このところ俄かに深刻化しつづけている
温暖化と呼ばれている
例のモンダイ
の本質は
整合していない事実が厳として
存在しているにも関わらず
地球人のすべて
が一様に見逃している
という事実が明らかにした
温室効果ガスと指摘されている
CO2の年間排出量は
エネルギー起源のものに限ると
2017年度実績値で
約330億トン
これほど巨大な規模のCO2の排出量が
毎年大気圏内へと放出されている
ところが
大気圏に占めるその残留濃度の計測値は
たったの410ppm(0,041%)
でしかない
この不可思議な量
の違いについて
すべての知識人たちが
齟齬の理由を指摘したことがない
これほど巨大な数字の差に
未だに誰一人気づいていない
ということなのだ
この経過の関与
という第三要因の参加こそ
却って大いに訝しい
比較にならないほど
その数値の差は
余りにも大きい
これは一体どうしたことなのだろうか
問いを発したひとはなく
示唆に気づいた記録もない
CO2の重さはモル当たり44g
CO2排出量は
330億トン
比較することができないほど
この差は大きく整合しない
化石燃料の排出量が330億トンもあるのに
CO2の大気中濃度はたったの410ppm
つまり0、041%であるに過ぎない
何故これほどまでCO2の濃度
が低くなってしまっているのか
という疑問
に誰も注目したことがない
化石燃料を燃やした結果生じたCO2と
大気中に溜まっているCO2との間には
余りにも巨大な懸隔
が厳然とタチハダカッテいる
この事実を未だ誰も
モンダイとして捉えていない
これは一体どうしたことなのだろう
温暖化対策に失敗しつづけてきた過去と
CO2排出量と残留量との間には
知られていない何らかの理由が
隠されている
真実を剔抉しておかない限り
気候変動を止めることは
要するにできない
大気中に放出された直後には
330億トンもあったCO2が
大気圏の数値で計測すると
とても微小な値でしかなくなってしまう
ここにこそ
文明が犯した錯誤の基盤が
横たわっている
これほど巨大な差が
どうしてできてしまったのか
という変化の意味を
探り出せないままである以上
温暖化を止める有効な方法を
地球人たちは永久に入手できない
誰も知らない錯誤に陥った
その経過の意味を
正しく見定めることができたとき
有効解を特定するための道
がはっきりと見えてくるだろう
それができないままとなっている以上
気候危機という困難な状況
を回避する術はない
モンダイの本質を
誰一人理解していないこの状況下で
有効な方法を見いだそうと努めたところで
得るものはない
労多くして成果なき負の配当
という大規模な総損失
を国民すべてが受け取らされるだけのこと
誰も望んでいないマイナスの変化を
文明が錯誤して得た知識を
振りかざしたことで生み出した気候変動を
尊大な姿勢で不正な情報を
善と信じた知性なき知識人たちが
世界に対し圧しつけた
その根源に盤踞する薄汚れた欲望は
単純な事実誤認を掻き立てて
知識人たちがこぞってそれを
無批判に伝播したことで
身勝手な判断の横行を許し
危機的状況へと発展させてきた
錯誤によって生まれたものである不正な経過を
これまでのところ
誰もがよく分かっていないまま
判断停止の状態で
ただひたすら受け容れている
CO2の重さと
水蒸気の軽さとの違いによって
媒介している空気の質量との差が生じ
熱のベクトルと重さの違いで
行く先を厳密に方向づけられている
のが温室工ガスの宿命となっている
この相関を可能ならしめた違いの
意味
を調べたことさえしていなかったほど
知性なき知識人たちのこれまでの所業
は余りにも拙い
温室効果を有するガス
だというその一事のみを捉えて
世界中が温暖化の原因だ
として一斉に指弾忌避して憚らない
その行為を善と勝手に決めつけ
堅く思い込んでしまっている
その盲信の程度はひどく頑迷
尚且つ稚拙
大気圏内にある二種類の温室効果ガス
即ちCO2とH2Oとの違いに見える
その差とは比重ただそれ一つ
温室効果ガスを大気圏で下降させたり
上昇させたりしているのは
大気層全域にみられる
対流を生みだしているダイナミズム
上昇気流は軽いガスを
上空へと移動させるための動力源
下降気流は低気圧が頂点に達したあと
成層圏との境となっているあわい
のあたりで折り返し
反転したものが高気圧へと変容し
地表で再び反転して低気圧へと
再びその姿を変えることを繰り返す
こうして対流圏では
もともと自然界にあった水蒸気を
垂直移動させることで
麗しく穏やかな気候
へと舞い戻るための条件
を安定化させておくためのメカニズム
を地球草創期から起動させていた
ところが文明社会が
経済成長を目指すようになったときから
化石燃料を大量に燃やすようになり
二種類の異なった温室効果ガスを
同時に大量生産することが
必須の条件とされたのだ
化石燃料に含まれているメタンCH4
が燃やされたとき
炭素と水素を同時に酸化する熱反応
である燃焼が炉内で同時進行し
炭素Cは酸素Oと結びついてCO2となり
水素Hは酸素とくっついてH2Oへと変化する
この時副次的に生成された熱いガスが
温室効果を共にもっていた
ということが
空気より軽い水蒸気を
熱の移動に関与させ
地表の熱を上空へと運びあげ
空気より重い二酸化炭素を
地表へと降下させることとなり
温室効果ガスのそれぞれに
異なったベクトルを与えている
海に着水したCO2は
熱をそのとき手放して
自らは水和して他に変化する
地に落ちたCO2は植物に取り込まれ
炭酸同化作用で新鮮な酸素O2
を夜明けにかけて作り出す
だが気化してできた水蒸気は
CO2の二倍である2H2O
となってしまうため
時の経過とともに
水の絶対量
を確実に増やし続けることとなる
燃焼炉の中で人工的に作られた水のガス
が熱を高めて垂直移動したことで
温室効果を抱え込んだ水蒸気
がつくる雲を上空で集約し
極北から降りてきた寒気で
強制的に冷やされたとき
天然の降水量に加えて
人工的に作られた不必要に多い水蒸気が
過去に類例のない規模の集中豪雨
となって地表を襲う
ようになってしまったということなのだ
こうして生じた降水量の急激な増加
が洪水となって災害の規模を
格段に大きなものにした
気候変動を生み出したのは
メタン系の地下資源を燃やしたことによって生じた
その酸化反応の結果
である水蒸気の急増
という変化であった
ところが
世界中の指導体制は
CO2の排出量を減らしさえすれば
気候変動は治まる
と安易に考え
電気の消費量を減らす
ことが努力目標となったのだった
だがその効果は四半世紀以上
ゼロのままだった
知識階級が陥った共同幻想
と呼ぶべき壮大なその錯誤が
温暖化を加速して気候変動を生み育て
対策を誤り続けたその挙句の果てに
気候危機へと繋がっていく
という道を選びとるよう追い詰められた
地球環境をめぐって起きた
これら一連の変化は
相互に関連しあっているため
根本的な原因である地下資源の燃焼
を放棄しない限り
環境条件を復元することは
まぎれもなく不可能となっている
更に悪い条件が
熱水蒸気の上昇に関与した
ことに関して生じた経過の連鎖
については稿を改める
温暖化と呼ばれている
例のモンダイ
の本質は
整合していない事実が厳として
存在しているにも関わらず
地球人のすべて
が一様に見逃している
という事実が明らかにした
温室効果ガスと指摘されている
CO2の年間排出量は
エネルギー起源のものに限ると
2017年度実績値で
約330億トン
これほど巨大な規模のCO2の排出量が
毎年大気圏内へと放出されている
ところが
大気圏に占めるその残留濃度の計測値は
たったの410ppm(0,041%)
でしかない
この不可思議な量
の違いについて
すべての知識人たちが
齟齬の理由を指摘したことがない
これほど巨大な数字の差に
未だに誰一人気づいていない
ということなのだ
この経過の関与
という第三要因の参加こそ
却って大いに訝しい
比較にならないほど
その数値の差は
余りにも大きい
これは一体どうしたことなのだろうか
問いを発したひとはなく
示唆に気づいた記録もない
CO2の重さはモル当たり44g
CO2排出量は
330億トン
比較することができないほど
この差は大きく整合しない
化石燃料の排出量が330億トンもあるのに
CO2の大気中濃度はたったの410ppm
つまり0、041%であるに過ぎない
何故これほどまでCO2の濃度
が低くなってしまっているのか
という疑問
に誰も注目したことがない
化石燃料を燃やした結果生じたCO2と
大気中に溜まっているCO2との間には
余りにも巨大な懸隔
が厳然とタチハダカッテいる
この事実を未だ誰も
モンダイとして捉えていない
これは一体どうしたことなのだろう
温暖化対策に失敗しつづけてきた過去と
CO2排出量と残留量との間には
知られていない何らかの理由が
隠されている
真実を剔抉しておかない限り
気候変動を止めることは
要するにできない
大気中に放出された直後には
330億トンもあったCO2が
大気圏の数値で計測すると
とても微小な値でしかなくなってしまう
ここにこそ
文明が犯した錯誤の基盤が
横たわっている
これほど巨大な差が
どうしてできてしまったのか
という変化の意味を
探り出せないままである以上
温暖化を止める有効な方法を
地球人たちは永久に入手できない
誰も知らない錯誤に陥った
その経過の意味を
正しく見定めることができたとき
有効解を特定するための道
がはっきりと見えてくるだろう
それができないままとなっている以上
気候危機という困難な状況
を回避する術はない
モンダイの本質を
誰一人理解していないこの状況下で
有効な方法を見いだそうと努めたところで
得るものはない
労多くして成果なき負の配当
という大規模な総損失
を国民すべてが受け取らされるだけのこと
誰も望んでいないマイナスの変化を
文明が錯誤して得た知識を
振りかざしたことで生み出した気候変動を
尊大な姿勢で不正な情報を
善と信じた知性なき知識人たちが
世界に対し圧しつけた
その根源に盤踞する薄汚れた欲望は
単純な事実誤認を掻き立てて
知識人たちがこぞってそれを
無批判に伝播したことで
身勝手な判断の横行を許し
危機的状況へと発展させてきた
錯誤によって生まれたものである不正な経過を
これまでのところ
誰もがよく分かっていないまま
判断停止の状態で
ただひたすら受け容れている
CO2の重さと
水蒸気の軽さとの違いによって
媒介している空気の質量との差が生じ
熱のベクトルと重さの違いで
行く先を厳密に方向づけられている
のが温室工ガスの宿命となっている
この相関を可能ならしめた違いの
意味
を調べたことさえしていなかったほど
知性なき知識人たちのこれまでの所業
は余りにも拙い
温室効果を有するガス
だというその一事のみを捉えて
世界中が温暖化の原因だ
として一斉に指弾忌避して憚らない
その行為を善と勝手に決めつけ
堅く思い込んでしまっている
その盲信の程度はひどく頑迷
尚且つ稚拙
大気圏内にある二種類の温室効果ガス
即ちCO2とH2Oとの違いに見える
その差とは比重ただそれ一つ
温室効果ガスを大気圏で下降させたり
上昇させたりしているのは
大気層全域にみられる
対流を生みだしているダイナミズム
上昇気流は軽いガスを
上空へと移動させるための動力源
下降気流は低気圧が頂点に達したあと
成層圏との境となっているあわい
のあたりで折り返し
反転したものが高気圧へと変容し
地表で再び反転して低気圧へと
再びその姿を変えることを繰り返す
こうして対流圏では
もともと自然界にあった水蒸気を
垂直移動させることで
麗しく穏やかな気候
へと舞い戻るための条件
を安定化させておくためのメカニズム
を地球草創期から起動させていた
ところが文明社会が
経済成長を目指すようになったときから
化石燃料を大量に燃やすようになり
二種類の異なった温室効果ガスを
同時に大量生産することが
必須の条件とされたのだ
化石燃料に含まれているメタンCH4
が燃やされたとき
炭素と水素を同時に酸化する熱反応
である燃焼が炉内で同時進行し
炭素Cは酸素Oと結びついてCO2となり
水素Hは酸素とくっついてH2Oへと変化する
この時副次的に生成された熱いガスが
温室効果を共にもっていた
ということが
空気より軽い水蒸気を
熱の移動に関与させ
地表の熱を上空へと運びあげ
空気より重い二酸化炭素を
地表へと降下させることとなり
温室効果ガスのそれぞれに
異なったベクトルを与えている
海に着水したCO2は
熱をそのとき手放して
自らは水和して他に変化する
地に落ちたCO2は植物に取り込まれ
炭酸同化作用で新鮮な酸素O2
を夜明けにかけて作り出す
だが気化してできた水蒸気は
CO2の二倍である2H2O
となってしまうため
時の経過とともに
水の絶対量
を確実に増やし続けることとなる
燃焼炉の中で人工的に作られた水のガス
が熱を高めて垂直移動したことで
温室効果を抱え込んだ水蒸気
がつくる雲を上空で集約し
極北から降りてきた寒気で
強制的に冷やされたとき
天然の降水量に加えて
人工的に作られた不必要に多い水蒸気が
過去に類例のない規模の集中豪雨
となって地表を襲う
ようになってしまったということなのだ
こうして生じた降水量の急激な増加
が洪水となって災害の規模を
格段に大きなものにした
気候変動を生み出したのは
メタン系の地下資源を燃やしたことによって生じた
その酸化反応の結果
である水蒸気の急増
という変化であった
ところが
世界中の指導体制は
CO2の排出量を減らしさえすれば
気候変動は治まる
と安易に考え
電気の消費量を減らす
ことが努力目標となったのだった
だがその効果は四半世紀以上
ゼロのままだった
知識階級が陥った共同幻想
と呼ぶべき壮大なその錯誤が
温暖化を加速して気候変動を生み育て
対策を誤り続けたその挙句の果てに
気候危機へと繋がっていく
という道を選びとるよう追い詰められた
地球環境をめぐって起きた
これら一連の変化は
相互に関連しあっているため
根本的な原因である地下資源の燃焼
を放棄しない限り
環境条件を復元することは
まぎれもなく不可能となっている
更に悪い条件が
熱水蒸気の上昇に関与した
ことに関して生じた経過の連鎖
については稿を改める