活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

熱中症

2008-07-29 19:53:45 | 体の変化
 勉強会(健生会)でも問題になったが、これだけ気温が上がる
と当然熱中症に罹る人も増えてくる。

 先日の朝も、庭で作業していた女性が「水が飲みたい」と言っ
て受け取ったコップの水を飲み干したものの、直ぐに吐き出して
しまった。
 辛そうにしてうずくまったが、クーラーのある涼しい部屋に移動
して、頚部に氷水で冷やしたタオルを何度か当てると、間もなく呼
吸も楽になって回復したようである。

 熱中症に罹ったら、兎に角涼しい場所に移動して、衣服も緩め、
水分補給と体温を下げることが肝心である。

 つい今まで元気だった人が突然倒れたりするので吃驚するが
、慌てずに対処して、大事に至らないようにせねばならない。

 水も飲めないほど具合が悪ければ、直ぐに救急車を手配す
べきである。

 体のことを云えば、丹田に力があり、D7(胸椎七番)がきちんと
なっていれば、まず大丈夫である。



20年振りに動いた石

2008-07-10 23:23:13 | 体の変化
 活元運動は体を敏感にし機能を高めるものであるが、最近も2
回目の活元運動をしに来た人が、「前回初めての活元運動の翌
日くらいに尿に血が混じり、その翌日くらいに、20年間動かなか
った2個の石(尿路結石?)が動き出し、痛みに耐えかねて病院
に行くと、レントゲンを撮ってくれたお医者さんに、『石は2つとも、
放っておいても排泄される位置まで下りています』と云われて家
に戻りました」とのこと。

 野口先生の本にも、活元運動をして石が出た話は載っている
が、その人は初めての活元運動で、しかも見た目はさほど動か
なかったのである。
 私も人に「活元運動は、見た目は動かなくとも、内臓の活元運
動が出ていることもあるので、悲観したりせずに続けて下さい」
とよく云っているが、今回の事は良い例である。

 それにしても、こんなに簡単で楽で、少しのスペースさえあれ
ば出来る(しかも快い!)体に良いものが、何故それほど普及し
ないのか、不思議で仕方がない!

 どうも人間というモノは、遠くに出掛けたり、お金が掛かったり
エラい先生に習ったりするものを有り難がり、手近で先生も月謝
も要らないものには、価値を認めたがらない生き物の様である。

 青い鳥は、自分の傍どころか自分の中に住んでいるというのに…