国連の環境部会では
太陽電池が
無条件で
温暖化を防止する能力がある
とする独善的な判断に基づいて
自然エネルギーの普及促進に努めている
その論拠の有効性
電流の性質を確認することもなく
単純に
きれいな電気を生み出せば
それだけで火力発電所の負担が減らせる
と信じてやってきた
だが
太陽電池だけでは
火力発電所の稼働率を減らせない
蓄電装置を併設したとしても
二酸化炭素は増え続けていく
消費者が電力需要を減らそうとして
省エネ節電に励んだとしても
火力発電所の燃焼炉をその行為で止めるためには
需要水準が十分低下したことが確認されるまで
待っていなければならない
調整用電源には可能なことであっても
ベース電源にはできないこと
安定的な運転を
四六時中行っているよう
電力会社が義務づけられているからだ
交流には周波数という欠くべからざる成分がある
毎秒50回
または60回
プラスとマイナスを発電機の側で切り替えることにより
周波数というものが安定的に維持されている
常に変化する周期性をもつ
ということが交流電流の宿命なのだ
この交流と呼ばれる電流の抜きがたい性質があるために
毎分3000回転
乃至は
3600回転の円運動が必要になっている
電源に用いられている磁石の極性を
頻繁に切り替えることで
周期的変化を生み出すというのが
交流の発電機が果たしている役割
消費者がどれほど節電に努めたとしても
発電所では
それで
発電機の出力を落とすことはない
出力を落とすには回転数を減らせばよいのだが
そうすると
周波数が安定性を失って
勝手に周期を乱してしまうことになる
これでは電力の品質を高く保っていることはできない
周波数が勝手にふらつくようなら
電力業界に課せられた安定供給の義務を円滑に果たせない
電気事業法という拘束条件を遵守しているからこそ
電気を供給する事業を営むことが国によって認められている
ということなのだ
省エネ節電で効果が得られていなかったという事実を
国と国民だけでなく
国連の環境部会までもが
理解していなかった
温暖化防止対策が無効であったということを
未だに
知らないままでいる
現実 は 証拠
電気に関する基礎的な知識があれば
太陽電池で交流送電を制御できないことを
分かっていたはずである
無駄な投資になっていることを承知していたのであれば
太陽電池で温暖化を防止できないことくらい
知っていなければならなかった
実際に二酸化炭素を減らす効果のない仕組みの上で
太陽電池の量的拡大を
どれほど熱心に図っていったところで
温暖化が止まるはずはなかった
愚劣な現状を生み出したのは
おおいなる認識の誤り
その起源にあるものは
関連業界と監督官庁による
情報の隠匿と
その継続を謀ろうとする努力の連鎖
実効のない太陽電池の俄か需要で潤ったのは
モジュールメーカーと
その設置をナリワイとする関連業者
このような経過を二十年以上も続けてきておりながら
二酸化炭素が自然エネルギーで減らせると未だ信じこんでいる
温暖化が一向に止まろうとしなかったのは
現実認識を誤ってきた文明の宿命
効果のない一連の対策は
無駄な投資と環境の劣化を強要し
生命に強い淘汰圧をかけている
太陽電池の能力を正しく生かすためには
蓄電ユニットを導入して
発電した電気を一時的に貯めておかなければならない
電力備蓄が成り立っているところには
あらたな発電義務は生じない
巨大な発電機を起動させなくても
保存してある電気で
その日必要な電力が賄える
総ての需要地で
電気を貯めておくことができるようにしない限り
交流送電のネットワークでは
発電機に電流を
常に生み出させておかなければならない
それには絶えざる燃焼という状態が
どうしても欠かせない
電力会社では
蓄電装置を併設した太陽光発電所からの電力の買い取りを
当初から一貫して拒否してきた
この行為は何を意味していたのだろうか
温暖化を実際に止めることよりも
もっと重要なこと
即ち
企業の経営効率を優先してきたために
安定供給と品質管理に努めていなければならなかった
ということなのだ
周波数変動は品質管理の観点から
絶対に避けなければならない事態
電圧の変動がおきれば
精密な機械制御をおこなうことはできない
高品質の製品を作れないのなら
日本ブランドの価値に意味はない
温暖化を止めたということを確認しないまま
太陽電池の普及促進に国費を大量に投入し続けるのは
罪悪に等しい
太陽電池を普及させるための費用を国民全体に負担させるのは
明白な詐欺行為
太陽電池にその効果のないことを知っている電力業界は
国民に真実を告げる義務を怠っている
実にキッカイな顛末が生み出されているのだが
そのことに文明は気付かない
温室効果を止めることより
太陽電池を導入することそのものの方が
世界の目標になっている
火力発電所の稼働率が
節電や
太陽電池の導入で
実際に低下したことを確認する検証作業は
一度も実施されたことがない
発電するために燃やした化石燃料が
節電していた時間を通じて
抑制されていた
とする不思議な理論は
電力消費を減らしていた時間と
消費電力とを掛け合わせることで
捻りだされてきた態のもの
このへんてこな論理が成り立つためには
節電と同時に
火力発電所の燃料消費の割合
と
発電機の稼働率
とが
同時に低下していなければならなかった
事実関係を検証した形跡は何一つとして
残されていない
燃焼炉の稼働率の変化を確認するプロセスを省いたまま
すべての国が
検証作業の実施を省いてコトなきを得ている
交流送電と太陽電池との間には
意味のある相関は存在しない
この組み合わせを有効化するには
発電した電気を
効率よく
蓄電しておくことができる仕組みを
すべての地域に浸透させておかなければならない
効果のない対策を推進するために
大量の資本を投入し続けていると
地球の環境は益々劣化するようになるだけでなく
国の財政赤字を減らすどころか
どんどん増加させていく
資本の使い方を誤っていると
国だけでなく
この惑星そのものが
生命の存続を自ら拒絶するようになる
気候の変動はその予告
温暖化が進んだことによって生じた気象条件の変更は
自然災害を兇暴化させる循環へと
人類を誘う
問題の本質に日本が最初に気付くことによって
国連の環境部会が陥った錯誤のもつその意味を
世界へと知らせる最初の国となるべきだ
闇を打ち払うときは 近い
太陽電池が
無条件で
温暖化を防止する能力がある
とする独善的な判断に基づいて
自然エネルギーの普及促進に努めている
その論拠の有効性
電流の性質を確認することもなく
単純に
きれいな電気を生み出せば
それだけで火力発電所の負担が減らせる
と信じてやってきた
だが
太陽電池だけでは
火力発電所の稼働率を減らせない
蓄電装置を併設したとしても
二酸化炭素は増え続けていく
消費者が電力需要を減らそうとして
省エネ節電に励んだとしても
火力発電所の燃焼炉をその行為で止めるためには
需要水準が十分低下したことが確認されるまで
待っていなければならない
調整用電源には可能なことであっても
ベース電源にはできないこと
安定的な運転を
四六時中行っているよう
電力会社が義務づけられているからだ
交流には周波数という欠くべからざる成分がある
毎秒50回
または60回
プラスとマイナスを発電機の側で切り替えることにより
周波数というものが安定的に維持されている
常に変化する周期性をもつ
ということが交流電流の宿命なのだ
この交流と呼ばれる電流の抜きがたい性質があるために
毎分3000回転
乃至は
3600回転の円運動が必要になっている
電源に用いられている磁石の極性を
頻繁に切り替えることで
周期的変化を生み出すというのが
交流の発電機が果たしている役割
消費者がどれほど節電に努めたとしても
発電所では
それで
発電機の出力を落とすことはない
出力を落とすには回転数を減らせばよいのだが
そうすると
周波数が安定性を失って
勝手に周期を乱してしまうことになる
これでは電力の品質を高く保っていることはできない
周波数が勝手にふらつくようなら
電力業界に課せられた安定供給の義務を円滑に果たせない
電気事業法という拘束条件を遵守しているからこそ
電気を供給する事業を営むことが国によって認められている
ということなのだ
省エネ節電で効果が得られていなかったという事実を
国と国民だけでなく
国連の環境部会までもが
理解していなかった
温暖化防止対策が無効であったということを
未だに
知らないままでいる
現実 は 証拠
電気に関する基礎的な知識があれば
太陽電池で交流送電を制御できないことを
分かっていたはずである
無駄な投資になっていることを承知していたのであれば
太陽電池で温暖化を防止できないことくらい
知っていなければならなかった
実際に二酸化炭素を減らす効果のない仕組みの上で
太陽電池の量的拡大を
どれほど熱心に図っていったところで
温暖化が止まるはずはなかった
愚劣な現状を生み出したのは
おおいなる認識の誤り
その起源にあるものは
関連業界と監督官庁による
情報の隠匿と
その継続を謀ろうとする努力の連鎖
実効のない太陽電池の俄か需要で潤ったのは
モジュールメーカーと
その設置をナリワイとする関連業者
このような経過を二十年以上も続けてきておりながら
二酸化炭素が自然エネルギーで減らせると未だ信じこんでいる
温暖化が一向に止まろうとしなかったのは
現実認識を誤ってきた文明の宿命
効果のない一連の対策は
無駄な投資と環境の劣化を強要し
生命に強い淘汰圧をかけている
太陽電池の能力を正しく生かすためには
蓄電ユニットを導入して
発電した電気を一時的に貯めておかなければならない
電力備蓄が成り立っているところには
あらたな発電義務は生じない
巨大な発電機を起動させなくても
保存してある電気で
その日必要な電力が賄える
総ての需要地で
電気を貯めておくことができるようにしない限り
交流送電のネットワークでは
発電機に電流を
常に生み出させておかなければならない
それには絶えざる燃焼という状態が
どうしても欠かせない
電力会社では
蓄電装置を併設した太陽光発電所からの電力の買い取りを
当初から一貫して拒否してきた
この行為は何を意味していたのだろうか
温暖化を実際に止めることよりも
もっと重要なこと
即ち
企業の経営効率を優先してきたために
安定供給と品質管理に努めていなければならなかった
ということなのだ
周波数変動は品質管理の観点から
絶対に避けなければならない事態
電圧の変動がおきれば
精密な機械制御をおこなうことはできない
高品質の製品を作れないのなら
日本ブランドの価値に意味はない
温暖化を止めたということを確認しないまま
太陽電池の普及促進に国費を大量に投入し続けるのは
罪悪に等しい
太陽電池を普及させるための費用を国民全体に負担させるのは
明白な詐欺行為
太陽電池にその効果のないことを知っている電力業界は
国民に真実を告げる義務を怠っている
実にキッカイな顛末が生み出されているのだが
そのことに文明は気付かない
温室効果を止めることより
太陽電池を導入することそのものの方が
世界の目標になっている
火力発電所の稼働率が
節電や
太陽電池の導入で
実際に低下したことを確認する検証作業は
一度も実施されたことがない
発電するために燃やした化石燃料が
節電していた時間を通じて
抑制されていた
とする不思議な理論は
電力消費を減らしていた時間と
消費電力とを掛け合わせることで
捻りだされてきた態のもの
このへんてこな論理が成り立つためには
節電と同時に
火力発電所の燃料消費の割合
と
発電機の稼働率
とが
同時に低下していなければならなかった
事実関係を検証した形跡は何一つとして
残されていない
燃焼炉の稼働率の変化を確認するプロセスを省いたまま
すべての国が
検証作業の実施を省いてコトなきを得ている
交流送電と太陽電池との間には
意味のある相関は存在しない
この組み合わせを有効化するには
発電した電気を
効率よく
蓄電しておくことができる仕組みを
すべての地域に浸透させておかなければならない
効果のない対策を推進するために
大量の資本を投入し続けていると
地球の環境は益々劣化するようになるだけでなく
国の財政赤字を減らすどころか
どんどん増加させていく
資本の使い方を誤っていると
国だけでなく
この惑星そのものが
生命の存続を自ら拒絶するようになる
気候の変動はその予告
温暖化が進んだことによって生じた気象条件の変更は
自然災害を兇暴化させる循環へと
人類を誘う
問題の本質に日本が最初に気付くことによって
国連の環境部会が陥った錯誤のもつその意味を
世界へと知らせる最初の国となるべきだ
闇を打ち払うときは 近い
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