わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

テレビの音に反応するチャッピー「今森光彦の里山」

2011-01-31 23:33:22 | 花・猫
 1月31日、午後8時からNHhiの「プレミアム8自然」「写真家今森光彦が見つめたニッポンの里山」の録画を見ている時、ヒバリの鳴き声にチャッピーが反応して爪でテレビの画面をひっかこうとしました。このようなときのために、テレビ画面には保護カバーが掛けてあるので安心です。
 
 「プレミアム8自然」シリーズは、映像も美しく、私のお気に入りです。今森光彦さんは、昆虫の写真集など、学校に勤務している時からのファンで、教室に写真集を置いて子どもたちと楽しんでいました。
 
 写真の映像は、奈良県明日香村のレンゲ畑にヒバリが雛を育てている場面です。ヒバリは、雛の居場所を天敵に知られないように、巣から離れたところに降りる習性があります。レンゲは肥料として土にすきこむために農家が種をまいて育てたものです。また、れんげのはちみつはとても質の良いものです。
 
 岡山県「美星町」、何とも素敵な町名です。美山川と星田川という2本の清流から町名が付けられたそうです。素敵なのは町名だけではありません。星空の下、ホタルが飛び交う町です。なんと、星空を見られるように、「明かりを極力減らす条例」を制定しているそうです。
 
 「里山」がもつ生物多様性、人と自然との共生について0、美しい日本の風景とともに見せてくれる番組でした。「プレミアム8自然」シリーズには、このほかにも、日本の森林や海が世界の中でも突出して豊かであることを美しく説得力のある映像で見せてくれています。
 
 今から15年くらい前に、森本小学校で環境教育に取り組んでいた時、NHKの「生き物地球紀行」を愛視聴していて、録画したビデオをよく子どもたちと見ました。「ヒマヤラを超えるアネハヅル」、青色のものばかりを集めてメスの気を引こうとする「ニワシドリ」など、自然の生態には、その命を次世代につなぐための壮絶なまでの営みがあることに感動を覚えます。
 今の学校では、カリキュラムがきっちり決められていて、そんなビデオを見るゆとりもなくなっているのではないでしょうか。

S.O.T.カフェに新メニュー「ゆるりーランチ」

2011-01-30 18:32:22 | その他
 1月30日、私の材木町小学校での教え子のお店、S.O.T.カフェ(鈴見台のふもと、すずみが丘病院近く)でランチを頂きました。
 お隣の若い女性4人が新メニュー「ゆるりーランチ」を楽しくおしゃべりしながら食べていました。最後のメニューのスイーツは、ワゴンで運ばれてきた自家製のケーキバイキングです。テーブルにいながら、ひとり一人お好きなものを盛り合わせしてもらえるのです。おいしそうなので、思わず覗き込んでしまいました。

 ケーキの種類は、りんごのパウンドケーキ、かぼちゃのシフォンケーキ、チーズケーキ、ガトーショコラ、ゆずシャーベット、バニラアイス、チョコアイス、カップケーキ、紅茶スコーン、クッキーなど、いずれも自家製。お代わり自由というからうれしいです。

 この「ゆるりーランチ」は、パスタ、とろとろオムライス、自家製ソーセージのうちのメインⅠ種類+スイーツ+ドリンクでなんと1,380円。
 マスターのメニュー開拓の努力がうかがえます。そして、このケーキバイキングのワゴンの上のケースの部分は、友達二人によるお手製だそうです!この友達二人とも材木町小学校からの同級生で、私もよく知っている二人だったので、びっくりするやら嬉しくなるやらでした。小学校1,2年生のころから大きく成長してがんばっている姿に、うれしくなりました。
 ぜひ一度、お試しあれ!

大雪にうんざり

2011-01-30 18:16:00 | 花・猫
 1月30日(日)の我が家の前の光景です。ここしばらく低温続きで、我が家あたりでは昨夜からの新雪が20㎝あまりありました。今朝の雪は、スキーに最適な粉雪でした。我が家の車は野ざらしなので、車を出すときは、雪から車を掘り起こさなければなりません。軽四ですが、四駆なので、雪には比較的強いです。
 金沢の積雪が発表されますが、気象台のある西念のものです。積雪量は当然場所により大きく違います。昨日は湯涌方面へ行きました。県道は除雪されていますが、両側に雪の壁ができていました。
 昨日、今日と、市内あちこちで雪かきに精を出す方々とともに、雪遊びに興じる子どもたちの姿が見られました。
 夕方帰宅すると、日中の間に10㎝余りの積雪があり、さらに夜まで10㎝以上積もりました。明朝も冷え込みそうで、通勤・通学が大変なことでしょう。週間天気予報によると、火曜日ころから少し緩みそうです。節分、立春が間近です。もう少しの辛抱かな?

金沢市の除雪対策費1億6千万円、すでに予算オーバー

2011-01-25 00:13:36 | 市議会
 1月24日、市議会の都市整備常任委員会が開催されました。除雪対策費について、1月21日現在で当初予算額1億円をオーバーする1億6400万円支出することになったとの報告がありました。3月議会で追加補正予算を計上するとのことでした。
 1月21日現在で比較すると、H17:3億7400万円 H18:3300万円 H19:1億円 H20:8700万円 H21:2億円 だそうです。

 担当課を通して、12月補正による地元の御所線、山王線の消雪装置延長工事予定区間の確認をしました。御所ニュータウンの消雪装置の散水がまばらであることについて質問したところ、河川水をくみ上げているため、泥による目詰まりを起こしている可能性があるとのことでした。うまく作動するよう点検しているとのことでしたが、不都合があれば、道路管理課へ連絡してください。

 ここ1週間の天気予報も雪マークと低温続きです。インフルエンザの流行も見られ始めました。どうぞお気をつけてお過ごしください。

教職員卓球大会で久しぶりに汗を流す

2011-01-22 23:16:36 | その他
 1月22日は、金沢市総合体育館で、厚生協会主催の金沢市教職員卓球大会があり、参加してきました。
 私は教員をしている時はいつもこの卓球大会を楽しみにし、学校で放課後練習に汗を流したものです。校舎は冷蔵庫のように冷え冷えしていますが、卓球することで楽しみながら汗を流すことができます。同僚で堪能な方に教えていただいたものです。
 ここ数年は都合がつかず、この大会に参加することができなかったのですが、今回は書記局チームの選手として参加できました。そして、なんと2回戦まで勝ち進み、私個人は2戦2勝といううれしい結果でした!

 私の母校徳田小学校には、卓球台が4台ほどあったでしょうか?冬になると、放課後友達や先生方と暗くなるまで卓球をした覚えがあります。また、実家のある下町公民館に2台卓球台があり、地域の子どもたちと卓球をしていました。中学校の部活動では、卓球部かバレー部かと迷ったのですが、その頃、東京オリンピックの「東洋の魔女」ブームにひかれ、バレー部に入部しました。バレー部は成績としては「泣かず飛ばず」。なんと、女子卓球部は、県体優勝!選択を誤ったかな?
 個人競技の卓球は強い精神力や集中力が必要です。バレーボールはチームプレーなので、声をかけて励まし合ったり、助け合ったりできるので、私の性格から言えば合っているといえます。
 たくさんの元同僚とお会いでき、卓球で体を動かすこともでき、久しぶりに楽しい1日でした。

 帰宅してテレビで、全日本卓球選手権女子シングルスの優勝戦を観戦しました。福原 愛を準決勝で破った17歳の石川 佳純選手が熱戦の末、優勝を果たしました。七尾市出身の19歳の松平 健太選手がダブルスで初優勝を果たしたというニュースもありました。私の実家の甥や姪も松平スポーツへ通っていました。スター選手が出ることで、卓球人気も上昇するような気がします。

頭の痛い除雪対策

2011-01-22 23:00:21 | 市議会
 1月22日犀川に沿って大豆田大橋あたりを通りかかったところ、犀川河川敷に設けられた市の排雪場の光景が目に飛び込んできました。ここ数年は暖冬続きで積雪も大したことはなかったのですが、今年は久しぶりに従来の金沢の積雪レベルに戻ったようです。
 今のところ市民生活にそれほど大きな混乱はないように見受けられます。月曜日に開催される私が所属している都市整備常任委員会のおもな報告事項は除雪対策です。積雪の多い年は、県・市が支出する除雪費用も莫大な額に上り、頭の痛いところです。山出元市長は「除雪費に充てる1億円があれば、3億円の公共事業ができる」と常々語っていたそうです。市の負担に対して国庫補助が付くことで3億円分の仕事ができるというわけです。太平洋側に比べて「雪による土地貧乏」を痛感してしまいます。大量の雪解け水は豊かな水源となり、森林を育み、稲作になくてはならないものですが。

 除雪・融雪は地域住民にとっては大きな関心事です。積雪に伴う日常生活の不便だけでなく、凍結による危険もあります。高齢化が進む中で、雪すかしは大きな負担となっています。各町会でそれぞれ除雪対策費を積み立てて委託業者に依頼していますが、今年は出動回数が多いので、予算が底をついて困ったという声をよく耳にします。家屋が点在する地域では、各世帯で除雪しなければならず、これも大きな負担となっています。
 融雪装置については、工事費用の財源、新たな地下水くみ上げ禁止などの観点から、公共交通路線に限るという方針を出しています。機械による除雪は、県・市も町会も予算がネックとなっています。できるだけ自分の家の前は各自で除雪するということも必要でしょう。除雪対策は金沢市にとっては大きな課題です。

大荒れの天候のもとでの出初式、成人式

2011-01-19 01:33:02 | 地域
 1月9日、10時から金沢城公園で出初式がありました。みぞれまじりの雨と風がたたきつける中、テントの中にいても寒さに震えていました。団員の方は戸外でじっと耐え、梯子登りや一斉放水などもされていました。さぞかし寒かったろうにと思いました。私の地域の小坂分団は来賓席の正面です。

 11時から夕日寺校下の成人式、1時から新年互例会と続きました。成人式では恒例の鳩の放鳥セレモニーがありました。

 小坂分団は若い分団員がたくさんいて、とても熱心に練習を重ねていらっしゃいます。加賀鳶は27もの技があり、全国的に見てもトップレベルの技術の高さだそうです。中でも小坂分団の梯子登りの技術は高く、また、操法大会に向けても2カ月毎日休みなく練習するとのことでした。
 火災時における活動はもちろん、日常的にも夜回り、積雪時の消火栓周りの除雪など、地域の防火活動をボランティアでされています。校下の行事や町会の夏祭りで鍛え抜かれた梯子登りの技を披露されています。

真冬の街頭宣伝

2011-01-19 00:52:54 | 社民党
 最低気温が-3度以下に下がった1月11日、私の家の近くの東長江口交差点で定例の早朝街頭宣伝活動を行いました。道路の凍結のため街宣車の到着がずいぶん遅れました。放射冷却で冷え込みましたが、晴天の日差しのおかげで思ったほど寒くなかったです。

 訴えの主な内容は次の通りです。

 自殺者が前年比3.9%減とはいえ、13年連続3万人超えている。国や自治体が自殺対策を強化した翌月や自殺相談の啓発活動が進んでいる地域で大幅に減っている。富山は12.2&現、福井は4.7%減に対し、石川は6.9%増。しかし、背景には、失業、不況、貧困など。
 中日新聞では「子ども貧国」のシリーズ連載。給食費・修学旅行費未納、高校中退も。虐待や貧困の連鎖。貸付型奨学金を受給しても、卒業後非正規雇用のため返済困難な若者が増加。
 朝日新聞では「教育 あしたへ」のシリーズ連載。教育と福祉をつなぐ必要。不登校や家庭内暴力などの問題を抱える子どもを支え、解決の道を探すためには、スクールソーシャルワーカーの存在が必要。文科省は08年度15.4憶円の予算をつけ、944人配置したが、09年度は自治体3分の2負担となったため552人に半減した。100兆円の社会保障費の7%は高齢者関係の給付。生活上のリスクは「人生の前半」にある。
 朝日新聞では「孤族の国」の連載。国勢調査で一人暮らしの増加。特に、50~60代男性単身世帯の増加、未婚者の増加が明らかに。単身世帯は失業や事故、病気などで生活の糧を失えばたちまち貧困、孤立。社会保障は個人に焦点を当てた制度へと転換する必要あり。専業主婦優遇の年金保険料制度、一人暮らしに対応しきれていない介護保険サービスなど。
 金沢市内の高校でも、授業料が払えず、卒業後働きながら返済している若者がいます。
 日本は、所得再配分配が機能せず、再分配後かえって子どもの貧困度が悪化している珍しい国です。「自己責任」ではなく、社会的な支え合いシステムの構築が必要です。

アジア・アフリカ飢餓国支援米発送式

2011-01-19 00:20:49 | 平和・人権
 1月12日、市役所前広場でアジアアフリカ飢餓国支援米発送式がありました。
 この活動は、1996年度より連合地協・勤労協、食とみどり・水を守るネットワーク等が主体となって実施しています。私も賛同者の一人として、田植えや稲刈りに参加してきています。
 今年度の支援米は、寄付米も含めて、マリ共和国へ540㎏、カンボジアへ640㎏発送されます。マリ共和国へは、東京港から2月出港、船で2カ月、陸路1カ月かけて現地に到着する予定です。在日本マリ大使館より、ボランティア団体「マザーランド・アカデミー」同国赤十字を通じ、マリの子どもたちや貧しい人々に配布されます。この運送費は賛同団体が負担しています。
 

新しい年はかくありたい。

2011-01-17 15:06:32 | 福祉・社会保障
 年末年始より「タイガーマスク運動」が全国的な広がりを見せています。「いやな事件が多い時代だけど、いい大人もいるんだと実感した」というプレゼントを受けた子どもの言葉。今まであまり知られることのなかった児童養護施設の子どもたちの置かれた現実が知られるきっかけとなりました。
 2009年7月に私は、教職員組合の仲間とともに「子ども救援カンパ活動」を行いました。新自由主義・構造改革の進展に伴い、格差が拡大し、「貧困」が大きな問題となりつつあり、8月末の衆院選を控えていた頃です。「子どもの貧困」が深刻化する中、「人生のスタートラインにおける平等を保障しなければならない、子どもたちから希望を奪ってはならない」と訴えました。
 児童養護施設の子どもたちは、高校卒業後は施設を出なければなりません。家族に頼れないため、自活することでせいいっぱいで、進学するという夢を描けないといわれています。市民の皆様から寄せられた浄財の一部は、県内の児童養護施設の子どもたちの進学基金として使わせていただきました。昨年、この基金をもとに9人の子どもたちが進学を果たしました。将来の夢に向かって生き生きと学生生活を送っている近況を知らせる手紙が届けられました。
 このように、送り主からダイレクトに子どもたちに善意が届くことはもちろん大切ですが、社会全体で子どもを支えるためには、政治が機能しなくてはなりません。貧困の背景には、「税制、労働・社会保障政策の貧困」があります。自殺者13年連続3万人超え、孤独死、無縁社会・・・「生きづらい国ニッポン」になりつつあります。

 新しい年はかくありたい。
 人間らしい働き方が保障されること。
 人と人との支えあいの中で、人としての存在が尊重され、命が大切にされること。