力を前提として成り立っているいまの平和
は
対立を募らせるばかりか
却って反感を煽り
抑圧を受ける立場となった
国民の意識を
抵抗
へと逆に駆り立てる
イラク戦争が
あの
ISの黒い旗
を与えた
という実例が
その事実を雄弁に物語る
アメリカが保安官役を務めていた
戦後
の国際政治の枠組みが成り立っていた
ことによって
世界は一貫して
不正義を蔓延らせる
という経過を
平和の副産物として
許容する暮らしに
慣れ親しんできた
軍産複合体制というものが
資本の論理に組み込まれていた
ということが
軍縮を遠ざけて
軍拡を正当化する
ことに合理性がある
と世界中を信じ込ませた
その結果
資本調達を効率的に行っていた
現在の国際金融資本
を介して
1%の富者と
それを支える99%の貧者
とが
国際経済の反応場へと
残された
莫大な利益を手に入れた
ほんの一握りの勢力は
新たなる富の創出へと
日夜ひた走り
再投資を繰り返す行為へと
資本を集約し
獲得した収益を再びドルへと戻すことにより
投資家への還元を最大化する
制度を作り上げてきた
資本を操る組織となった一群は
富を得ることには
殊更熱心で
配当責任を果たすことにより
更なる資本調達を
効率的に行ってきた
その内の一部でも
富を献上した地域と市場とに
還元していたのであれば
貧富の差は
これほどまでの短期間で
極端な差を生み出す
事態など
間違いなく
起きてなどいなかった
資本供給者が
市場の育成を視野に入れようとせず
利益の獲得効率の改善
にのみ
こころを砕いていた
ということが
格差間にできていた
乖離の幅を拡大させた
たった一つの
理由
枯れた畑が生み出せるのは
瑞々しい作物ではなく
売り物にならない
萎れた野菜
つまり
富ではなく
貧困であったのだった
目先の利益に血眼になり
乱獲へと走って
絶滅種を急増させてきた
過去の事例に学んでいれば
収穫量を増やすことは
いとも容易なことだった
収穫した後
土壌に肥料を一切与えようとせず
打ち捨てて
ただ放置していた
ということが
世界中の市場を枯らすこととなり
カネの回らない国家群を
大量生産させるよう
仕向ける動因を
国際経済へと人知れず
与えていた
産油国以外のすべての国家は
財政赤字にひとしく苦しみ
国債の新規発行を繰り返し
財政収支を健全であるかのようにみせ
かろうじて体面を保ってきた
消費税を引き上げたり
年金の支払いに関する制度を
緩慢に変更したりして
考えられる範囲で
可能なことは
何でもすべてやってきた
それほど世界中の政府は
資本制度が負わせた重い桎梏に
苦しめられるようになっており
財政的に追い詰められた政府が
国民に犠牲を強いる
展開があらゆる地域で
同時に
観測されるようになっている
富の国外への漏出は
一向に止まらず
債務だけを徒に膨らませ
若い世代へと
ツケを順繰りに残す
という展開が
世界中で繰り広げられるようになっている
金融資本制度のもつ弊害が
いま
漸く顕在化するようになり
ヒトの目に見える時代が訪れた
その時文明は既に富の偏在
という事態から抜け出せなくなっており
国債発行という借金生活を
当たり前のこと
と誰しもが
同様に思う
ようにさえなっていた
そこに温暖化による
気候変動という異変が加わり
世界規模で
温室効果ガスの排出削減に
取組んだのだったが
大気中の二酸化炭素濃度は
減るどころか
却って
着実に増加する一方
という経過を
募らせていた
このことは
これまでに実施された
温暖化防止対策のすべて
が
無効
であった
という事実を告げていたのだが
経済を成長させなければならない
という義務をすべての政府が負っていたことから
エネルギー供給を最優先させることにより
景気を改善させながら
国民に豊かな暮らしを
保証する政策を名目に
生産性の合理化に努めながら
温暖化にストップ
をかけようと熱心に取り組んできた
だが
経済は地球規模で一斉に収縮する
デフレ化への傾斜をより強め
債務負担を一際高めて
石油消費国の財政を
より一層圧迫する
という
期待に背く
粗末な結果を残しただけでなく
政府債務を濃縮する
という展開へと
財政赤字に苦しむすべての政府を
借金が導く貧困生活
へと公平に引き落とす事態を生み出した
ギリシャはその典型的な
失敗確定の先例
として位置づけられる
温室効果ガスの排出量を
実際に減らすことができていたなら
温暖化を止めるためのあらゆる投資は
有効需要へと
確実に結びついていた
そこで問題となるのが
止まらない温暖化を生み出していた
その理由
化石燃料を燃やせば
大気中の酸素と化合して
二酸化炭素が合成されることは
こどもにでも分かる
簡単なこと
化学記号を学校で教えていても
化学反応
が生み出す結果がもつその意味
については教えていない
炭素と酸素とが結びつくと
CO2になることを教えても
有機化合物が生態系に与える変化
とその意味については
教えなかった
受験の役に立たない知識など
高等教育に於いては
単なる時間の無駄
となるからだ
知識が与えられていたところで
それが持つ意味について
考えようとしなければ
温暖化が一向に止まらない
というこの現実について
分からないまま
放置する
という結果を生むだけのこと
交流電流の意味を理解していれば
交流電源が
出力変動に対応することが
できない
ということは自動的に引き出せていた
唯一の解
消費者がどれほど束になって節電したとしても
発電所では
化石燃料の消費を減らすことが
まったくできない
というその理由が
明確に分かっていた
筈なのだ
真実は
それほど他純なことども
でつくられている
複雑化しているのは
知識をもったひとの意識
交流電源というものは
おしなべて
その回転数を変化させることが
できない
という宿命を負っている
周波数の関与
を
要素成分としてみていなかった
ということが
温暖化を
世界規模で
止まらないものに
した
下流域に
どれほど優れた電源を
組み込んだところで
発電所の燃焼炉では
一定の燃料消費を
常に維持していなければならないのだ
蒸気発電である以上
蒸気圧を一定に保っていなければ
発電機のタービンに
円滑な円運動を
安定的に与えていることは
つまり
不可能
知識を与えるだけで事足れり
としてきた教育制度の在り方が
止まらない温暖化を持続させ
資本の漏出を高めさせている
最大の原因となっている
炭素を燃やせばCO2になる如く
水素を燃やせば水になるのは
ものの道理
水素を燃料とする燃料電池が普及すると
その地域の降水量は
必然的に増加する
水素の酸化物が
H2Oである以上
集中豪雨の増加は避けがたい
既に
原発が停止したことによる
天然ガスの消費が
大幅に増えたことにより
その年から
日本には
洪水の被害が続出する
という経過が
数多く残された
天然ガスの主成分は
メタン CH4
このガスを燃やせば
一つの二酸化炭素と
二つの水分子とが
同時にできることになる
ということ
化学の知識がどれほど多くても
それが生み出す二次変化
三次変化をイメージすることができなければ
どんな経済効果も
プラスとしては寄与しない
マイナスとなっているからこそ
財務体質が劣化した
というそれだけのこと
正しい認識が不在なら
有効需要を生み出すことは
到底できない
有効需要が不在なら
経済成長は生じない
事実誤認に基づく投資の総ては
損失の増大
という結果に終わる
その累増が
日本では千兆円の大台を
既に突破した
国債発行残高の規模となっている
また
その他の国の財政を
圧迫させる要因の一つ
となったというのも
紛れもない事実
無知ほど恐ろしいものは ない
学力は
差別化するための単なる道具
方便に過ぎない
学力を競っても
国を劣化させているのなら
教育投資は即ち無効
禍の根源
は
ここにある
は
対立を募らせるばかりか
却って反感を煽り
抑圧を受ける立場となった
国民の意識を
抵抗
へと逆に駆り立てる
イラク戦争が
あの
ISの黒い旗
を与えた
という実例が
その事実を雄弁に物語る
アメリカが保安官役を務めていた
戦後
の国際政治の枠組みが成り立っていた
ことによって
世界は一貫して
不正義を蔓延らせる
という経過を
平和の副産物として
許容する暮らしに
慣れ親しんできた
軍産複合体制というものが
資本の論理に組み込まれていた
ということが
軍縮を遠ざけて
軍拡を正当化する
ことに合理性がある
と世界中を信じ込ませた
その結果
資本調達を効率的に行っていた
現在の国際金融資本
を介して
1%の富者と
それを支える99%の貧者
とが
国際経済の反応場へと
残された
莫大な利益を手に入れた
ほんの一握りの勢力は
新たなる富の創出へと
日夜ひた走り
再投資を繰り返す行為へと
資本を集約し
獲得した収益を再びドルへと戻すことにより
投資家への還元を最大化する
制度を作り上げてきた
資本を操る組織となった一群は
富を得ることには
殊更熱心で
配当責任を果たすことにより
更なる資本調達を
効率的に行ってきた
その内の一部でも
富を献上した地域と市場とに
還元していたのであれば
貧富の差は
これほどまでの短期間で
極端な差を生み出す
事態など
間違いなく
起きてなどいなかった
資本供給者が
市場の育成を視野に入れようとせず
利益の獲得効率の改善
にのみ
こころを砕いていた
ということが
格差間にできていた
乖離の幅を拡大させた
たった一つの
理由
枯れた畑が生み出せるのは
瑞々しい作物ではなく
売り物にならない
萎れた野菜
つまり
富ではなく
貧困であったのだった
目先の利益に血眼になり
乱獲へと走って
絶滅種を急増させてきた
過去の事例に学んでいれば
収穫量を増やすことは
いとも容易なことだった
収穫した後
土壌に肥料を一切与えようとせず
打ち捨てて
ただ放置していた
ということが
世界中の市場を枯らすこととなり
カネの回らない国家群を
大量生産させるよう
仕向ける動因を
国際経済へと人知れず
与えていた
産油国以外のすべての国家は
財政赤字にひとしく苦しみ
国債の新規発行を繰り返し
財政収支を健全であるかのようにみせ
かろうじて体面を保ってきた
消費税を引き上げたり
年金の支払いに関する制度を
緩慢に変更したりして
考えられる範囲で
可能なことは
何でもすべてやってきた
それほど世界中の政府は
資本制度が負わせた重い桎梏に
苦しめられるようになっており
財政的に追い詰められた政府が
国民に犠牲を強いる
展開があらゆる地域で
同時に
観測されるようになっている
富の国外への漏出は
一向に止まらず
債務だけを徒に膨らませ
若い世代へと
ツケを順繰りに残す
という展開が
世界中で繰り広げられるようになっている
金融資本制度のもつ弊害が
いま
漸く顕在化するようになり
ヒトの目に見える時代が訪れた
その時文明は既に富の偏在
という事態から抜け出せなくなっており
国債発行という借金生活を
当たり前のこと
と誰しもが
同様に思う
ようにさえなっていた
そこに温暖化による
気候変動という異変が加わり
世界規模で
温室効果ガスの排出削減に
取組んだのだったが
大気中の二酸化炭素濃度は
減るどころか
却って
着実に増加する一方
という経過を
募らせていた
このことは
これまでに実施された
温暖化防止対策のすべて
が
無効
であった
という事実を告げていたのだが
経済を成長させなければならない
という義務をすべての政府が負っていたことから
エネルギー供給を最優先させることにより
景気を改善させながら
国民に豊かな暮らしを
保証する政策を名目に
生産性の合理化に努めながら
温暖化にストップ
をかけようと熱心に取り組んできた
だが
経済は地球規模で一斉に収縮する
デフレ化への傾斜をより強め
債務負担を一際高めて
石油消費国の財政を
より一層圧迫する
という
期待に背く
粗末な結果を残しただけでなく
政府債務を濃縮する
という展開へと
財政赤字に苦しむすべての政府を
借金が導く貧困生活
へと公平に引き落とす事態を生み出した
ギリシャはその典型的な
失敗確定の先例
として位置づけられる
温室効果ガスの排出量を
実際に減らすことができていたなら
温暖化を止めるためのあらゆる投資は
有効需要へと
確実に結びついていた
そこで問題となるのが
止まらない温暖化を生み出していた
その理由
化石燃料を燃やせば
大気中の酸素と化合して
二酸化炭素が合成されることは
こどもにでも分かる
簡単なこと
化学記号を学校で教えていても
化学反応
が生み出す結果がもつその意味
については教えていない
炭素と酸素とが結びつくと
CO2になることを教えても
有機化合物が生態系に与える変化
とその意味については
教えなかった
受験の役に立たない知識など
高等教育に於いては
単なる時間の無駄
となるからだ
知識が与えられていたところで
それが持つ意味について
考えようとしなければ
温暖化が一向に止まらない
というこの現実について
分からないまま
放置する
という結果を生むだけのこと
交流電流の意味を理解していれば
交流電源が
出力変動に対応することが
できない
ということは自動的に引き出せていた
唯一の解
消費者がどれほど束になって節電したとしても
発電所では
化石燃料の消費を減らすことが
まったくできない
というその理由が
明確に分かっていた
筈なのだ
真実は
それほど他純なことども
でつくられている
複雑化しているのは
知識をもったひとの意識
交流電源というものは
おしなべて
その回転数を変化させることが
できない
という宿命を負っている
周波数の関与
を
要素成分としてみていなかった
ということが
温暖化を
世界規模で
止まらないものに
した
下流域に
どれほど優れた電源を
組み込んだところで
発電所の燃焼炉では
一定の燃料消費を
常に維持していなければならないのだ
蒸気発電である以上
蒸気圧を一定に保っていなければ
発電機のタービンに
円滑な円運動を
安定的に与えていることは
つまり
不可能
知識を与えるだけで事足れり
としてきた教育制度の在り方が
止まらない温暖化を持続させ
資本の漏出を高めさせている
最大の原因となっている
炭素を燃やせばCO2になる如く
水素を燃やせば水になるのは
ものの道理
水素を燃料とする燃料電池が普及すると
その地域の降水量は
必然的に増加する
水素の酸化物が
H2Oである以上
集中豪雨の増加は避けがたい
既に
原発が停止したことによる
天然ガスの消費が
大幅に増えたことにより
その年から
日本には
洪水の被害が続出する
という経過が
数多く残された
天然ガスの主成分は
メタン CH4
このガスを燃やせば
一つの二酸化炭素と
二つの水分子とが
同時にできることになる
ということ
化学の知識がどれほど多くても
それが生み出す二次変化
三次変化をイメージすることができなければ
どんな経済効果も
プラスとしては寄与しない
マイナスとなっているからこそ
財務体質が劣化した
というそれだけのこと
正しい認識が不在なら
有効需要を生み出すことは
到底できない
有効需要が不在なら
経済成長は生じない
事実誤認に基づく投資の総ては
損失の増大
という結果に終わる
その累増が
日本では千兆円の大台を
既に突破した
国債発行残高の規模となっている
また
その他の国の財政を
圧迫させる要因の一つ
となったというのも
紛れもない事実
無知ほど恐ろしいものは ない
学力は
差別化するための単なる道具
方便に過ぎない
学力を競っても
国を劣化させているのなら
教育投資は即ち無効
禍の根源
は
ここにある
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