活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

骨盤の開き

2006-03-31 22:16:53 | 体の変化
ここ二日程北風の強い肌寒い日が続いているが、大勢は春の体
の後期で、骨盤の開きが始まっている。

然しこの時期まさに気を付けなければならないのは、
 “骨盤をあまり触るな!” という事である。

巷では骨盤体操やその他、兎に角骨盤さえ矯正すれば良いと云
う間違った認識がある様で、特にこの時期は、そういう事をする方
もさせる方も度胸があるな、と感心してしまう。

今は骨盤が大きく“自然に”変動している時期なので、外からの刺
激は最小限にとどめるのが“体を大事にする”ことになる。

高野先生も「骨盤を下手に触って毀すと(直すのに)3年かかる」
と仰っていた。
注意すべきである。

その他の目に付く変化と云えば、右の股関節や、左右あるが主に
右の足首の動きの不自然さが見られる。

又、消化器の系統で背中の中程の歪みや硬さが見られるが、傾
向の強い人は右の肩が前屈しているので分かり易い。
D(胸椎)8.9.10をよく観察してきちんと処置をすべきである。


風邪

2006-03-26 12:04:03 | 体の変化
最近の日ごとに変わる天気と温度差で、風邪引きさんが増えてい
る。
多いのは、咳の出る風邪と喉の風邪だ。

咳の風邪は、中継が弛んでない人は厄介だが、きちんと季節に乗
っていれば、特に上胸部を冷やさぬ様注意して、外の風を避けて
暖かくしていればさほど心配はいらないし、喉の風邪はおなじみの
足湯をしてやはり暖かくしていることだ。

いずれにしても、この時期は連日風が吹くことが多いので、長引か
せると後々厄介なことになるので、とにかく早めに経過するよう心
掛けるべきである。


今年のインフルエンザ

2006-03-14 19:19:28 | 体の変化
少数ではあるが、インフルエンザに罹った人の背中を見せて貰うこ
とが出来た。
発熱は云われるような38.5℃よりも高く、39.4℃などという人が
多かった。
今年のインフルエンザの特徴は“咳が出る”ことの様なので特にD1
,3,5(胸椎1,3,5番)に注意して観察する。

小学生の女児で、「高熱が出たが遅い時間だったので、翌日医者
に行くつもりでいたら、朝には熱が下がって元気になっていた(の
で医者には行かなかった)。」という、余計な薬などの入らない、願っ
ても無い観察の対象もあった。

又最近、どうも自分がインフルエンザに罹ったようであり、尚のこと
観察には好都合であった(激しい咳と、最低でも38.9℃の発熱が
あった)。

今回のインフルエンザは、D.3、L1が特に目立った場所であり、他
にD4.1.2。目や視力の関係、大脳系、又呼吸器等の働きを高める
為のものではなかったか?

他の方の観察結果も是非伺いたいものである。


背中のだるさ

2006-03-14 19:01:32 | 体の変化
背中(D5:胸椎5番~D10.11.12)がだるいと云う人は、大抵食べ過
ぎか飲み過ぎであり、それに対応したD5~D10あたりがだるくなっ
たり重く感じたりするのは当然である。

然し適量の飲食で同じ様にかったるさを感じる人もいて、そういう人
は(以前の自分がそうであった様に)猛烈に食べるのが速い!
若い頃はそれでも何とか消化器がこなしてくれるが、三種体癖でも
ない人間が同じ様な流し込む食べ方を続けていると、消化器もたま
ったものではない。

「たったそんなことで…?」と云われるかも知れないが、よく噛んで
ゆっくり食事をするように変えると背中は楽になるのだから、やはり
それが原因だったのだと思うしかない。