わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

瀟洒な洋館ー旧前田侯爵邸

2013-01-31 23:58:39 | その他
 1月31日、公務で国土交通省へ要望活動に上京しました。市役所朝6時半集合、夜10時到着というハードスケジュールでした。
要望活動の途中3時間ほど空いた時間があったので、駒場にある旧前田侯爵邸を視察しました。

 都心にもかかわらず、緑豊かな公園内にその瀟洒な洋館がありました。
 この建物は、旧加賀百万石前田家の第16代当主前田利為の本邸として昭和4年(1929年)に欧州建築の粋を集めて建築され、当時東洋一の邸宅と称せられました。東京都の有形文化財に指定されています。
 建物のデザインは、イギリスのチューダー様式を取り入れ、重厚で落ち着いた雰囲気を漂わせています。
各室にはイタリア産大理石によるマントルピースや角柱、壁にはフランス産絹織物や壁紙を貼り、イギリス家具などを配したヨーロッパ調です。また、当時としては珍しい熱湯を循環させるセントラルヒーティングによる暖房設備が施されていました。
 7人家族に対して使用人がなんと136人もいたそうです。

 玄関の写真だけで、全貌を紹介できないのが残念です。
 都会の中のオアシスのような森の中にあるとても素敵な洋館ですが、あまり知られていないのではないかと思います。
 なんと、見学料は無料です。ボタンティアガイドさんが丁寧に説明してくださいました。
 機会があれば、ぜひ訪れてみてください。中には、カフェもあります。

 しかし、さすが、加賀百万石前田家の末裔だけあり、ずいぶんの贅沢な邸宅です。加賀百万石は農民の年貢で財を成したのでしうょね。水呑み百姓の末裔の私はそう思ってしまいました。

自衛隊へ市街地徒歩行訓練中止の申し入れ

2013-01-30 00:59:40 | 平和・人権
 1月29日、10時から野田の陸上自衛隊金沢駐屯地へ、「市街地徒歩行訓練中止の申し入れ」を行いました。
 県・金沢地区平和センター、社民党、県・金沢市勤労協のメンバー9人で行いました。
 写真は陸上自衛隊の門の前です。室内での写真は要求しましたが、断られました。

 陸上自衛隊第14普通科連隊は、2月5日午前5時より午後7時までの間、津幡町・森林公園内からかほく市、内灘町、そして金沢市内を通行し、金沢駐屯地までの市街地における徒歩行訓練の実施を各自治体に通知しました。

 2007年9月に2日にわたってこのような訓練を実施した経緯があり、当時も中止を申し入れました。当時は、各自治体からも武器の携行をしないことや、住宅地を行進しないことが求められ、行軍訓練の中止、徒歩行進ルートの変更がなされました。

 今回通知された訓練実施計画によれば、目的が「徒歩行進能力の向上を図ること」となっており、車両10台と85人の隊員が武器・無線機等を携行し、迷彩服を着用して実施することになっています。そして、ルートには、保育園や学校、公園、病院、高齢者施設など市街地が含まれます。今までの歩行訓練は、夜間、山間地などでしたが、今回は日中、広範囲にわたることから、多くの市民は違和感を感じることと思います。行進能力の向上なら武器を携行する必要はあるのでしょうか?

 申し入れを行ったものの、受け取った担当者は責任ある立場の人ではなく、「責任者に渡す」と答えるのみでした。責任ある立場の人から回答はもらえないのかとの要求に対しても、「否」との返答でした。航空自衛隊小松基地への申し入れでは、責任者が受け答えするとのことで、ずいぶん対応に差がありました。

今年の「国際女性デー石川県集会」の講師は田端八重子さん

2013-01-30 00:27:25 | お知らせ
 3月8日は、女性の人権尊重と平等を実現することをめざして制定された「国際女性デー」です。
 私は議員になってからずっと実行委員をしています。
 今までは、女性の労働、DV、児童虐待、介護などをテーマにしてきました。

 今年の集会は、3月8日(金)18:00~20:00、県教育会館3Fホールで開催されます。
 今年のテーマは「災害・復興と男女共同参画」にしました。
 そのテーマにぴったりの講師をお願いすることができ、とてもうれしく思っています。
 もりおか女性センター長・田端 八重子さんです。
 この女性デーも含めると田端さんの今年度の来県は4度目になります。
 その講演は、男女共同参画の必要性に気づかされ、女性をエンパワメントするととても好評です。

 2月9日(土)13:30~15:00 女性センターでいしかわ女性基金主催の講演会が開催されるそうです。
 この会も女性デーもどなたでも参加できます。もちろん、無料です。
 できるだけ多くの方に参加してほしいと思います。

 田端さんのプロフィールは次の通りです。
1944年生まれ。1993年フェミニストカウンセリング研究連絡会(現NPO法人日本フェミニストカウンセリング学会)の設立にかかわり、運営委員及び理事として参画。DV法及び第1次・第2次改正にかかわる。NPO法人参画プランニング・いわて副理事長兼事務局長として、もりおか女性センター指定管理を受託、管理・運営にあたり、現在に至る。


「憲法」「原発」まで白紙委任したのではなかったはずだ

2013-01-27 22:43:20 | 平和・人権
 年末の総選挙では自民党が大勝し、政権が交代しました。
 国民は景気対策を求めたかもしれない。しかし、決して「原発推進」「憲法改定」を支持したわけではなかったはずです。
 安倍政権発足早々、何の議論もないままに、原発の早期再稼働はおろか、新増設にも含みを持たすとは、とんでもないことです。
 また、安倍首相は、自衛隊を「国防軍」へ、集団的自衛権容認、そして、改憲へと、あまりにも前のめりです。
 
 戦後、GHQの一員として日本国憲法の男女平等などの条項を起草した米国人女性、ベアテ・シロタ・ゴードンさんが年末、89歳で逝去されました。
 生前「日本国憲法は世界に誇るモデルだから50年以上も改正されなかった。日本は9条を宣伝し、他の国にその精神を広げてほしい」と訴えていました。
 ベアテさんの言葉をかみしめ、これからも憲法を守り、活かしていきます。

ミシンを踏む母

2013-01-27 16:24:15 | 教育
 今年の正月、録画してあった「三丁目の夕日」「続・三丁目の夕日」を見て思わず涙してしまいました。時代設定が昭和33年頃ということで、昭和30年代に子ども時代を送った私としては、ノスタルジアを感じながら見入ってしまいました。その中で、薬師丸ひろ子扮するお母さんがミシンで洋服を仕立てる場面がありました。

 そういえば、私の母も農作業や家事をする以外はいつもミシンを踏んでいたなあと思い出しました。母は洋裁学校に通い、洋裁店に勤めていた経験があります。家族で青柏祭のために七尾の町へ出かけるときは、徹夜で古着をリフォームして私たち兄弟3人分の子ども服を用意してくれました。(写真:昭和41年)私が大学生になったときは、母に教えてもらって型紙からワンピースやスカートを作りました。

 でも、母がミシンに向かっていた大半の時間は、室内履き作りの内職のためでした。母がミシンを踏み、祖父と祖母、そして納期が迫ってくると、私たち子どもも糊付けなどの作業に駆り出されました。内職は私が子どもの頃から私たち兄弟3人が大学を卒業するまで続いたでしょうか。家計を助け、子どもたちの学費のためにと寸暇を惜しんでミシンに向かっていたようでした。

 わが国において、ようやく月1万円の高校授業料無償化は実現しましたが、高校生・大学生の奨学金は大半が返済を条件としています。卒業しても正規の職に就くことが難しく、奨学金の返済に困難をきたしているケースが増加しつつあります。
 OECD加盟国の半数は大学の学費が無料なのに対し、日本の高等教育に対する教育費支出の対GDP比は、加盟国の中で最低の0.5%にすぎません。昨年末の政権交代により、子育て・教育を「家庭の自己責任」へと回帰することには、何としても歯止めをかけなければなりません。

 週刊金曜日1/18号のコラムに竹信三恵子さんが次のように書いていました。
「アベノミクスは高度成長期の張りぼて 一皮むけば『お友達』への大盤振る舞い」

 …緊急対策には、「孫の教育資金を一括贈与した場合の非課税枠」もある。だが、教育は金持ちの祖父母に依存するものではない。少子化と成熟化で縮小する経済に対応するには、少ない人口でも食べていける付加価値の高い産業が必要だ。それには、低所得層の子どもたちを含め、若い世代を知的水準の高い労働力へと育て上げることが不可欠で、返済なしの奨学金を増やすなど、出身家庭の貧富にかかわりなく保障することが必要なのに、これでは格差社会は乗り切れない。
 つまり、アベノミクスの本質とは、円安と株高の張りぼて装置によって参院選までのつかの間、年配層に高度成長の夢を見させることであり、一皮むけば、景気浮揚に名を借りた「お友達」への大盤振る舞いに過ぎない。残るのは膨大な借金の山となり、社会保障や働き手への職業訓練の充実などの産業構造の転換に備えた施策は、遅れに遅れる。その次に起きるのは、そんな現実を指摘する率直な声を抑え込むための参院選後の憲法改正だ。

「金沢子どもを育む行動計画2013」に対してパブコメを提出しました

2013-01-27 00:12:31 | 教育
 金沢子ども条例に基づく「第三次金沢子どもを育む行動計画」を策定する上でパブコメ募集していたので、いしかわ教育総研として、1月16日に意見を提出しました。

 私は9月議会にも、子ども条例を子どもの権利条約の精神に基づいたものへと改正すべきであり、行動計画も子どもの権利保障の観点を盛り込むべきであると質問で主張しました。
 計画(案)では、家庭の分野では、自主性・自立性を身につける、自己肯定感を高める、子どもを人格を持つ人間として尊重するなどの視点が盛り込まれています。昨今のいじめ自殺、体罰等の問題が学校を舞台として起きていることから、学校の行動指針においてもこのような視点がぜひとも必要だと思います。
 しかし、学校の行動指針は「学力向上」を中心とする大人目線のもので、「子どもを育む」ことからは程遠い印象を受けます。
 また、2010年、国連・子どもの権利委員会から、「高度に日本の競争的な学校環境が、いじめ、精神障害、不登校、自殺を序y等している可能性があることを懸念する」という勧告をしっかり受け止める必要があります。

 以下、提出したパブコメを転載します。

「金沢子どもを育む行動計画2013」(仮称)案についての意見
いしかわ教育総研

1. 金沢子ども条例の基本理念、3条2項に「子どもが社会において保障されるさまざまな権利を有することを認識するとともに」との記載があるが、本行動計画(案)に「子どもの権利」はどのように具現化されているのか。

2. 金沢子ども条例に「子どもの健やかな成長」との文言がたびたび登場する。大人にとっての「健やかな成長」だけではなく、子どもが自分の成長を実感できることが必要ではないかと考える。子どもの育ちに大人が責任を持つことは当然だが、「子ども自身に関わることは子どもに意見を求める」「子ども自身が参加する意識を持つこと」といった子どもの自主性・自立性を尊重し伸ばすという視点が重要であると考える。本行動計画(案)においては、家庭の行動指針に「自主性・自律性を身に付けよう」といった視点があるが、地域や学校の行動指針においてもその視点を取り入れるべきではないか。

3. 2010年、国連・子どもの権利委員会から日本は以下のような勧告を受けている。
・ 高度に競争的な学校環境が、いじめ、精神障害、不登校、中途退学、自殺を助長している可能性があることを懸念する
・ 委員会は、締約国が、質の高い教育と児童を中心に考えた能力の育成を組み合わせること、及び極端に競争的な環境による悪影響を回避することを目的とし、学校及び教育制度を見直すことを勧告する。
・ 委員会はまた、締約国が同級生の間でのいじめと闘う努力を強化し、及びそのような措置の策定に児童の視点を反映させるよう勧告する。
この勧告内容を本行動計画(案)の学校の行動指針においても取り入れるべきではないか。

4. 本行動計画(案)「家庭の行動指針」のとりまとめの観点には、「大人が子どもを一方的に『教える』『身につけさせる』という発想ではなく、家族が『ともに学び成長』するという視点を基本とする」とある。この視点は、他の領域、特に「学校の行動指針」においても必要ではないか。

5. 本行動計画(案)「家庭の行動指針」の具体的行動において、「各個人が尊重され、『かけがえのない存在』であることを日々実感できるようにし、思いやりの心を育もう。」「子どもも人格を持つ一人の人間として認識し、お互いの価値観を認め合おう。」との記載がある。子どもの間でのいじめ、自殺が大きな問題として世間の関心を集めているところであり、昨今の状況を踏まえた適切な改訂であると考える。本行動計画(案)の地域や学校の行動指針においても、このような人権の尊重や自己肯定感を高める視点を取り入れるべきではないか。



1年ぶりの卓球大会、もっとやりたかったなあ・・・

2013-01-25 16:33:11 | その他
1月19日土曜日、いしかわ総合スポーツセンターで金沢市の小中学校の教職員卓球大会がありました。
私は書記局チームの女子シングルスとして出場しました。
現職の時は業後楽しく練習したものです。今は全く練習できずぶっつけ本番です。
残念ながら1回戦で敗退してしまいました。
もう少しやりたかったという思いを残しながらも、その後、腱しょう炎で手首が痛くなり、通院する羽目になってしまいました。

夕日寺校区の新年互礼会

2013-01-25 16:23:46 | 地域
1月13日日曜日、金沢都ホテルで夕日寺校区の成人式に引き続き、新年互礼会がありました。
今年は雪もなく、おだやかな日和となりました。
成人式では毎年恒例の白鳩の放鳥がありました。
新年新年互礼会では、地元の皆さんがご指導している子どもたちによる金龍太鼓の演奏がありました。
地域の方々と和やかな会食の後、公民館委員の方々を中心に記念撮影。
日ごろから地域の方々の親睦をはかり、絆をつくるためにご尽力してくださっています。