活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

“幸せの青い鳥”は、自分の中に…

2005-12-31 20:50:24 | 体の変化

毎日の新聞の折込などで“痩身”や“美容”そして“健康法”

が色々と紹介されているが、人は自分の求めるものがどこか

遠くにあり、それは何か“特別な”ものであったり“高価な”も

のであったりする方がより“価値ある”ものに思える様だ。

然し“幸せの青い鳥”はそんな遠くではなく、実は“自分自身”

の中にある。

《 活元運動 》は、元々そういう名前すら無く、「日本野鳥の会」

の創設者である中西悟道氏が滝を浴びているときに自然に動き

出した様に、本来誰の中にも備わった力であるが、「(社)整体

協会」が中心になって普及に努めている、“体を敏感に”し、本

来の野性味や動物的な勘を取り戻す為の体操である。

○一人ひとり体も、その使い方も異なるので、《 活元運動 》も

 人の数だけ異なる。

○わずか2分程度の準備運動で動き出し、あとは体が勝手に

 動いてくれるので、どんなものぐさな人にも出来る。

 しかも、どんなに動いても疲れない。

○動いている間中、(例えばデスクワークの後、思わず腕を突

 き上げておもいきり背伸びをしたときの様な)“快感”がある。

○多くの人が、初めての体験のときでさえ“効果”を自覚できる。

○勿論“お金”が掛からない。

等の特徴がある。

今後何百年経っても、総合的にみて《 活元運動 》を凌ぐ“健康

法”など現れないだろうと思う。

何故なら、(云うまでもないことだが)《 活元運動 》はどこか他

所から持ってきた借り物ではなく 本来誰でもその内に持って

いる“潜在能力”だからである。

自らの内にある“幸せの青い鳥”に、気付いて欲しい。


水を飲もう

2005-12-31 19:59:59 | 体の変化

関東地方は、相変わらず空気の乾燥した日が続いているが、

こういうときはお腹の風邪が流行り易くなる。

新聞などでも「お腹にきたら水を飲めば、多くは3日位で落ち

着く…」と注意を呼びかけている。

然し水を飲むのは、何も風邪を引くのを待ってからではなく、

今年のように冷えと乾燥が早くから始まっているときは、12月

の半ばで既に水を摂る時期にきている。

皮膚の痒みも例年より強く感じる人が多く、湿度が15 %

等と異常に低い今年は、暖房の効いた室内や入浴時の湯船

の中で、積極的に(生)水を摂る様心掛けたい。


いつ迄腰湯?

2005-12-22 16:23:21 | 体の変化
風邪のときの入浴の話をしているとき、腰湯の話になったが、年中
腰湯をしている人がいると知って吃驚した。
腰湯は本来梅雨時の入浴法である。
胃腸が不調のとき、喉が腫れたとき、風邪を引いたとき…とそれぞ
れの場合に適った入浴法がある。

今はこの寒さの中、体の引き締まりが大事であるが、焦点はL5(腰
椎5番)である。
L5に力が無いと上胸部に余分に力が入ったまま抜けず、硬直する。
又体は寒さを首の方から感じるので、頚椎から上胸部にかけて硬
直しやすくなる。
故にしっかり湯に浸かるのが良いし、腰湯では体が納得しない筈で
ある。

半端な知識なら、無い方がまだましという好例である。


犯罪者は

2005-12-16 19:56:13 | 日記・エッセイ・コラム
男子高校生が「冷たくなった(彼氏もいた)」といって女子高校生
を刺殺するという痛ましい事件があったが、一人で“思い”を募ら
せていったようである。
彼にもし気軽に親しく相談できる友人がいれば、あの様な事件は
起きなかっただろう。
前には声を掛けて励ましてくれたのに、最近は冷たくなったといっ
ても、「○○子は***で最近冷たいんだよ…」と友人に言えば
「そりゃしょうがないよ。気が変わったんだろ…。お前だってタイプ
の女の子は変わるだろう」等と言われて、返す言葉もないものの
『なるほどそうだよな…』なんてことになるし、彼氏がいることが分
かったときも、「俺、アッタマ来たんだよ!○○子のやつ、彼氏が
いやがんだよ…」と言えば、友人は「そりゃ仕方がないよ。だって
□□の方がルックスはいいし、お前よりアタマいいじゃん。悔しか
ったらお前の得意な野球で頑張れよ…」等と言ったりして、やっぱ
り悔しいものの、『確か似そうだ。よし、スポーツで見返してやる!』
等ということになって、あの様な凶行には到らなかっただろう。

これは塾で小学生を刺した大学生にも云えることで、どちらの場合
も一人で悩んで、己の中でマグマをどんどん膨張させていった結
果であり、“友達付き合い”が出来ない人達は、多かれ少なかれ同
じ問題を抱えていると云って間違いではあるまい。

登校拒否について、肯定的に寛容に考える見方が増えてきている
が、学校で色んなタイプや考えの友人や先生と兎も角何とか上手
くやっていけるということは、(例外はあるにせよ)心の柔軟性を示
すものであり、社会に出てからも大変重要なことである。

給与などは大変恵まれているにも拘らず職場を離れた人達がよく
云う退職の理由は“人間関係”である。
“人間関係”と云ってもその内容は様々であり、中には会社の不正
に己の倫理観が耐えられず辞めていくといった様なこともあるであ
ろうが多くは文字通り“人間関係”であろう。

人はみな好ましい面も好ましくない面も持ち合わせており、そうな
った事情(生まれ、環境、出会いetc,)があってそうなったのだから
、余程のことは別として、お互いを認め合って付き合っていきたい。

今の子供達の置かれている環境は、そういう面から考えると大変憂
慮すべき環境であると言わざるをえない。
例えば縦の関係が薄すぎるということは色んな人が指摘しているこ
とで、クラブ活動やボーイスカウト・ガールスカウト等に所属してい
ないと、色んな年代の人と交わる機会がない。
友達同士で集まってはいるものの、めいめいがそれぞれ一人でゲ
ームに熱中している…という光景は、表向きは仲良くやっている様に
見えるが、意見や立場の違いをはっきりさせないだけの事で、もっと
お互いに“トムとジェリー”の如く“仲良く喧嘩”しないと他人の気持ち
に鈍感になり過ぎるだろう。

日頃子供達と接していると時々喧嘩が始まって、殴り合いになったり
、泣かしたり泣かされたりしているが、それで良いのだ。
皆そうやって段々他人の気持ちに思いを寄せる様になるのだから…。

言い争っても取っ組み合いをしても、それでも離れずに“友達”でい
られる、そんな光景こそ必要なのだ。

何でも話し合える友達が(たとえ一人でも)いるということ、それは社
会の中で健全に生きていく為にはとても大事なことだろう。
少なくとも“犯罪者”にならない為にも。


股関節の痛み

2005-12-09 11:42:44 | 体の変化
ここ10日余り、股関節や鼠頸部の違和感や痛みを訴える人が
増えてきたが、実際は股関節そのものではなく、骨盤全体の歪
みが元にある人が多い。

股関節そのものの可動性は良く、L1(腰椎1番)も特に問題は無
いのだが、骨盤全体が歪んでいる為そのしわ寄せで股関節に影
響しているケースが目立つ。

今は骨盤を操作できるときなので、この時期にきちんとして、来
年1年間を少しでも快適に過ごして欲しいと思う。

C6.7(頚椎6,7)やL4.5(腰椎4.5番)を特に注意して診たい。