活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

この時機の風邪

2007-10-20 15:13:02 | 体の変化
 電車などに乗ると、風邪を引いて咳をしている人がわりと多いの
に気付く。
 上胸部が硬くなって、『この分では、まだ当分咳は続きそうだ…』
と思う。

 主にD3(胸椎三番)かなと思っていると、今度はD1(胸椎一番)に
来たりそして背骨のすぐ脇の1側から外側の3or4側まで張りが表
に出てくる。

 一番の原因は、急に秋らしくなった気候の温度差に対処しなかっ
たということで、他に腕の疲れや睡眠不足、心理的な過度の緊張
が続いたりしたことに因る。
 先ずD5(胸椎五番)とL1(腰椎一番)によく愉気をして、大腿部
(後側)の処理も大事である。
 高野先生も「D1にきたものは、長引く」と仰っていたが、いずれに
せよ直ぐには咳は抜けないことが多いのは、蓄積があって、隠れて
いたものが順々に出てくるからである。

 風邪が経過した後は上胸部が緩むので、さっぱりして顔付きもさ
わやかになる。


黒川紀章さん逝く

2007-10-12 19:27:23 | 日記・エッセイ・コラム
 建築家・黒川紀章さんが亡くなられた。
 御冥福を心よりお祈り申し上げます。

 それにしても都知事選挙のときから生気が無く、“暗い”印象が
忘れられないが、御本人の自覚はいかほどであたのだろうか?

 特に印象に残っているのは、石原慎太郎氏に対して「裕次郎を
持ち出さなければ、選挙に勝てないのか!?」と、事実に反する
ちんぷんかんぷんな攻撃をしたり、そんなことを言っておきなが
ら、裕次郎の歌を歌ったりしたことで、『何ともちぐはぐなことをす
るものだ!』と感じたのを覚えている。
 そんなことを思い合わせると、随分無理をされていたのだろう。

 又呼吸が浅いことを感じたが、まさかこんなに早く亡くなるとは
思いもよらなかった。

 政界になど目を向けず、「建築家・黒川紀章」としてもっと活躍
して頂きたかったものである。


まるで他人事…

2007-10-03 01:13:43 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日TVを見ていると時津風部屋の事件について、北の湖理事
長が(理事長としてどう責任を取るのかと記者に聞かれ)、親方が
責任を取ればよい(ので、自分に責任はない)との返答をしていた
が、呆れた話である。

 北の湖は元々捻れ(七種)体癖なので、「責任を取れ」とか「や
めろ」等と言われれば、余計意固地になって反発するのは分か
るが、時太山こと斉藤俊さんは凄惨なリンチを受けて死んでいる
のである。

 七種の人は清濁併せ呑むところがあり、ある程度親方を庇うの
は理解できるにしても、元々正義感の強い体癖なのだから、時太
山の死んだことに対して、親方はじめ部屋の力士達に対しても強
い怒りを感じ、角界の最高責任者として時太山や御両親に(本来
ならば)申し訳ないという気持ちで一杯のはずである。

 それが前述の様な返答になるのは、今の地位にいたいという
欲であろうか…。
 然しそんな選択をすれば、必ず後で後悔するのは目に見えて
いる。

 “逃げない”のが七種体癖の良さでもあるのだから、事件の重さ
、そして責任の重さと向き合って欲しいものである。