よなみーの学び。

山と手作り生活♪

みんな大好きな食品添加物

2006年07月17日 | 食べ物とからだ
食品添加物の伝道師、と言われている
「食品の裏側」の著者、阿部司さんの講演会に行ってきましたーー。


簡単に安部さんの紹介

安部さんはもともと、食品添加物を開発する側の仕事をしていて、
100種類以上の食品添加物の開発に従事してきたそう。

食品添加物は食品メーカーを救う。
食品を長持ちさせたり、色形を美しく仕上げたり、
品質向上、味をよくする、コストを下げる・・・などなど。
「食品添加物で新しい食文化を作るんだ!!」
とまで思っていたそう。

でも、娘の誕生日に、自分が開発したミートボールを娘が食べているのを見て、
大慌てで食べるのを止めさせた。
そのミートボールは、
肉とも言えない水っぽく味のない、クズ肉を、
約30種類の食品添加物で、「食品」に仕立てたものだったのだ。


それから食品添加物の危険な部分を考えるようになって、
会社を辞め、
食品添加物を伝える側に立っている。

「生産者・流通・消費者、すべてに原因があり、公開して選択」
がモットー。

です。






食品添加物の働きは、

安い
簡単
便利
美しい
味が濃い

消費者がこれを求めるから、
生産者側も食品添加物を使うようになってる。
キレイじゃないと、日持ちしないと、安くないと、商品が売れない。


コンビニで売られてる「ミックスサンド」
この中には60~80種類の食品添加物が入ってる
らしい

この食品添加物、
ちゃんと安全の確認はされてるらしい。
ネズミの生態実験で
ネズミの実験の100分の1の量が、安全基準になる。
もちろん、
人間で実験はされてない。
そして1種類ずつの食品添加物の実験なので、
数種類の食品添加物を同時に摂取し続けた場合の安全性はわかっていない。


1リットル198円の醤油。
1リットル1000円の醤油。

裏の表示を見てみると、違いがわかる。
198円の醤油は、わけのわからないものがいっぱい書かれてる。
1000円の醤油は、1年かけて職人が昔ながらの製法で作ったもの。

もし198円の方を買って、毎日料理したら、
それだけで毎日、長期的に何種類もの食品添加物を摂取することになる!!!

どっち買いますか・・・????
それでも安さをとる???


何でも簡単にできちゃう、と子どもに思わせるのも問題。
親は、子どもに料理している姿を見せる。
食べ物の大切さをわかってもらえるように。



あぁーまとまりのない文章になってきた



しかし
講演会では安部さんが目の前で、
何種類もの食品添加物の白い粉を色々調合して、
いろんなものを作り出してくれた!
「無果汁」のジュースや、お吸い物など。
ほんっとコワイ!!!

「レモン○○個分のビタミンC」
「キャベツ○○個分の食物繊維配合」
とかゆーのもすぐ作れるらしー。。。
ひぇー


食品表示はされてる。
だから、私たちは選ぶことができる。
時間がなくて、便利さをとるときもあると思うし、
食品添加物に助けられてる部分はある。
でも、
それを知ってるか知ってないかでは大きな違い。
そして食品添加物を選ばない人が増えてきたら、
きっと何かが変わっていくと思う。


やっぱりあたしは
なるべく食品添加物を摂りたくないし、
周りの人たちにも摂ってほしくないと思う。

だから、食品添加物のことを
少しでも知ってもらいたいなぁと思って
こんな長々と書きました。




ここに書いたことほとんど「食品の裏側」に書いてることなので、
興味ある方は是非!!読んでください!!!!