浜野巌治


博多湾の浜辺に住む頑固ジジイです。

五月病は?ホームシックは?

2007年04月25日 | 日記・エッセイ・コラム

新入社員の大きなマゴへ。

学生から社会人へ、京都から福岡へ、兄弟や友だちに囲まれたくらしから1DKの一人暮らしへ。人生でめったにないデングリガエリの月。もう4週目が終わりに近づいた。ホームシックにかかっていない?五月病の気配はないか?

忙しいそうでヨカッタ!?昼食を食べられない日が続いて、少しは痩せてスマートになるのではないかと、おばあが言っている。

『奨学金とはなあーこれから何年もお前が背負う何百万の借金やねんぞ?!親が返してくれると思ってるんかもしれへんけど、借金の名義が自分って重みがわかるか!!!!!。そんなあやふやな気持ちなら、借金背負って学校に来る意味なし!!!とっとと働けアホカ!』

すごいタンカ!キョウト弁というところが面白い。たしかに、母親から書類を持っていけと言われるままに不備な書類を持って窓口にくるフニャフニャ男を見ればそう言いたくなるのはワカル、ワカル。

採用試験の面接で、自分自身が大学で奨学金をもらったとき、事務職員のやさしさ、親切な心が身にしみたことを面接の方に話したと言っていたけど、採用が決まって配属された部署が奨学金の担当と聞いて、ホントこれが何かのご縁だと思った。

あなたの3月29日のブログに『学費で苦労したことが活きたとしか思えない・・学生の気持ちに立って、通常のケースに当てはまらない学生も退学に追い込まないように、早々と大人や世間に対する不信感を植え付けないように、戻ってこれない道に落ちる前に,救っていくよ!!たぶん!!』-初心忘るるなかれ!(じい)

残業と早出の日々、ご苦労さま。ホームシックにかかる暇はないか?それともチョット??友だちには会いたいだろうねえ!

ヒマがあったら屋台で会おうゼ。

やがて古希を迎える新人社員(爺)より


シニアクラブ総会

2007年04月23日 | 日記・エッセイ・コラム

Dscf3031 シニアクラブ(老人クラブ)の総会をきょう行った。

みなさんのご協力で、シニアライフを存分に楽しませてもらっている。

毎月1回、ハイキングや史跡めぐりなどきちんとした活動を続けている。

総会を終ったあと、副会長さん宅で仲間の旅行ビデオを見たり,音楽を聞いたり、交流を続けた。海の風景が美しい。ベランダのハトの巣の片付けを手伝う。


雨上がる

2007年04月22日 | 日記・エッセイ・コラム

Uvs070422002 雨が上がった。

山の稜線が雲の間から姿を現す。

山肌の色が少しずつ新緑に染まっていく。

午後しばらく薄日が射す。ベランダの花が賑やか。

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左:クンシラン。

我が家のベランダにやってきてすでに31年。別れ際に鉢をくださった友人一家も元気だ。

右:パンジー。3月に我が家のベランダに来た新人。

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小さな花を咲かすシンビジウムはつれあいの父上の株。葬儀が終って、庭の一鉢をもってきた。

黄色のシンビジウムはつれあいの誕生祝に買った鉢。最初の花は終ったが、新しい花芽が伸びて、2度目の開花!

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セッコク。姉夫婦の庭からやってきて10年余り、ほっておいても春が来ると、白い花を咲かせてくれる。

マーガレットに似ているユリオプスデイジー、南アフリカ原産の多年草。幹が年々大きくなった。そろそろ大地に根を下ろしたいことだろう。


愛犬を救助した男性の話

2007年04月21日 | 日記・エッセイ・コラム

火曜日の朝のことだから、いささか旧聞のニュースであるが、つれあいのプールの友だちのご主人の目撃談を聞いた伝聞。ご容赦を。

室見川の河口、川の向こうに福岡タワーや百道浜の高層マンション、こちら側は住宅地と団地が並ぶ。

6時半ころ、時ならぬ救急車のサイレンを聞き、ご主人は家を出て救急車が止まった場所へ行った。人が川の中にいる。堤防はコンクリートで固められているから、上がろうにも、手をかけるところもない。そこへ今度は消防のレスキュー隊がやってきた。潜水服を着た数人がすぐに川に飛び込んだ。川といっても博多湾はすぐそば。水深はかなり深い。

レスキュー隊員はすぐに水の中の男性を引き上げようとした。ところが、彼は腕に犬を抱いている。遠めには、どうやら犬を先に引き上げてくれと言っているらしい。レスキュー隊員は犬より人間が先だと言っているらしいが、しばらく、押し問答!

男性も犬もまもなく護岸堤防をようやく引き上げられた。水に濡れた犬は男性の奥さんらしい女性が抱き上げタオルでやさしく拭いていたが、濡れ鼠の男性はほったらかし…男性は水を飲んだらしく、救急車で運ばれていったそうな。

それにしても、なんとウルワシキ犬族愛ではないか。私も犬、ネコ大好き人間。子どものころは可愛がったものだ。しかし、もし、私の愛犬が散歩中、堤防から川の中へすべり落ちたとき、すぐさま水の中に飛び込むだろうか。冷たい水、自分の心臓がマヒしないか?考えたかもしれない。犬は泳げるからしばらくほって置いても大丈夫、何とか救出方法を考えたかもしれない。勇敢、しかも我が身の危険も省みないで水に飛び込むその元気さ。感服した。

男性が水に飛び込んだのを見て、誰かが119番に電話したのだろう。消防車は百道浜にいる、5分で駆けつけたろう。救急車は数台、ハシゴ車も来た。ハシゴ車で吊り上げる必要はなかった。まあ良かったヨカッタ!レスキュー隊のみなさん、ご苦労様でした。

殺伐としたニュースが切れ間なく続く昨日今日、一方で愛犬を救うため、これほど懸命になることができるのも人間なんだ。