雪だんごが、坂をコロコロ転がりながら次第に大きくなるのが「雪まろげ」というそうな。
昨夜、博多座の観劇にお誘いを受けて、きょう舞台を楽しんだ。
喜劇『雪まろげ』、主役は文化勲章の森光子さん。年齢を全く感じさせない若々しさ。圧倒される!
脚本の小野田勇さんの名前は記憶にあった。インターネットで見ると、すでに1997年お亡くなりになっていた。1961年、「若い季節」というドラマ、1966年、朝の連続テレビ小説「おはなはん」の脚本が小野田勇さんだった。
きょうの舞台の時代設定がもう数十年前のものと思われる。脚本は早い時代に書かれたものだったのだろう。米倉斉加年扮する中国要人は人民服、テレビ会社の中継スタイルは20年昔、携帯電話もない。「津軽海峡冬景色」を歌って踊る森光子さんは大きな拍手を浴びた。