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こ と の 端

散文でロジックを
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目 と 鼻 の

2020-11-22 08:46:36 | Weblog
人類が生み出した自然にはない

人造の水

が温められることによって

温室効果を持つ水のガス

つまり水蒸気となったことで

空へと昇り

そこで集まって雲となり

上空の寒気に触れて

冷やされたとき

水蒸気から液体の水へと戻され

重さを得たことで

地表に落下してくる雨となる


このサイクルを成り立たせている水分子



地下資源を燃やし続けてきた過去

が人造の水を増やしつづけることとなり

集中豪雨を生み出す温室効果ガス

である水蒸気の集合体

となったことにより

降水密度を高める

傾斜を異常なほど強め

世界中で洪水を引き起こす

事態を招き

破壊圧を圧しつける脅威

となって文明全体へと

それがフィードバック

を繰り返す現況

の母体となったメカニズム

を地球規模で定着させた


地下資源を燃や続けていると

人工的に作られた液体と気体の水

が同時に生み出される


化石燃料と呼ばれることもある

地下資源は

炭素と水素の集合体である

炭化水素で作られているため

燃焼の酸化作用で

空気中の酸素とそれぞれが結びつき

炭素CはCO2へと変わり

水素HはH2Oとなって

燃焼炉のもつ熱を保持して

大気圏全体を温める


これまでCO2だとされていたことは

比重の違いが虚偽

である

と初めから告げていた


科学の基礎的な知識をもたない

似非知識人たちが

こぞってCO2を温暖化の犯人

だと決めつけていた

だがそれこそが嘘だった


液体だった水は

地下資源の燃焼による酸化作用で

ガス化した気体の水として

排煙筒から

大気圏内へと

大量に放出されることとなる


この炭化水素の主成分は

メタンCH4

一つの炭素と四つの水素とで作られた

可燃性の化合物


一つしかない炭素Cが

空気中の酸素O2と繋がれば

それこそが二酸化炭素CO2


四つある水素Hは

燃やされたことで酸化してしまうことから

二つのH2Oとなって

炉内の熱でガス化する


水の沸点は100℃だが

これに圧力をかけると

高温の蒸気が生み出せる


産業革命を成り立たせた蒸気機関は

沸騰した水を圧縮して高温の蒸気をつくり

高圧の蒸気を発電タービンに吹き付けて

高い回転力を与え

電力を誘導可能な状態にする


CO2とH2Oのそれぞれは

圧縮熱をもつために

その熱が温室効果となって

大気中に放出される


ところがCO2は空気より重いため

排煙筒から大気圏内へと

大量に放出されたあと

重力の作用で

最終的に海水面へと落下する


同時に発生した熱水蒸気は

空気より軽いため

空の上へと昇ってゆき

一定の高度で集まって雲となる


この雲が雨を降らせるものであることから

地下資源である炭化水素を

燃やせば燃やすほど

人工的に作り出された気体の水

がもつ温室効果能力が

大気圏を広範囲で温める

その比率はCO2の一に対して

水蒸気はその二倍も多い


火力発電所で発生している高い熱は

閉鎖系で600℃未満だが

原発は300℃未満となっている

蒸気発電を行っている火力発電の場合

排煙筒から放出された開放系の熱出力は

その直後

高い熱をもつ温室効果ガスとなって

飛散する


原子力発電ではそれ以下の熱

になるよう回転数を半減させて

冷却効率を高めることで

熱の上昇を抑えている


これら二系統の蒸気発電

を行っている電源のすべて

は高温の温室効果ガスを

絶え間なく生み出している

復水装置で液化する閉鎖系でも

冷却水として利用されている海水は

その廃熱の影響を受けて

温度を高める

養殖漁業にとってはメリットだが

海水温を高めるという点では

水蒸気の発生源ともなっている


排煙等を有する開放系では

有毒物質の除去を実施したところで

復水装置が設けられていないため

大気圏内へと

高温の蒸気が大量に放出され

温室効果を否応なしに

高める

それこそが世に言う温室効果ガス

の共通の熱源


交流電源には周波数の制約があり

回転数を常に一定の状態

に保っておかなければならない

そのために燃焼炉の火を

なにがなんでも

燃やし続けて

一定の回転数を

保ちつづけていなければならない

発電を休止するためには

別の代替電源を同一のタイミングで

予め起動させおく必要がある

こうした理由で人類は

交流電流と高圧送電から

離れられなくなっている


蒸気発電による電源の回転運動を

常時保ち続けていなければならない以上

温室効果ガスを減らすことなど

夢のまた夢


CO2削減運動を

世界中でこぞってやっていながら

何の成果もあげ得ていなかった

事実は既に確定している

それによると

CO2の濃度は

却って逆に増えていた


温室効果ガスが果たしている役割

の機能性の高さが

止まらない温暖化を生み出して

気候変動を誘発したのみならず

状況を更に悪化させて

気候危機と国連自らがそう呼ぶ

崩壊過程の入り口を

眼前へと設置せしめた


最も警戒しなければならない

温室効果ガスはたった二種類

一つはCO2であるのだが

質量が空気より重いため

上空へと昇ることがそもそもできない

海水へと落下して

海面温度を高めることしか

要するにできないのだ

だが水蒸気は軽いため

上空へと昇ってその周辺を温める

さらに気化熱に至っては

地表の熱を取り去って

上空へとその熱を運び上げ

てさえいる

誰一人この事実に気づいていない

ということが不思議でならない


エネルギー保存則を知っていれば

熱の移動が温暖化を加速させている

ということに気づいていた筈なのだ


国連の高等文官たちは

学習した内容を

すっかり忘れ去っている

教育投資はこうして損失の淵源

となってしまい

人類は無知な似非知識人たちによって

自らの生息環境を

判断を誤って

手放すことに同意したと見做せる


権威主義者が誤謬に陥ったとき

文明は滅ぶ

温暖化はその予兆


問題の所在に気づけなければ

カタストロフと遭遇し

持続可能性は

絵に描いた餅となる


必然の行き着く先は

静謐あるのみ


自らの愚かさを

身に引き受けることになるのは

人類にとって

目と鼻の先
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