活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

暑い夏ですが…

2011-07-16 17:07:01 | 体の変化
今年は梅雨時から気温が高く、蒸し暑さは真夏を思わせた。

この暑さで、熱中症の予防は必要であるが、暑さを避けて涼し
くすることばかり考えていては、「守り、庇ってばかりいては、身
体は丈夫にならない」という野口先生の言葉どおり、為にならな
い。

酷暑の午後1~2時に、井の頭公園をジョギングしている人が
いて、驚かされるが、一方で、クーラーの中でばかり過ごし、
飲み物も冷たいものばかりという人もいる。
そういう暑さから逃げ回ることばかりしている人や、汗はかくも
のの、風呂上りなどクーラーや扇風機の風を当てることが習
慣になっている人の背中をみると、D7(胸椎七番)が陥没凹
気味になっていたり、その状態で時間が経過して、上に脂が
乗っている。

D7は、ガンをはじめ、色んなやっかいな病状に関係すること
の多い処なのであるが、回復させるのが難しい場所でもある。
徹底的な愉気も一つの手段ではあるが、自分で改善させるに
は、汗をかくことである。

子供は身体が敏感なので、凹状態のD7に息を吹きかけると
変化してくるが、大人は残念ながらそうはいかない。
ともかく汗をかくことである。
今は手軽にシャワーにかかることが出来るし、着替えてさっぱ
りすれば、心身ともに快適に過ごせるのだから、汗をかくことを
厭うべきではない。