad2」を手に入れました!
 ITには本当に弱い私ですが、「iPad2」などの端末タブレットについては、老眼の目にもやさしく使いたいとかねてから思っていました。スマホは老眼の身には全く興味がなかったのですが、これならと珍しく興味をそそられていました。
 同僚の盛本県議がプレゼンに、資料提示に便利に使いこなしているのを見て、ついにゲットしました。まだまだ使いこなせないのですが、今回のドイツ視察にも持参するつもりです。GPS機能もついていて、地図を自由に出せることが、方向音痴の私にとってはうれしいことです。
 2月26日(日)に予定している私の後援会総会の活動報告では、これを使って映像を提示したいと思っていますが、果たしてできるかな・・・?

「放射線の健康影響」講演のお知らせ

2012-02-10 03:30:44 | お知らせ
 石川保険医協会 第38回総会記念講演「放射線の健康影響」 
 講師:矢ケ崎 克馬氏(琉球大学名誉教授)
(2011年5月、衆議院科学技術特別委員会に参考人招致され、内部被ばくについて説明された方です。)

・日時 2月19日(日)10:00~12:00
・会場 ホテル金沢 4Fエメラルド
・参加費 無料
・事前にお申し込みください。電話:0762-222-5373 Fax:076-231-5156
・主催 石川県保険医協会

 11月11日(金)消団連主催の消費者大会での「食品と放射線」についての唐木氏の講演は、「放射線の健康への影響はそんなに心配ありませんよ」という内容で私にとっては、受け入れがたいものでした。この講演の講師は、原爆症認定集団訴訟で「内部被ばく」について証言を行った経歴もあり、ぜひ拝聴したいと思っています。ところが、私がドイツ視察から帰国する日であり、残念ながら参加できません。関心のある方はぜひお申し込みください。

「飯館村酪農家の叫び」ー「2.8反戦平和を考える青年女性集会」で

2012-02-07 00:54:31 | 環境・エネルギー
 2月6日(月)、18時から、教育会館で「2.8反戦平和を考える青年女性集会ー自衛隊機墜落抗議43周年ー」で標記の講演がありました。会場はたくさんの参加者でいっぱいで、準備した資料が足りなくなっていました。参加を呼び掛けた組織からだけではなく、一般市民、マスメディアも駆けつけていました。
 2.8集会は、1969年2月8日、金沢市泉2丁目の住宅街に航空自衛隊小松基地のF104ジェット戦闘機が墜落、爆発して炎上した事件を風化させないために毎年開催されています。死者4名、負傷者18名、14戸全焼、10戸半壊、被災者114名の大惨事でした。悪天候にもかかわらず訓練飛行を強行した背景には、対ソ連・中国の前線基地としての軍事演習の強化・過密状況があったといわれています。

 記念講演の講師は、福島県飯館村の酪農家・長谷川 健一さんです。福島第一原発から約40㎞の飯館村は、風向きにより、放射線量が高くなったことから、村全体が計画的避難区域となりました。長谷川さんは、大多数の住民が避難した今も村に残り、見回りを続けています。
 長年、飯館村で酪農を営んできた長谷川さんは、4月末、酪農を「休止」するという苦渋の決断をしました。出荷制限のため、原乳を絞っては捨てざるをえない日々。わが子同然に育ててきた牛に、十分なえさを与えることもできず、次第にやせ細り、結局別れなければならないという現実。
 長谷川さんは、飯館村前田地区区長、福島県酪農農業協同組合理事として、住民・酪農家を守るために、その先頭に立って体を張って奮闘されてきました。

 SPIIDIの情報を知らせずに住民に無用の被ばくをさせたことに怒りを爆発。
 事故直後ジャーナリストを集めてさまざまな情報を集めた。チェルノブイリ、スリーマイル島、劣化ウラン弾等々、20年後の飯館村を予想するために。
 御用学者がどんどん村に入り、「大丈夫、心配ない」を連発。「こんな高い線量の所に人が住むなんて信じられない」と主張する学者もいたが。
 村長は、村を守る、村が誘致した企業を守る、ゴーストタウンにしたくないという方針だった。しかし、村人、子どもが被爆しているのだ。命が大事か、村が大事か。
 除染と言うが、効果はないと思う。村長はあくまで除染して村を守りたいというが、村を出ていく選択肢も保障しなくてはならない。

 長谷川さんの主張は、福島弁も交えながら、本当に「酪農家としての叫び」でした。
 将来、福島出身ということで差別を受けないか心配である。
 差別のない社会をつくってほしい。そして、この事故を決して風化させてはならないと締めくくられました。

 絞った原乳を捨てる日々、わが子同然の牛との無念な別れ、壁に遺書を残して自殺した酪農家、牛舎につながれたまま餓死させられた牛の屍などの映像が次々と映し出されました。
 脱原発運動を「センチメンタリズム、ヒステリック」と称している石原東京都知事。
 酪農に命をかけて村づくりをしたにもかかわらず、今その生業を絶たれ、日常生活と未来を奪われた人々の悲痛な叫びが届いていないのか?!

 長谷川さんは近々「原発にふるさと追われて」と題する著書を発行予定だそうです。

昨日に続く脱原発街頭署名ー寒気もゆるみ、人出も多く

2012-02-05 18:17:25 | 環境・エネルギー
 2月5日(日)13:00~14:00武蔵が辻エムザ前で脱原発街頭署名・宣伝活動を行いました。高田町会の寿会の新年会もそこそこに武蔵が辻へ駆けつけました。今日は、昨日よりもさらに寒気がゆるみ、コートなしでも大丈夫でした。
 近江町市場界隈は観光客をはじめ、たくさんの人出でした。署名に応じてくださった方は、市内・県内のみならず、遠方からの方も多かったです。
 その帰り、ご近所の方にお会いしたところ、「昨日、脱原発の街頭宣伝をしているのを道を挟んだ向こう側で聞いていましたよ。女性の声でどなたかと思って聞いていたら、最後に山本さんだとわかったんです。もっと早くから分かっていれば署名したのに・・・」と言われました。さっそく、その場で署名をしていただきました。スーパーで知り合いにお会いし、またまた署名をお願いしました。
 来週は11日(土)12:00~13:00アトリオ前で行います。この日の夕方、ドイツ視察の前泊のために関空へ向かいます。ドイツ滞在中の土・日3回は活動ができないので、ぎりぎりまですることにしました。

楽しみなドイツへ行政視察

2012-02-04 23:15:01 | 視察・研修
 2月12日から19日の予定で、教員出身議員を中心とした7名でドイツへ視察に出かける予定です。テーマは「脱原発・環境エネルギー政策と戦後保障政策を学ぶ」です。同僚議員の森 一敏さんが事務局を引き受けくださり、自前で企画した視察です。ドイツの行政機関の視察については、手続き等に手間取り、なかなか大変なようです。
 厳冬時期であり、ベルリンの最近の最高気温はー5度、最低気温はー10度といったところです。私にとって経験のない寒さであり、防寒対策はどうしたらよいのか、想像もつきません。
 私にとって初の海外行政視察であり、とても楽しみです。
 4月には社民党全国連合主催のデンマーク視察が今回は成立しそうです。テーマは福祉政策・少子化対策などで、これもとても楽しみです。デンマークは風力発電もさかんであり、環境政策も興味深いです。
 海外視察も政務調査対象となったことは、とてもうれしいです。海外の流れを知り、視野を広めたいものです。