活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

恵みの雨

2011-02-19 00:03:08 | 体の変化
1月の降水量(雪)は僅か1mmだったが、2月に入って既に40
mmの雨(or雪)が降った。

1月は、「身体が痒い」と訴える人が多かったが、今月に入って
からは、月初めは別として、そんな声も聞こえなくなった。
残念ながら、気象庁の「過去の気象データ」には“湿度”の項目
がないが、9日以降6度の雨が降ったのを見ても、極度の乾燥
状態はとりあえず解消された。

雨で喜んでいるのは、草木や畑の作物だけではなく、この身体
も同様である。

然し、雨が降っても降らなくても、“寒の水”を飲むことは大事な
ことだ。
活元運動や整体で身体を敏感にすることは当然であるが、忘れ
ずに水も飲みたい。


インフルエンザ

2011-02-09 11:54:51 | 体の変化
家族がインフルエンザに罹ったとのことで、どうすればいいで
しょうか?との質問を、メールで頂いた。

奥さんもお子さんも微熱で、お子さんも元気だとのことで、(特
別症状が重いとか、ぐったりしている、或いは高齢であるとか
いう状況ではないので)次の様にお答えした。

インフルエンザも風邪と同じで、身体を温かくして、外の風に
当たらないことです。

又ご存知のように、インフルエンザを自然に経過すると、今後
数年間色んなタイプのインフルエンザに対する免疫が出来る
ので、「良かったね!」ということで、喜ぶべきことです。
更に云えば、インフルエンザは身体のある部分の修正をしてく
れますから、せっかく罹ったのですから、是非自然に経過させ
て下さい。

高野先生が以前インフルエンザに罹られたとき、「目が良くなっ
たよ!」と仰っていましたが、整体協会が全国の指導者に報告
させたところ、「目がよくなった(視力や、白内障・緑内障etc.)」
人がとても多かったのですが、現代文明は目を酷使することが
多いので、“自然”が目の修正を、インフルエンザという手段を
通してしてくれているのだということです。

だからインフルエンザに罹ったことは、『良かった』と喜ぶべきこ
とです。

以上が返信の内容であるが、子供は親が「大変だ!」とおろおろ
していると、精神的に不安になり、余分に経過が長引いたり、症
状が悪化したりする。
どんなことも、その良い点を示して安心させることは、とても大
切なことである。

随分前になるが、ある投書(?)を読んで、その子供の文章に
とても心がなごんだ。
それは、こんな内容だったと記憶している。

「ぼくが病気で寝込んだ時、おばあちゃんは仏壇でお祈りをして
くれた。
お母さんは美味しい○○を作ってくれた。
お父さんは優しい目で、じっとぼくを見ていた。
ぼくは安心して眠った」