活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

体の締まり

2006-10-17 22:40:19 | 体の変化
 道行く人達を観ていると、少し前の捻れ傾向から最近は四種体勢
が増えてきたが、今日などは特に右肩が前屈してD(胸椎)6~9と
張りが感じられるが、又骨盤は左のS(仙椎)1.2は動きが良いのに
、右が遅れるのが見て取れる。
 これを観ても現在骨盤が締まりの途中であり、「秋」を感じさせる。
 卵巣部への愉気が有効な所以である。


風邪と入浴

2006-10-17 22:30:55 | 体の変化
 「風邪を引いたのでお風呂に入れず…」とはよく聞くセリフだが、
「風邪をひいたので、お風呂に入って早めに経過させました」とい
うのが整体の“常識”である。

 実際私自身時々風邪は引くものの、風邪薬など必要を感じたこ
とが無い。
 確かに高熱で辛いときや、だるくてぐったりしている様なときは、
入浴なんてとんでもない。
 然し大して熱も無く、鼻水や咳は出るものの元気のあるときは、
積極的に入浴して風邪の経過を速めることが出来る。

 要は風呂の入り方である。
 「咽喉の風邪なら足湯、消化器系なら脚湯、そうでなければ少し
熱めの湯に一度だけ浸かり、上がり際にコップ一杯の水を飲む」と
いうのが大まかな入浴法である。
 少し前に流行った腰湯などは本来梅雨時の入浴法なので、上胸部
が冷えがちなこんな時期には全然合わない。やはりこの時期は、肩
迄しっかり浸かって背中を温めないと快感は無い。

 風邪は本来“体のアンバランスを調整する自然の働き”であり、
長引かせなければ体にとって有り難いものなのだから、風邪を引
くに至った普段の生活様式を反省し、風邪が抜けたら前よりも元
気になって溌剌と生活すれば良い。

 風邪薬など必要ないのである。



苛めや不幸に負けない心と環境を!

2006-10-17 17:37:03 | 日記・エッセイ・コラム
 最近“苛め”を苦に中学生と教師が自ら命を絶った。
 又昨年のJRの事故で亡くなった男性の後を追って、それ迄生
活を共にしていた女性が命を絶った。

 誠に残念なことである。

 そして更に残念なのは、マスコミ等を通じて“原因となった加害
者”ばかりが責められていることである。
 JRを恨んで死んでいった女性は、先立った男性がもし仮に「車
を運転してハンドル操作を誤り、例えば電柱にぶつかって亡くなっ
た」としたらどうしたのであろうか? 或いは「不治の病に罹り命を
落とした」としてもやはり後を追ったのであろうか?
 自分の抱えた不幸は「全てJRの責任であり、JRが憎い!」など
とは、この世に生を受け、彼と出会いそして幸福な日々を過ごせ
たことへの感謝の念はないのか!?
 たとえ最後の別れ様が酷だったとしても、彼とのはかりきれない
幸せな時間があったではないか! それとも、元々この世に生を
受けず、何も無い方が良かったとでも云うのか?
 
 他者を恨んで死を選ぶなど、とても共感出来るものではない!

 そこそこの年齢の人ならおそらく全員が、又若い人でも大抵の人
が一度は「死」を考えたことがあるのではないだろうか?
 苛められた経験など、無い人の方が少数派ではないだろうか?

 然し、苛められても災難にあっても生きることを選んできたのは、
人それぞれに支えとなった心の持ち様・有り様は異なるものの、前
を向き将来に夢や希望を持ったからこそ、或いは自分を思う友人や
家族の支えがあり、又逆に自分が想い慕う異性や尊敬する人等が
いたから持ちこたえることが出来たのではないか?

 世界を見渡せば、とてつもない大きな困難や災難、又憎しみや恨
みの渦の中で生きることを余儀なくされている人達が本当にたくさ
んいる。

 “彼や彼女にとっては”、苛めや恋人の死が耐えられない出来事
だったからこそ死を選んだのであろうが、どうか皆がもっともっと逞
しく、忍耐強く、将来に夢と希望を持って“生きる”ことを選択出来る
様、お互い他者に想いを寄せ、支えあって生きていきたいものだ。
 


秋の風邪

2006-10-10 22:44:28 | 体の変化
 朝晩の気温差が大きくなり、一日の気温差が10度近くなること
も珍しくなくなった。
 こうなると、どうしても明け方に(特に汗をかいていると)冷え
の影響を受けてしまうが、首から上は衣服に覆われていない分よけ
いに冷えやすいし、足が布団から出ていれば体全体に影響する。

 これを防ぐには、襟のあるものを着て首をガードし、又もし風邪
気味であったり背中がだるくなりがちの人は、下着と肌の間にタオ
ルを折って入れれば、保温効果に加え汗をかいたときは吸収してく
れるので、風邪の予防或いは風邪からの回復を速めてくれる。

 もし足を冷やして明け方咽喉が痛くなった様なときは、バケツ等
にお湯を汲んで足湯をし、上手く全身に汗を掛ければ咽喉も楽にな
って出掛けることが出来る。

 もう一つ忘れてならないのは、日頃温かいスープを飲むことを心
掛け、これからの寒さに向けて皮膚が均等に縮み引き締まるのを助
けてやることだ。

 折角の(短いが)心地良い季節を快適に過ごしたいものだ。