活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

最近の変化

2006-06-09 18:43:04 | 体の変化
 一週間前は、C7とD1が離れて上胸部が前屈し、更に肩も前屈
して、重心が前にある人が多く見受けられた。
背中の上部が丸くなった状態で、とても姿勢が良いなどとは云え
なかった。
D3.4 やL2.3も見るからに重そうで、気を通してみてもやはり鈍い。

 それが最近は重心が後ろに寄ってきているし、(右)腕の第七の
つかえも多くの人に見受けられる。
 又骨盤の(特に右の)中央部の硬直や硬結は、整体をさせて頂
きながら教えられたもので、有り難いことである。

 観察は日によって波があるのは当然であるが、合掌行気と同じ
で、集中していくとやめられない一種の快感があるが、それは“
観察”に正しいと確信が持てる程上手く集中出来たときに限られ
る。


体癖と性差

2006-06-09 18:24:49 | 体の変化
 大脳生理学の発達その他に依って、(子供では余計)男女差
分かってきたが、体癖も性別に捉え直す必要があるのではない
か?
 高野先生に依って季節ごとの細かい変化が観察・考察され、
それらの変化に対応した操法も多く造り出されたが、自分の課題
として体癖ごとの性差の問題に取り組んでみたい。いや「みたい」
などと表現すると先生からお叱りを受けそうである。ここは一つ
「取り組むことにする」と言わせて頂こう。


[『待っていました!』の本

2006-06-09 18:14:54 | 本と雑誌
 「男の子の脳、女の子の脳」という本を読んだが、両性の生来
の違いを改めて認識させられると共に、色んなことを教えて貰っ
た。
 感情と結びついた脳活動が、一方は扁桃体で他方は大脳皮質
で行われるということ等は驚きであるが、男女の網膜の細胞の違
いやら何やら…興味深く、一気に読んでしまう本である。

 何年も前から「男の子らしさ、女の子らしさと云うものは環境や
文化によって造られたもので、本来そんなものはない!」という
無茶苦茶な論理が幅を利かせていたが、整体の立場から云え
ば“とんでもない!男の子も女の子も、それぞれ生来もって生
まれた特性があるのだ!”ということで、アホらしくて“造られた
説”にモノを言う気さえ起きなかったが、“造られた説”のいかに
間違っているがが分かり易く書かれていて、『よくぞ言ってくれま
した!』という気がする。
 保護者はむろん、幼稚園や小・中・高等学校の先生方には是
非とも御一読頂きたい本であるが、誰が読んでも面白く且つ為
になること請け合いの書である。