昨年、鎌仲ひとみ監督の「ミツバチの羽音と地球の回転」を観た後、監督のトークも聞きました。このたび、「ミツバチ・・・」「六ヶ所村ラプソディー」「ヒバクシャー世界の終わりに」の鎌仲ひとみ監督ドキュメンタリー3作品がシネモンドで緊急特集上映されます。ぜひぜひご覧になることをお勧めします。
5月7日(土)~13日(金)12:10~ 9日(月):六 10日(火):ヒ
5月14日(土)~20日(金)18:25~ 18日(水):ヒ 19日(木):六
六:六ヶ所村ラプソディー ヒ:ヒバクシャー世界の終わりに それ以外の日はミツバチ
311以後を生きる メッセージ 鎌仲ひとみ
福島原発の事故によってすでに膨大な放射性物質が環境に放出されてしまった。放射性物質は自然循環に入り込み、私たちの元へとやってきた。「ヒバクシャー世界の終わりに」で私はヒロシマ・ナガサキ以降にうまれた新しい「ヒバクシャ」にイランで出会った。石油争奪戦争に打ちこまれた原子力産業のごみからつくられた劣化ウラン弾がイラクの子供たちから命を奪っていた。遠いイラクで起きていることと私たちが日本で毎日電気を使う生活がつながっていることをあまりにも多くの人々が知らなかった。原子力発電に頼ることの内実、意味を「六ヶ所村ラプソディー」で問いかけた。原発の正体、放射能汚染の危機を知ってもらいたかった。そして、「ミツバチの羽音と地球の回転」で原発から足を抜く希望を描いた。希望へと至る道程には絶望が埋め込まれている。そこを経ることなくして希望を手にすることはない。
三本の映画を観て311以降に生きる意味を見出していただきたい。
そして考えていただきたい。私たちはこれから何をするのかを。
5月7日(土)~13日(金)12:10~ 9日(月):六 10日(火):ヒ
5月14日(土)~20日(金)18:25~ 18日(水):ヒ 19日(木):六
六:六ヶ所村ラプソディー ヒ:ヒバクシャー世界の終わりに それ以外の日はミツバチ
311以後を生きる メッセージ 鎌仲ひとみ
福島原発の事故によってすでに膨大な放射性物質が環境に放出されてしまった。放射性物質は自然循環に入り込み、私たちの元へとやってきた。「ヒバクシャー世界の終わりに」で私はヒロシマ・ナガサキ以降にうまれた新しい「ヒバクシャ」にイランで出会った。石油争奪戦争に打ちこまれた原子力産業のごみからつくられた劣化ウラン弾がイラクの子供たちから命を奪っていた。遠いイラクで起きていることと私たちが日本で毎日電気を使う生活がつながっていることをあまりにも多くの人々が知らなかった。原子力発電に頼ることの内実、意味を「六ヶ所村ラプソディー」で問いかけた。原発の正体、放射能汚染の危機を知ってもらいたかった。そして、「ミツバチの羽音と地球の回転」で原発から足を抜く希望を描いた。希望へと至る道程には絶望が埋め込まれている。そこを経ることなくして希望を手にすることはない。
三本の映画を観て311以降に生きる意味を見出していただきたい。
そして考えていただきたい。私たちはこれから何をするのかを。