サプリメント

色んなメディアでサプリメントを宣伝しているが、よく売れてい
る様である。
昔からあるローヤルゼリーやプロポリスを始め、様々な栄養補
助食品の種類と数は多い。

「普段摂る食事の他にサプリメント等を摂るのは、あまり好きで
はない」というのは分かるが、やむを得ない面があると思う。
それは、いま市場で売られている米や野菜その他の食品は、
“栄養分析表”に表示されているだけの栄養価がなく、サプリメ
ント等の栄養補助食品で補わざるを得ないからである。

農薬と肥料を使って“効率”を第一に考える農業が長く続き、見
栄えは良いが“痩せた”食品ばかりになってしまった。
理由も分からずに「かったるい」時などに、サプリメントを食する
ことで何故か元気になることは、実際にある。
これは「足りない栄養が補充されたから」と解釈するのは自然
だろう。

魚等天然に育った作物は別として、人が栽培する食物の中で
は、本当に栄養価の高い食物は“自然栽培”によって育った食
物であるが、“自然栽培”が世の中に広く普及するまで、まだ数
十年掛かりそうであるから、それ迄はサプリメント等の世話にな
らないと、必要な栄養が摂れないという事はあると思う。

夏風邪に注意！

「風邪をひいて、冷房を弱めにしています」という女性。
いつも、びっくりする程冷房を強めにかけている。　医者に行く
と、「汗をかいてクーラーで冷やして、風邪をひいている人が
いのですよ」と、お医者さんに言われたそうだ。

寒暑風湿を避けるという考えを捨てて、夏は暑く過ごすという習
慣をつければ、（汗をうんとかいていれば）夏も半ばには、ある程
度暑い環境が快適になってくる。

冷房の効いた電車に乗っても、半袖はまだしもノースリーブで
『大丈夫かな？』と思う人がいる一方、上着を取り出して温かく
している人も見られる。

我々の身体も“自然”の一部である以上、春夏秋冬の変化に
添った生活をすべきは当然であろう。