保険では当たり前だが…

　　麻生太郎首相が、「たらたら飲んで、食べて、何もしない人
（患者）の分の金（医療費）を何で私が払うんだ」と発言し問題
になっているが、「病気になるのは本人の不摂生のため」とも
受け止められる為非難されている。

　然し実際にはそういう面が一部あることは事実で、健康を維
持するために食事に気をつけ、ジョギング等の運動をし、更に
整体やマッサージ等で身体の手入れをしている人と、暴飲暴
食に喫煙しながら徹夜マージャン深夜のTV…と不摂生して
いる人の保険料が同じというのは、例えば自動車の保険を考
えてみるとオカシいということになる。

　自動車保険の場合も、無事故無違反の人としょっちゅう違反
や事故を起こしている人では、保険料にかなりの差があり、誰
も皆当然のこととして異議を唱える人はいない。

だから麻生首相が云うように、努力して健康を維持している人
が払っている税金が、努力しないで病気になった人の医療費
に回っているとの見方は、一部では正しいのである。

　さらに首相は「努力して健康を保った人には何かしてくれると
か、そういうインセンティブ（動機づけ）がないといけない」と話し
た様であるが、病気になったのが本人の不摂生によるものか
どうかの判定は難しく、判定のために費用や人件費を使うこと
を考えると、結局今のままの方が割安ではないのか？

　更に、何故“不摂生”をするに至ったのか？ということ迄突き
詰めて考えると、必ずしも本人が“だらしない”為とばかりは云
えない場合が多々あると思われるので、自動車保険のように
明確な線引きは出来ないだろう。

　色々矛盾はあるものの、当面現行の制度のままでいくしかな
いだろう。

　

やっぱりオグシオの勝ち

　TVで全日本バドミントンの試合を途中まで見たが、見始めて
直ぐ気になったのは、オグシオペアの表情が二人とも平常心
のいつもの顔なのに、スエマエの表情が、特に前田選手の顔
が目がつり上がり、鳩尾に力が入り丹田には力不足で、充実
した状態ではないことである。
　前田選手のあの素敵な笑顔がなく、末綱選手の表情もいつ
もと違う。

　同じ表情なら、力はスエマエが上だと思うが、これではオグシ
オに分があると思った。

　仕事先でオグシオペアが勝ったことを知らされたが、更にPC
で、接戦の末オグシオペアのストレート勝ちだったことを知った。

　身体がきちんとなってないと、むき出しの闘争心だけでは勝て
ないことを改めて知った。

　

　

冷えは首から

　一日の気温差が大きくなり冷えによる影響が出ることが多く
なったが、外を歩いたり自転車で飛ばしたりするときは、帽子
やマフラーを使いたい。

　早朝の電車等で窓ガラスに後頭部をつけた時に、ヒヤッとし
て思わず離すことがあるが、冷えは先ず後頭部から首、そし
て上胸部へと下におりてゆく。

　頚部を冷やせば、鼻水が出たり視力や思考にも影響が出
るのは勿論、二の腕の或るスジが硬直し且つ母指や母指球
も詰まって鈍くなっていれば、脳血管障害の危険が増す。

　一定の年齢に達した人は皆チェックし調整させて頂いてい
るが、特に注意すべき時期である。

お手洗いが近いのは…

　寒くなると汗の量が少なくなる分、トイレに行く回数や尿量が増
える。

　然し気温の変化を考慮したとしても、やけに“トイレが近い”と感
じることがあるが、これはL4.5（腰椎四番・五番）がきちんとなっ
ていないことに因る。

　特にL5は、この時期硬めでしかも弾力に富んでいないといけ
ない。

　両脚を広めに開き、更に両足首を外向きに回転させ、両足の
第五趾側の線で身体を支える。
このとき、上体は胸を張る様にする。

L5がしっかりしていないと、この姿勢を保つのが難しく、ぐらぐ
らする。
然し、不安定な状態で我慢して耐えていると、次第にL5がきち
んとしてくる。

この時期の大事な調整である。