活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

蓄積疲労

2012-11-12 20:08:04 | 体の変化
「腕がかったるく、鉛筆を持つのもつらい」とか「(背中の一点に
、五寸釘を打って欲しいくらい」とかのセリフは、時々聞かされ
るが、こういうのは長年積もり積もった“蓄積疲労”とでも云う
べきもので、ちょっとやそっと何処かを押さえたからといって、
抜けるような生易しい疲労ではない。

愉気や活元運動は、疲労が抜けるのを早くは出来るが、基本
的には園箇所を、じっくり休めるしかない。

休めると云って、一週間や二週間で疲労が抜けるものではな
く、何ヶ月か掛かる。
初めは、そこを押さえないではいられない位辛く、次第に程度
は薄れていくものの、後からあとから古い疲労が表に出てくる。
『もう終わりでは…』と思っても、次からつぎへと、辛い箇所近
辺の色んな場所に、だるさや鈍痛が出てくる。
全部抜けるのを、じっと待つしかない。

例えば、それが腕の疲れなら、腕を使うのは必要最小限にし
て、とにかく休めることである。
筋トレなどは、“蓄積疲労”が完全に抜けて、腕がすっかり軽
くなってから再開することだ。