活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

佐藤久一氏の、仕事への気迫

2008-05-10 23:02:31 | 日記・エッセイ・コラム
 山形県酒田市に、淀川長冶氏をして「世界一」と云わせた映画
館と、その後フランス料理の世界に転じて「日本一のフランス料
理店」との評価を得る仕事を成した酒田の人、佐藤久一氏は、
典型的な“九種体癖”の人であるが、佐藤氏とその仕事を紹介し
た本「世界一の映画館と日本一のフランス料理店を山形県酒田
につくった男はなぜ忘れ去られたのか」(講談社)を(写真も参考
にして)読むと、他に二種・三種体癖も入っていた様である。

 九種体癖であり、更に五種の要素が入っていないので、「採算
の合うように」とか「経営として成り立つように」等と云われ、無理
やり社長にされ株主総会で非難の集中砲火を浴び、やる気が
失せてしまったのだろう。
 誰かパトロンが現れ、「金のことは気にせず、好きにやってくれ」
とでも言ってくれれば元気になったのだろうが、残念である。

 以前高野先生に聞かされた話であるが、或る大工さんが仕事中
うっかり金槌を落としてしまい、床に敷いてあったタイルが割れ、タ
イル職人に「金槌を落とすなんて、素人だ」と言われて具合が悪く
なり、そのまま亡くなってしまった。

 九種というのは、完璧な仕事をする反面、こんな脆さも持ってい
るのである。


二種体勢に

2008-05-10 22:36:10 | 体の変化
一週間ほど前から、道行く人々の右の足首が硬いのが目立つよ
うになった。 L5の変異も多く見られ、しかも重心は後に移動し
ている。 又頭部は、前頭部が硬直気味であり、二種体勢になっ
てきていることが分かる。
 今はガソリン代の値上げや後期高齢者医療制度又チベット問
題と喧しくて、例年のように「五月病」の記事など見かけないが、
「何とか大学に入ったものの(或いは、一応就職はしたけれど)、
新しい環境に馴染めない」等と『贅沢は云っていられない』状況
にある人も多いであろうが、人間関係を上手く構築できないと、
ストレスは膨らんでくるだろう。

 活元運動をすればおのずと呼吸は深くなり、冷静に自分自身
や周りの状況を見つめなおすことが出来るのだが、中々普及し
てくれない…。


今年の天候

2008-05-10 21:43:50 | 体の変化
 年初の捻れ傾向と、今年の焦点がL3(腰椎三番)という予測は、
今のところ外れていないようだが、そうすると台風や地震の被害が
多い乃至は大きいということになるが、夏は去年ほど長くはないと
思うが、気温は一月あまり去年にも増して上がりそうな予感がする。

 外出の多い人や屋外で仕事をする人は、特に注意が必要になり
そうである。

 災害に対する備えは、物を準備することも大事ではあるが、もっ
と大切なことは、特に近所近隣との普段の付き合いであり、良い
関係ではないだろうか?


何の為の瞑想か

2008-05-06 00:18:22 | 日記・エッセイ・コラム
 以前サイババの本に書いてあったことだが、或る建物の前の階
段で何人もの人が瞑想をしていた。 そこへ一人の体の不自由な
お年寄りが、子供を一人伴ってやってきた。 瞑想していた人達
は皆それを見たが、『自分は今、大事な瞑想中…』と、誰も関わ
ろうとはしなかったが、只一人ある若者が瞑想をやめて、直ぐに
駆け寄って二人に手を貸した。 他の者は皆『あんなことで修行
を中断するとは…』と冷ややかに見ていた。

 サイババは「皆瞑想とは何かが分かっていない。あの様な困っ
た人を見たら直ぐに助けることが出来るような人間になる為に瞑
想をするのに…。あの若者一人が、瞑想の何たるかを知る者だ
と皆を憐れんだ。

 大徳寺昭輝氏も、似たようなことを云われたことがある。
 「修行と云って滝を浴びたり、火に掛かったり色々する人がいる
けれども、人に見せる為の修行になっている人が多いように思い
ます 私は修行していますよ!』という見栄になっているのです。 

 人は皆何かしら、人間関係やお金のこと病気のことと問題を抱え
て、もう毎日立派に修行しています。 そういう色んな問題に日々
直面しながら、それを如何に肯定的にとらえ喜び、感謝の心で受け
取ることが出来るか…という修行をしています。 だから改めて修
行などする必要はありません。」という意味のことを言われたのを
記憶している。

 私も以前一年間瞑想の会に通ったことがあるが、会の終わる頃
には、揺るぎない縦に伸びる太い直線をイメージすることが出来る
ようにもなり、それなりの成果が上がったと思えたが、あくまでも自
分を清め高めることの一つの手段、一つの側面であって、それ以
上チャクラの開発とか特別の能力を身に着けるとか云うことは考え
なかった。
 そんなことをする時間があったら、本を読んだり合掌行気をした
り、或いは道行く人々を観察したり…としたいことは幾らでもある。
 奥深い山の中に一人で住んでいる訳ではないのだから、今目の
前にある課題や目の前にいる人の方が大事なのである。

 それともう一つ気になるのは、瞑想をしているグループによって
は、参加する人達の顔が明るくない、笑顔がないことのあることで
ある。

 以前目黒であった「自然食の会」に出席した時、参加者の顔が暗
いことに驚いたが、中でも(その世界では海外でも有名らしい)女性
講師の暗く険しい顔付きが印象に残っている。 農薬はいけない、あ
の添加物がいけない、あれこれだからいけない…と、(確かにそうで
はあるけれど)色んなことやものに厳しくなっているのが原因ではな
いのか?とその時思った。 おまけに、参加者の年配の男性がある
質問をしたとき、(確かに答えに困るような質問ではあったが、誰もが
知りたいと思うような大事でまじめな質問であった)その講師が立腹
し、やや声を荒げて質問者を責める様な発言をしたのをみたときは、
驚くと共に呆れてしまい、『二度と来まい』と思ったのを覚えている。

 「瞑想」という時間を設けることは、それはそれで結構なこととは思
うが、日々の生活を犠牲にしたり周りの人々にあまり迷惑を掛ける
ものであってはならないと思う。

 『何の為の瞑想か?』一度確認してから始める、或いは続けるべき
であろう。




捻挫をしたら

2008-05-05 22:32:16 | 体の変化
 捻挫をしたら直ぐに冷やした方が良いことは、大方の人が知って
いることであるが、腫れが引いても一週間でも冷やしている人がい
るが、そんな必要は無いし、却って回復が遅れることになる。

 直ぐに冷やせば一日24時間で腫れは引くし、冷やす迄多少時間
が掛かっても48時間経てばまず腫れは引く。

 然し冷やす前に足首を力を抜いて振っておくと、更に回復が早く
なることは知っておくとよい。
 時間が経って足が腫れると、足を振ろうにも痛くて振れたもので
はなくなるので、出来ればその場で振っておくと良い。

 やってみれば、その効果の大きいことが分かる。