ある人のメールに答える

整体の予約をしている人から、以下のメールが届いた。

「　本日14時から予約をしていますが、下痢をしていて外出す
るのが怖いです。
当日で申し訳ありませんが、キャンセルしたくお願いいたしま
す[m(_ _)m]　」

早速、以下の返信をさせて頂いた。

「　承知しました。

下痢は、悪いものを体外に排泄する働きですから、無理に止め
てはいけません。

腸には、「ご苦労さん」と声でもかけてあげて下さい。

対処法としては、膝から下部だけをお湯に浸ける“脚湯”をすると
良いです。

又、100％のリンゴジュースを、水で半分に割って飲むと、（無理
のない）下痢止めになります。
※50％のリンゴジュースは、駄目です

お腹がすいたら、食べた方が、排泄が完全になります。

いずれにしても、下痢を“悪いもの”と思うことが、いちばワルい
です。　」

更にメールのやり取りが続いたが、以下は省略する。

骨盤ダイエット

似たような文句が氾濫しているが、今は骨盤を締める時期で
はない。

身体の“緩み”の過程で、これから骨盤が緩む（＝開いて下が
る）時期である。
これは“自然”の働きで、植物が春になって芽吹き、そして花
開くのと同様の過程であるから、これと逆行するような操作は
、身体に無理を強いるものである。
そのしっぺ返しは、当然来る。

身体が四季の変化に応じて微妙に変化することは、是非知っ
ておかねばならない。
そして、具体的にどう変化するのか？　それを知らねば、人の
身体など恐くて触れるものではない。

脇の調整を！

３月も２０日を過ぎたが、この時期に脇の（四ヶ所の内の）一ヶ
所でも厚みがあると、これから先変調を来たし易い。

脇の厚いのは筋肉ではないのだから、薄くなるよう、つまんで
（下に）引くようにする。

僅かのことで、体調を崩すのはもったいない。

お身体大切に！

自分の身体に、感謝とご褒美を！

よく「多少の痛みは我慢すればいいし、そのうち楽になることも
多い」と言う人がいるが、なるほどそれも一理あるが、世界に
たった一つしかない、貴重な自分の身体である。

徹夜をしても、暴飲暴食をしても、肝臓も呼吸器も循環器も、
一生懸命働いて、“主人”の身体を働かせるべく、頑張ってく
れる。
そして、あなたが生まれて今日まで、ずっと支え続けてくれて
きたのだ。

これが感謝しないでいられようか？！
この身体をいとおしみ、大事にしようと、思わないでいられよう
か？！
何かご褒美をあげないでいられようか？！

休養をとり、（できれば美味しいもので）栄養を摂り、運動やス
トレッチや、又整体でも指圧でも何でも良いから、ご自分に合
った体の手入れをして欲しいものだ。

歯の治療は、ご用心！

この時期は、喉が変になったり歯が痛くなったり、又頭痛がした
りと、頭部の変動の大きい時期である。

然し、それゆえ歯を大きく削ったり、或いは抜いたりといった処置
を施すと、それは頭部への強い打撲と同様の影響をもたらし、そ
の後しばらく不調が続く元になるから、要注意である。

大きな処置は、来月中旬以降にするのが無難である。