わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

プリムローズ・ハーモニーの歌声に酔う

2012-06-25 10:02:06 | 地域
 6月24日(日)午後2時から金沢市アートホールで「プリムローズ・ハーモニー」の25周年記念コンサートがあり、出かけて来ました。
 私のご近所の方からご案内を頂きました。夕日寺小学校育友会の活動として1984年よりスタートし、25周年を記念しての今回初めての単独コンサートだそうです。

 メンバーはわずか8人ということですが、3部構成でバラエティに富んだ楽曲を少ないメンバーで素晴らしく歌い上げていらっしゃいました。日本語の美しさ、そして、歌声の伸びのすばらしさに酔いしれた時間でした。

 なんと、そのメンバーのうちのお一人が私の高校時代の同級生だったのです!6年くらい前に七尾から引っ越し、ご縁があってこのサークルで活動されているとのことでした。そんな事とは全く知らずに、ステージ上で拝見したときはとても驚きました。
 このステージまでには、なみなみならぬご努力があったことと思います。

 司会は北山 真美さんで、いつもながらソフトですてきなナビゲーターでした。
 休日このようにゆっくり過ごすことは珍しかったのですが、とてもすてきなリフレッシュとなりました。

やっと花の植え替え終える

2012-06-25 09:51:41 | 花・猫
 6月24日、日曜日、議会も終わり、ようやく一息つきました。
 気になっていた家の周りの除草、花の植え替えをやっと終えることができました。
 植え替えがこんなに遅くなったことは今までなかったように思います。
1週間前になんとか花苗を買ってきました。もうシーズンも終わりに近づき、種類がやや少なくなっていました。
 土曜日の夕方にジャングルのようになっている裏庭の雑草を鎌で刈りました。
 日曜日の午前中は植え替えをしました。比較的涼しく、作業がはかどりました。
 ポーチュラカやコリウスは早めに植えると、挿し芽でどんどん増やせるのですが、ちょっと遅かったのが残念。
 今年は初めて「ヒューケラ」を寄せ植えしてみました。ユキノシタ科で葉の色が1年中楽しめるというのが魅力です。
 心地よい筋肉痛を感じながら、「早く植えなくては」のストレスから解放されました。

デンマークの学校制度

2012-06-18 00:52:01 | 教育
 デンマークでは、6歳から15歳までの10年間(0学年から9学年)が義務教育期間であり、日本の小中学校に当たる国民学校(フォルク・スコーレ)と呼ばれる教育機関で一貫教育が行われています。2009年8月から日本でいう小学校1年生の前にゼロ年生が設けられていることが特徴です。日本でも「小1プロブレム」が問題になっていますが、学校生活に慣れ、共同生活に必要なルールを学び、あくまでも遊びを通じて、自己表現力・学ぶ喜び・人の話を聞く能力などを身につけていくことが主たる目的です。

 1クラスの児童生徒数の上限は義務教育のみならず高校も28人という少人数学級であり、全国平均では1人の教員に対する子どもの人数は10人だそうです。少人数なので、一人一人の子どもの力を教師が十分に把握し、一人一人の個に応じた指導が可能になるのでしょう。

 また、義務教育の9年間、あるいはゼロ年生を加えて10年間クラス替えがなく、基本的には担任教師の交代もないことは驚きでした。

 国民学校卒業後の進路は、高等学校と職業別専門学校の約半々だそうです。

 教員の勤務については、デンマークの一般労働者と同じく週37時間、年6週間の休暇があるとのことで、日本の現状からはうらやましい限りです。

 日本の高校で不登校になり、日欧文化交流学院に留学する道を選んだ女子高生と懇談した際に「日本に比べてデンマークの学校は自由だ!」と言っていたことが忘れられません。そこには、競争主義・効率優先のあまり個をつぶしてしまっている日本の教育の問題点があります。

 デンマークは1814年、世界で最も早く7歳以上の子どもの教育を義務付ける国民学校法を制定しました。また、1864年に国の再建は人的資源を高める教育からと考えて、デンマーク独特の国民高等学校という新しい教育システムを導入しました。教育を重視する点では、「国家百年の計は教育にあり」という日本と共通していますが、「国の豊かさ」は大きく異なってきています。

 単なるペーパー学力向上ではなく、共生・連帯に裏打ちされた民主主義の精神を培う教育が、真の「豊かな国づくり」にもつながると感じました。

 写真は ノアフュン市立国民学校にて

デンマーク視察報告ー学校は民主主義を学ぶ場

2012-06-18 00:41:44 | 教育
 4月17日(火)午後、私たちは、一般的な地域の公立学校であるノアフュン市国民学校を訪問しました。この学校は、全児童生徒数231人の小中一貫校で、原則徒歩通学であり、日本の学校に比べるとこじんまりした感じでした。

 ちょうどお昼休みに訪問した私たちを、子どもたちは物珍しそうに窓からのぞいていました。また、校庭で元気に遊ぶ子どもたちにも出会えました。敷地内ある学童保育施設では、子どもたちがおやつのオレンジを食べている最中でした。
 校舎内外を見学した後、スティーン・ブリューデゴー校長先生からお話をお伺いしました。校長先生は市議会議員も兼ねている方でしたが、チェックのシャツというカジュアルなスタイルでした。

校長先生は、学校教育の理念について「学校はすべての子どもに対する場でありたい」「学校は知識を学ぶ場であるとともに社会性を培う場である」と述べていらっしゃいました。

「日本の全国学力テストのようなテストはあるか」との質問に対し、「隔年で到達度を調べるテストや、公表せず本人・学校のみに知らせる抽出のナショナルテストはあるが、全国統一のテストは、9年生の時の全国統一卒業試験のみである。」とのことでした。デンマークではテストは非常にまれであり、数字で成績が評価されることは少なく、書面または口頭で子ども本人と保護者に知らされることが一般的だそうです。テストをしなくても一人一人の子どもがどこまで理解しているかを教師が把握しているからでしょう。

 デンマークの学校には、学校における諸活動の原則や教育方針や校則を定めたり、予算や教材を承認したり、カリキュラムに対する提案、さらに校長をはじめとする教員の雇用・解雇に対する提言もでき、学校運営に大きな影響力を持っている「理事会」が設けられています。この理事会には、保護者代表7人、生徒代表2人、教職員代表2人で構成されていて、メンバー全員が議決権を持ち、管理職2人と市議会議員1人がオブザーバーとして参加することになっています。理事会に生徒代表が加わるとは驚きです。子どもを子ども扱いせず、民主主義の担い手として大人と同等の立場で意思決定機関に参画させているのです。また、月1回開かれる生徒会の会議も民主主義を学ぶ機会ととらえ、子どもどうしや子どもと教員の話し合いを大切にしているそうです。子どもたちの発案で、食堂にサラダバーの設置が実現したそうです。

「プリムローズ・ハーモニー」コンサートのお知らせ

2012-06-16 18:26:52 | お知らせ
 夕日寺地域で活動されているグループ「プリムローズ・ハーモニー」の25周年記念コンサートが開催されます。私のご近所の方が活動されていることを初めて知りました。
花と歌が大好きなグループだそうです。夕日寺小学校で練習されているとのことです。そういえば、夜、ヨガなっで夕日寺小学校へ行った折、練習する歌声が聞こえて来ました。
よろしければどうぞお誘い合わせの上、ご参加ください。

・6月24日(日)14:00~
・金沢市アートホール
・入場料 500円
<プログラム>
Ⅰ 三日月 夕焼け こきりこ
Ⅱ オーシャンゼリゼ 八十日間世界一周
Ⅲ うぐいす 夕顔 月の角笛

「国民の幸福度世界1位」デンマーク視察報告終える

2012-06-16 17:01:34 | 視察・研修
アレルギーの状態は、通院するも回復せず、ますます赤くかゆくなり、体もだるく、憂鬱な限りです。
体を動かし暑くなると症状が悪化するので、伸び放題の雑草を刈り、花苗を植え替えしたいと思いながら、何にもできないでいます。

本日の朝刊より
「税と社会保障一体改革3党合意 消費増税案採決へ」
年金の最低保障機能や高齢者医療制度の見直しなど消費税増税と一体であるはずの社会保障の抜本改革は棚上げ
富裕層への課税強化をはかる富の再分配も後退、低所得者への年金加算、パートなど非正規労働者の厚生年金と健康保険への加入条件緩和も骨抜き・・・
「大飯再稼働きょう決定」
2009年9月に政権交代に託した願いはことごとく裏切られた気がしました。

「格差のない生活大国」といわれるデンマークは現実に存在します。
6月16日(土)13:30~教育会館で「デンマーク視察報告」を行いました。
参加者からは「住んでみたいなあ、今からでは遅いかな・・・」という声が。
30年以上前に2週間デンマークに滞在したという女性は、「行き倒れるならデンマーク」とおっしゃっていました。
デンマークでは至る所緑が多く、農家の敷地もよく整備されて、生活の豊かさが感じられます。田舎でも住宅もこぎれいで庭もよく手入れがされていて、生活の豊かさを感じます。(写真)

デンマークは「高負担・高福祉の国」と言われています。
税率:50%、消費税:25%というふうに、おそらく税負担は世界一高い。
しかし、教育(大学院まで)・医療・介護は無料で年金も支給され、生活の不安がない。

現役も年金生活者も広い土地に立派な住宅を持ち、別荘を持つのも特別な層ではない。
週37時間労働、サービス残業なし 労働生産性が高い 工科大学卒の初任給は50~60万円 年休6週間(完全消化)
国家経済は政府予算は黒字、国際収支も黒字

      幸福度 貧困率 出生率 投票率 労働組合組織率 食糧自給率 女性議員
                              (穀物)  (国政)
デンマーク 1位   4.3%  1.80  87%   87%      107%    38%
日本    90位  15.3%  1.26  59%   18%      27%     11%

社民党・緑の党連立→2001年秋、自由党・保守党(中道右派連立)「経済成長あっての福祉、小さな政府」
→2011年社民党・緑の党連立(新自由主義路線からの転換)

国民が政治を信頼している。高負担でも富の再分配が行われる政治を選択している。
それは、しっかり根付いた「民主主義(デモクラチ)」の実践の成果であると感じました。

6月議会質問のお知らせ、デンマーク視察報告会

2012-06-14 21:56:09 | 市議会
 昨日6月13日の夕方、ようやく質問原稿が仕上がりました。
 韓国訪問団をお送りしてから準備に取り掛かり、ハードな1週間でした。
 疲れのせいか顔が赤くはれるアレルギー症状が出て、病院へ行きましたが、なかなか好転しませんでした。
焦る中、土、日は原子力防災訓練の調査活動、脱原発集会でつぶれ、アレルギーがますますひどくなりました。
ゆっくり休みたいところを締め切りが迫っているのでそうもいかず、今までの中でもっともしんどかったです。

3月議会でも質問したいと希望しましたが、会派の中で希望者が多かったので見送らざるをえませんでした。
それで、今回は何があってもしなくてはと、自分に言い聞かせながらの作業でした。
いつもは2日ほど徹夜をすればできるのですが、今回は体が辛く、それもできませんでした。

日ごろから温めていたテーマだったので、いろいろ調べる中でずいぶん勉強になりました。
1.子どもの貧困について・・・子どもの貧困が進む中、金沢市独自の奨学金制度の拡充を求める。
               新規事業としての生活保護受給家庭の生徒に対する学習支援事業に期待する。
2.教育課題では 学校現場で超過勤務が月80時間を超えている(医師による面接を受けるよう指導しなければならないレベル)         実態の早急な改善を。
         市内の中学校で行われている血管採血による血液検査の中止を求める。
         (学校保健法にない検査である、学校は医療の場ではない、プライバシーの保護の観点から)
3.金沢市支援募金の活用・・・今年になっても集まり続けているそうです。
               福島の子どもを夏休みに招待し、のびのび遊ぶ活動にもっと活用すべきではないか。
4.救急救命士について・・・今後とも救急救命士の役割が大きくなっていくことから、計画的な養成を。
              また、女性救急救命士の積極的な養成を求める。


「デンマーク視察報告会」
6月16日(土)13:30~ 教育会館2F
どなたでも参加できます。もちろん無料です。
ぜひお越しください。
写真はデンマークの農場幼稚園で園長さんとともに

異議あり!野田首相の再稼働宣言

2012-06-10 22:29:52 | 環境・エネルギー
 8日の野田首相の記者会見の様子を報道番組で見て、何とも腹立たしい思いに駆られていました。

「国民生活を守るため、再稼働すべきだというのが私の判断だ」
「国政を預かる者として、人々の暮らしを守るという責務を放棄できない」
「国論ぽ二分している状況で一つの結論を出す。これは私の責任だ」

野田首相の言うところの「国民生活」とは一体何なのか?
一旦事故が起こった場合、国民生活が守れないことは福島の事故で経験したはずではないか?!

企業も家庭もせっかくこの夏を原発なしで乗り切ろうとさまざまな節電対策をとろうとしているのにこれでは逆戻りだ。
3.11を契機に変わろう、ライフスタイルも見直そうとしている時にこれは何だ?

そもそも電力会社の需給予測をきっちり検証もせずに「15%の電力不足」を簡単に認めてしまっている。
野田首相が守るべきは国民生活ではなく、電力会社・財界ではないのか?!
「電力不足」をさかんに強調しているが、原発ゼロで会社経営が悪化することを警戒しているのだろう。

大飯原発の免震棟も防潮堤も先送りして安全性の確保もないまま見切り発車してしまうというのか!

「脱原発依存」はいったいどこへ行ったのか?!

このような思いを共有し、市民へ発信するために6.10脱原発集会へ参加しました。
より多くの人々が意思を示さないと、現政権はなし崩し的に再稼働・原発推進へと突き進んでしまいます。


大飯を止めて原発ゼロに さよなら!志賀原発集会・パレード

2012-06-10 22:18:05 | 環境・エネルギー
 6月10日、中央公園で10時半から標記の集会が開催され、参加してきました。
集会の最初は小雨も降りましたが、そのうち雨も上がり、曇りであまり暑くなくて集会・パレードに参加する分にはラッキーでした。
パレードでは、軽快な鳴り物入りの音楽に合わせてパフォーマンスする人もいて、金沢では今までにないスタイルのパレードで、沿道にはたくさんの人が珍しげに見ていました。
音楽を耳にして店の中から出てくる人、ケータイで写真を撮る若者や高校生たち。
注目度は抜群です。
私も、何となく音楽のリズムに合わせてステップを踏みたくなりました。
このようなパレードだと、沿道の人も思わず一緒に歩きたくなるかもしれません。
都会ではこのようなスタイルのデモがよくあるそうですが、ついに金沢にも出現しました。

災害防護服試着にトライ

2012-06-10 22:00:57 | 環境・エネルギー
 港中学校で行われた原子力防災避難訓練会場で防護服を試着してみました。
タイベックスの白い防護服を着て、帽子を冠り、マスクをし、手袋、靴カバーをつけました。
正式には、手袋と防護服、靴カバーと防護服の重なった部分はガムテープで密封するそうです。また、ゴーグルを装着するそうですが、そうするととんでもなく暑くなるので、本日はゴーグルはなしでした。
このスタイルでも脱水症状がおこりそうです。
首には線量計を装着していました。
警戒区域へ一時避難されたた方もこのようなスタイルでした。
防護服の脱ぎ方も慎重にしないといけません。もちろん、1回きりの使い捨てです。

一方、線量の高い区域での作業には化学防護服を着用します。
完全に放射性物質などをシャットアウトするためのファスナーがなんと、20万円もするそうです。
その上、防毒マスクのようなものを装着します。
消防局には万が一の災害に備えて整備されています。

いったん事故が起これば、とてつもない厳重な体制を取らなければなりません。
しかも、それではたして被爆を防ぎきれるのか危ういものがあります。