4日ほど前に風邪をひき、次の日に少しの熱と、上胸部左側の張りを感じたので、それが原因らしいと分かった。
自転車をこぐ時は(特に胸部に)風を受けない工夫をして、温かくして大人しく過ごしていたが、今日はほとんど抜けてしまった。
「公益社団法人・整体協会」、通称“野口整体”の活動の一つに、“体癖”(たいへき)の研究がある。
身体の中で、偏り疲労の現れ方、あるいは現れる部位によって、十二のタイプに分類したものであるが、ベクトルと同じで、一種類だけでは方向性というものができず、身体がある程度整った状態で、二種類ないし三種類の体癖を併せ持つ。
例えば、「誰それは、“二種九種(の身体)”だ」というように。
そしてそのタイプごとに、身体的また感受性の特性がある。
頭のよく働く一種や二種。
一種は想像力豊かで、自分で文章を作れるが、二種は人の書いたものを参考にする。
消化器が丈夫で、根アカの三種、逆に消化器が弱く根クラの四種であるが、どちらも、彼らを突き動かすものは感情である。
呼吸器が丈夫で、身体のよく動く五種、逆に呼吸器が弱い六種であるが、損得勘定に影響されやすい、等々。
これらの体癖を知る方法の一つが、大量配分の測定である。
2つの台の上に、左右それぞれの足を乗せて立つが、1つの足の前方親趾側と、残りの4趾側、さらに後方の踵側と、3箇所それぞれにかかる力が測定できる。
左右6箇所の合計は、当然その人の体重になる。
この台の上で吸息(緊張)、吐息(弛緩)、挙手や捻り、又しゃがみやお辞儀など、色々な動作をして、その動作ごとに、足の裏にかかる力を測定する。
表示された数字をグラフ化すると、その人の特徴がよくわかる。
例えば五種体癖の人は、いろんな動作で前の方が重くなるが、お辞儀をした時だけ後ろ(踵側)の方が重くなる。
普段から前方に重心があるので、身体がよく動く行動派タイプであるが、そのままお辞儀をすると前につんのめってしまうので、無意識にお尻を大きく後に突出してバランスをとる。
それで、お辞儀のときだけ、後の方が重くなるのである。
動作ごとにできるグラフの形に、その人の個性が現れるので、何度も計ると、ほぼ同じ形が積み重なっていくが、大病を患ったときなどは、普段とは全然別の形になる。
つまり、大量配分が本来のその人のものではなくなるのである。
又子供は計るごとに、徐々に変化していき、まさに“成長”を感じることができる。
沢山の人を計っていく中で、少数ではあるが、左右差の大きい人たちがいるのが分かる。
例えば体重60Kgの人が、本人はバランスをとって、左右に等しく体重をかけているつもりでいるのに、左足にかかる力が34Kgで、右足にかかる力が26Kgとなっている場合がある。
左右差は、34 - 26 = 8Kgで、体重の1割(6Kg)を超えている。
こういう場合、糖尿病や癌である可能性がある。
つまり、例えば癌のできた部位は身体のどこか一部であっても、それ以前に身体全体のバランスが崩れているらしいのである。
実際、恩師の高野先生のところに通っていた中年の男性で、(本人も自分が癌であることを知っていたが)大量配分測定で左右差が大きかったのが、整体を受けて、だんだん左右差が小さくなってきた頃には、癌も寛解していた。
以前のブログでも書いたが、左右差がある程度大きくなったときに風邪をひくことが多い。
そして熱が出たり咳が出たりの辛い症状の裏で、身体のバランスを取る働きが起こるので、温かくして安静にしていれば、そして薬や解熱剤などで、風邪の経過に干渉しなければ、風邪が抜けたときには、左右差が小さくなっている。
これが風邪の効用、つまり身体のバランスを整える作用であり、長引かせなければ、決して悪いものではない。
なので風邪は、時々ひいて、そして短時日に抜けるというのが理想である。
本来身体が整っていれば、風邪はそれほど長引かず、数日で抜けてしまうものである。
それが、経過に数週間も要するというのは、身体の鈍りか、あるいは何か大病が隠れている可能性がある。
又よく「元気です! ぜんぜん風邪もひきません」などとテレビなどで言っているが、『本当かしら?』と思ってしまう。
実際は時々、短期間で抜ける風邪をひいているのではないか?
“風邪をひかない”ということが、元気で健康であることの証のように思われているので、ついそんな言葉が口から出てしまうのではなかろうか。
風邪に対する“常識”が、変わって欲しいものである。
※ liNE@ 始めました!
“友達登録”してくださった方、整体や活元運動の誘導など、(1度だけですが) 500円値引きさせていただきます。
初めての方はもちろん、そうでない方もお使いいただけます。
※ 宇部での整体や、活元運動の誘導にも使えます。
是非ご利用ください。
https://line.me/R/ti/p/%40xfz8218g
「井の頭整体」http://sukoyaka.jimdo.com
「整体・宇部」http://sukoyaka2.jimdo.com
自転車をこぐ時は(特に胸部に)風を受けない工夫をして、温かくして大人しく過ごしていたが、今日はほとんど抜けてしまった。
「公益社団法人・整体協会」、通称“野口整体”の活動の一つに、“体癖”(たいへき)の研究がある。
身体の中で、偏り疲労の現れ方、あるいは現れる部位によって、十二のタイプに分類したものであるが、ベクトルと同じで、一種類だけでは方向性というものができず、身体がある程度整った状態で、二種類ないし三種類の体癖を併せ持つ。
例えば、「誰それは、“二種九種(の身体)”だ」というように。
そしてそのタイプごとに、身体的また感受性の特性がある。
頭のよく働く一種や二種。
一種は想像力豊かで、自分で文章を作れるが、二種は人の書いたものを参考にする。
消化器が丈夫で、根アカの三種、逆に消化器が弱く根クラの四種であるが、どちらも、彼らを突き動かすものは感情である。
呼吸器が丈夫で、身体のよく動く五種、逆に呼吸器が弱い六種であるが、損得勘定に影響されやすい、等々。
これらの体癖を知る方法の一つが、大量配分の測定である。
2つの台の上に、左右それぞれの足を乗せて立つが、1つの足の前方親趾側と、残りの4趾側、さらに後方の踵側と、3箇所それぞれにかかる力が測定できる。
左右6箇所の合計は、当然その人の体重になる。
この台の上で吸息(緊張)、吐息(弛緩)、挙手や捻り、又しゃがみやお辞儀など、色々な動作をして、その動作ごとに、足の裏にかかる力を測定する。
表示された数字をグラフ化すると、その人の特徴がよくわかる。
例えば五種体癖の人は、いろんな動作で前の方が重くなるが、お辞儀をした時だけ後ろ(踵側)の方が重くなる。
普段から前方に重心があるので、身体がよく動く行動派タイプであるが、そのままお辞儀をすると前につんのめってしまうので、無意識にお尻を大きく後に突出してバランスをとる。
それで、お辞儀のときだけ、後の方が重くなるのである。
動作ごとにできるグラフの形に、その人の個性が現れるので、何度も計ると、ほぼ同じ形が積み重なっていくが、大病を患ったときなどは、普段とは全然別の形になる。
つまり、大量配分が本来のその人のものではなくなるのである。
又子供は計るごとに、徐々に変化していき、まさに“成長”を感じることができる。
沢山の人を計っていく中で、少数ではあるが、左右差の大きい人たちがいるのが分かる。
例えば体重60Kgの人が、本人はバランスをとって、左右に等しく体重をかけているつもりでいるのに、左足にかかる力が34Kgで、右足にかかる力が26Kgとなっている場合がある。
左右差は、34 - 26 = 8Kgで、体重の1割(6Kg)を超えている。
こういう場合、糖尿病や癌である可能性がある。
つまり、例えば癌のできた部位は身体のどこか一部であっても、それ以前に身体全体のバランスが崩れているらしいのである。
実際、恩師の高野先生のところに通っていた中年の男性で、(本人も自分が癌であることを知っていたが)大量配分測定で左右差が大きかったのが、整体を受けて、だんだん左右差が小さくなってきた頃には、癌も寛解していた。
以前のブログでも書いたが、左右差がある程度大きくなったときに風邪をひくことが多い。
そして熱が出たり咳が出たりの辛い症状の裏で、身体のバランスを取る働きが起こるので、温かくして安静にしていれば、そして薬や解熱剤などで、風邪の経過に干渉しなければ、風邪が抜けたときには、左右差が小さくなっている。
これが風邪の効用、つまり身体のバランスを整える作用であり、長引かせなければ、決して悪いものではない。
なので風邪は、時々ひいて、そして短時日に抜けるというのが理想である。
本来身体が整っていれば、風邪はそれほど長引かず、数日で抜けてしまうものである。
それが、経過に数週間も要するというのは、身体の鈍りか、あるいは何か大病が隠れている可能性がある。
又よく「元気です! ぜんぜん風邪もひきません」などとテレビなどで言っているが、『本当かしら?』と思ってしまう。
実際は時々、短期間で抜ける風邪をひいているのではないか?
“風邪をひかない”ということが、元気で健康であることの証のように思われているので、ついそんな言葉が口から出てしまうのではなかろうか。
風邪に対する“常識”が、変わって欲しいものである。
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初めての方はもちろん、そうでない方もお使いいただけます。
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是非ご利用ください。
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