活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

手袋は本当に衛生的か?

2016-01-02 08:40:09 | 本当はどうなの?
アメリカでお寿司屋さん達が「手袋をして寿司を握るなんてオカシい!」「寿司屋の伝統を壊すものだ」として、元通り素手で寿司を握るようにしていることに対して、賛否両論があるようだ。
否定論者はもちろん「非衛生だ」と言うのであろうが、手袋は本当に衛生的なのか?

以前から疑問に思っていたのであるが、洋菓子屋さん等でも、特に人目につく所で製造している場合、皆手袋をして作業しているが、『あの手袋、本当に細菌は着いていないのかな?』と思う。
30分、1時間と作業を続けているうちに、ちょっと作業台に触ったり、扉の取っ手を当たったり…細菌は部屋の空気中にも無数に存在するのだから、とても無菌とは思えない。
実際手袋にどれだけの細菌が付着しているのか、例えば1時間とか2時間、一定の時間が経った状態で、作業員全員の手袋を、検査してみてはどうだろうか。

実験はできれば、あらかじめ告知せず抜き打ちの方が良い。
普段の作業で、手袋がどの程度衛生的なのかを知りたいからである。
それでもし、実際は手袋には結構細菌が着いているということになれば、“素手で握りたい”派には、強い後押しになるだろう。

ついでに言えば、やはり以前から『マスクって本当に衛生的なの?』と疑問に思う。
マスクの内側の、あの温度と湿度は、細菌の繁殖には絶好の環境では無いのか?
一度調べてみて欲しいものである。

整体メルマガH.28 1月号

2016-01-01 18:15:54 | 体の変化
整体を受けてくれる人に毎月メルマガをお届けしているが、整体に興味を持っていただき、さらに言えばせめて“活元カツゲン運動”を身に着けていただき、自分の体を自分の中にある力で、調整していただきたいと思います。
活元運動は、いったん習得すれば、一生の財産になります。

謹賀新年
北極の気温が20度も上昇し、0℃を越えたとニュースでありましたが、石川県に帰省中の人からのメールでは、彼方も雪ではなく雨とのことで、暖冬のようです。
しかし異常気象と言われても、あちこちで火山が噴火しても、24時間で自転し、365日で公転する地球の健やかな運行は、奇跡のように感じられます。

冷えと乾燥の1月ですが、生水を飲む時期です。
昔から“寒の水”と云われ、1年で最も貴重な水ですが、3月のお彼岸頃までが、生水が体に適う時期です。
(加熱処理をしていない事が重要です)

体の痒みや、寒さを余分に感じるのは、身体の乾燥のシグナルですが、身体の上ではC3.4(頸椎3番4番)の捻れ、さらに進むとL4.5(腰椎4番5番)の捻れとなります。
D5(胸椎5番)をショックして愉気しておけば、水の吸収が良くなります。
肺炎が多くなるのもこの時期ですが、D3.4 (胸椎3番4番)が離れるのが特徴です。
掌が敏感なら、服の上からでも炎症部の異常を感じられますが、愉気はよく効きます。
D3.4の1側の硬結を処理すれば、より快復に向かいます。

あと一般的な操法として、後頭骨の脂を処理することによって、身体が季節に乗りやすくなります。

私事ですが、恩師高野亨先生の指導を受けるようになってから、毎年1年間の日課を決めて実行するようにしています。
去年1年間は、起床時と就寝時に左右の脇の体温を測りました。
もう10年以上前に、昼間一度だけ左右の脇の体温を測った時は、ほぼ毎回、左が右より0.1℃高かったのです(すごく体調の悪い時に、3分違っていました)が、今度はほぼ毎回、右が左より何分か高いのです。
(今回は、15秒で測れる簡易体温計を使ったので、多少の誤差はあると思いますが)
以前と逆転していることを不思議に思いながら計り続けていましたが、10月の或る日『以前測った時は、確か上体を起こして計ったが、今回は寝た状態で計っているので、それが逆転している原因ではなかろうか?』と考え、寝た状態で測った後すぐに上体を起こして測ると、左右が逆転しました。予想は当たっていたようです。

今年の課題は、自分の身体のリズムを知ることで、高潮期には睡眠も食事も少なくしかも元気で動けるのに、低潮期には睡眠も食事も多くなり、しかも体はあまり動きません。
7日周期と10日周期の2タイプがあると云われており、なんとなく感じてはいたのですが、今回はそれをはっきり確かめるのが楽しみです。

また年末に、録画しておいたTV番組「情熱大陸」を観ましたが、主人公は“片付けコンサルタント”の近藤麻理恵さんでした。
私は全く知らなかったのですが、著書は世界何10カ国語に翻訳され、海外にも講演に出かけ、数百人入る会場も満席で、驚きました。
『片づけを終わらせて、ときめく毎日を過ごしたい』人のための、学びの場を提供する…との事でしたが、私自身も『“ときめくもの”だけを残して、使わないものは処分しよう』と決心しました。
※ 実は、東京と宇部用に干支の猿の置物を2つ買ったのですが、在所が分からないのです…(笑)
然し、片付けるのは部屋の中だけではなく、あちこちに興味が飛びすぎる自分の心も整理して、整体に費やす時間を、最低でも今の1.5倍にはしたいと思います。