日本では
バブル経済の崩壊を契機として
民主主義の陳腐化
が進むようになり
合意形成するための努力
が生産性を低下させる
という混乱要因
を保護する風潮
の発芽が
このところ目立っている
明快な意思決定が成立せず
決断に手間取る
時代が訪れているようだ
判断能力を失って
決断することができなくなり
権威からの支持を待つ
ことが大方に共通する
姿勢の変化となって
世に定着しつつある
世論調査の選択肢の一つ
となった
【とちらとも言えない】
という項目は
以前
【分からない】
ということで
統一されていた
この判断を回避する行動
が意思決定を左右する
重大な要因となって
これから作用する
断定的な判断を
一方的に下す
力をもった独裁者
が好まれる時代は
混乱が乗じた末の時代に
あらわれがちな存在
なのだ
国民の評価を高めるカリスマ
をもつ人材の登場
を
ポピュリズムが
このようにして
支援する
そこにあるのは理非善悪の
判断ではなく
鬱屈した感情
の吐露
流血の時代を経て
漸く手に入れた
イギリス発祥の
民主主義を劣化させたのは
教育のあり方の変更
以外に存在しない
その英国が
いま
ブレグジットで行き詰り
苦渋の決断を迫られている
日本の場合
民主主義は敗戦の結果
として与えられたもの
言わばお仕着せのような
ものに過ぎない
価値の尊さが
国民に認識されている
という訳ではないことから
とりわけ
劣化し易い
という特徴を有している
民主主義の成否は
要するに
教育によって決まるのだ
学力重視に特化した高等教育は
世界的な規模で
思考力の涵養を一斉に怠り
知育偏重へとひたすら傾き
学力を重視したあまり
考えるための時間を惜しむ
という世界に共通する
特殊な傾斜
へと自ら陥った
判断能力を失って
損失の山
を築いていた
ということが混乱要因の糧となり
国民に判断させる必要のない
カリスマ
の登場を待ち侘びる
変化の相から目を反らす
よういつも仕向ける
混乱に陥ったかつての民主主義は
独裁者の登場
をこうして
庶幾うようになってゆくのだ
そうして
屡
判断を誤って
戦争という物理的な破壊活動
へと突入することになる
道をひた走る事実
を歴史に証明させておきながら
性懲りもなく
思慮なくただ単に
何度でも同じ行為を
繰り返す
経済の成長と拡大を急げば
効率を追求する必要が新たに生じ
最も無駄のない
理に叶った支配体制
の確立を目指すようになってゆく
その昔
奴隷労働による富の集積が
古代に共通する帝国主義を
世界各地で繰り広げていた
パクスロマーナと呼ばれていた
時代があった
それが後代に移ると
大航海時代を経て
植民地経営という方法が登場し
富の収奪を専らにして
合法化する手法が一般化した
資本集約を
効率よく推し進めたことによって
生産性は過去に対して
相対的に高まり
投資効果を最大化することに
大いに役立った
現在では
金本位制から一方的に離脱した
ドルショックと呼ばれた
1971年を境に
アメリカが基軸通貨の供給権
を石油取引で活用し
ドルに過剰流動性という機能
を押し付けた
世界経済は
この第三の段階へと至るに及んで
その最終相である
独裁体制による覇権の擁立
を可能なものにする
ポピュリズムを再発見することとなり
調和より闘争
を目指す社会体制
となることを
共通基盤として採用した
過去にみられる一連の経過と推移は
富を巡る効率強化と
合理化プロセスの確立
が主要なテーマであったのだ
アメリカではいま
一国至上主義が
市場経済に排他性を持ち込ませ
生産性よりは
富の回収効率を高めること
が最優先課題となっていて
福祉より繁栄
を重視する政治がもてはやされ
協調性という価値
を圧迫するようになってしまい
不寛容であることを
是とする
殺伐とした社会
を形成する時代が
顕在化した
この段階へと至る
強いバイアスのかかった
傾斜
が高まる時代を
民主主義の劣化が
このようにして急がせた
思考力を育てるための時間を惜しみ
知識の膨張に価値を措く
ようになった教育制度のあり方
の変更が
民主主義の質的劣化
を急がせた
知識の量的拡大
を重視するようになった
高等教育へのシフト
が
批判精神よりは学力を尊ぶ
偏向を際立たせ
思考力の育成を蔑ろにして
判断能力を奪い
批判精神も同時に失わせる
という結果を現代へと
導いた
こうして
判断を誤っていながら
その事実にさえきづかない
指導者たちを大量生産
してきただけでなく
再生産している行為
についても
価値判断を誤っていながら
放置したまま憚らない
こうした連綿たる状況の劣化を
自らの手で
率先して速めていながら
その意味に気付かない
という状況
を成り立たせているのは
今を生きている
同時代人に他ならない
温暖化を防止する
必要をよく承知していながら
原因を突き止めただけで
佇立してししまい
二進も三進も進めずに
固まったまま
身動きがとれない
という現状こそが
温暖化を止まらないようにして
産業と経済の育成に欠かせない
地下資源の大量消費
を放置容認することを
続けさせている時代を
ポピュリズムの台頭
が許し
環境破壊と不寛容な社会とを
同時に成立させる時代
つまりポスト新自由主義
を呼び込んだあのときから
既に久しい
重ねて言う
民主主義の成否は
教育によって定まる
教育投資に失敗した
ということが
民主主義を一方的に劣化させ
独裁者の登場を
国民に望ませる時代
を生みおとす
歴史はそれが
嘗てのナチスドイツの政治思想
となった国家社会主義へと
繋がった事実に学んでいた筈だったのだが
地域が変わった中国大陸では
赤い皇帝
となることを目指して
国家主席の座に就いた習近平が
そのための手段
としての覇権主義
を復活させるに及び
アメリカでは
トラムプ大統領による
対抗措置の実行を即断して
関税合戦と呼ぶべき
経済戦争を勃発させ
国際経済に
強い負圧を
いま懸けている
いずれの変化も
カリスマの登壇
という変化が生んだもの
国際経済はその影響を避けきれず
渦の中心点
へと向かって
否応なしに
引きずり込まれていく
サダメを
受け容れることしかできなくなった
普遍性をもつようになった
アメリカ由来の自国至上主義
という変化は
朝鮮半島でも起きており
北半分では核による防衛を目論ませ
南半分では判断能力を失った状態
で直情径行へと奔ってしまい
健全な判断を手放し
国際的な対応を結果として
誤った
分断された半島の再統一
で核による安全保障
が成り立つことを夢想した
南半分の指導体制は
経済成長の勢いを失う犠牲
を払ってでも
再統一という悲願
を果たそうとして
反日行動を扇動したのだったが
それを反米行動
へと繋げてしまい
危機的状況へと
自ら率先して陥った
心がけの悪さ
がこの先
どう国家と国民に祟るのか
という経過の事実
を眺めているだけで
相互間の立ち位置の妥当性
を確認できるようになるだろう
止まらない温暖化と
劣化し続ける民主主義体制は
いずれどこかで
反転する
振り子のようなもの
そのタイミングを知れば
次世代の指導体制のあるべき姿
が明瞭に見えてくる
急ぐべきは
教育制度の見直しなのだ
学力重視の教育が
環境異変と自国至上主義の
生みの親
競争相手を排除したところで
生産性を排他主義が失えば
どのような成果も得られまい
健全な判断は
批判精神が導く
知識があってもその意味
を知らずにいれば
有効解をそれと特定する
ことは誰にとっても
不可能なこと
問題認識能力が不在であった
ということが
自国至上主義へと至る
ポピュリズムを世に定着させ
独裁者となるカリスマ
の登場を待ち侘びる国民
を育てる因子となって作用する
経緯を果てしなく繰り返す
これが原状に於ける
知の到達点
それはオウンゴール
のようなもの
バブル経済の崩壊を契機として
民主主義の陳腐化
が進むようになり
合意形成するための努力
が生産性を低下させる
という混乱要因
を保護する風潮
の発芽が
このところ目立っている
明快な意思決定が成立せず
決断に手間取る
時代が訪れているようだ
判断能力を失って
決断することができなくなり
権威からの支持を待つ
ことが大方に共通する
姿勢の変化となって
世に定着しつつある
世論調査の選択肢の一つ
となった
【とちらとも言えない】
という項目は
以前
【分からない】
ということで
統一されていた
この判断を回避する行動
が意思決定を左右する
重大な要因となって
これから作用する
断定的な判断を
一方的に下す
力をもった独裁者
が好まれる時代は
混乱が乗じた末の時代に
あらわれがちな存在
なのだ
国民の評価を高めるカリスマ
をもつ人材の登場
を
ポピュリズムが
このようにして
支援する
そこにあるのは理非善悪の
判断ではなく
鬱屈した感情
の吐露
流血の時代を経て
漸く手に入れた
イギリス発祥の
民主主義を劣化させたのは
教育のあり方の変更
以外に存在しない
その英国が
いま
ブレグジットで行き詰り
苦渋の決断を迫られている
日本の場合
民主主義は敗戦の結果
として与えられたもの
言わばお仕着せのような
ものに過ぎない
価値の尊さが
国民に認識されている
という訳ではないことから
とりわけ
劣化し易い
という特徴を有している
民主主義の成否は
要するに
教育によって決まるのだ
学力重視に特化した高等教育は
世界的な規模で
思考力の涵養を一斉に怠り
知育偏重へとひたすら傾き
学力を重視したあまり
考えるための時間を惜しむ
という世界に共通する
特殊な傾斜
へと自ら陥った
判断能力を失って
損失の山
を築いていた
ということが混乱要因の糧となり
国民に判断させる必要のない
カリスマ
の登場を待ち侘びる
変化の相から目を反らす
よういつも仕向ける
混乱に陥ったかつての民主主義は
独裁者の登場
をこうして
庶幾うようになってゆくのだ
そうして
屡
判断を誤って
戦争という物理的な破壊活動
へと突入することになる
道をひた走る事実
を歴史に証明させておきながら
性懲りもなく
思慮なくただ単に
何度でも同じ行為を
繰り返す
経済の成長と拡大を急げば
効率を追求する必要が新たに生じ
最も無駄のない
理に叶った支配体制
の確立を目指すようになってゆく
その昔
奴隷労働による富の集積が
古代に共通する帝国主義を
世界各地で繰り広げていた
パクスロマーナと呼ばれていた
時代があった
それが後代に移ると
大航海時代を経て
植民地経営という方法が登場し
富の収奪を専らにして
合法化する手法が一般化した
資本集約を
効率よく推し進めたことによって
生産性は過去に対して
相対的に高まり
投資効果を最大化することに
大いに役立った
現在では
金本位制から一方的に離脱した
ドルショックと呼ばれた
1971年を境に
アメリカが基軸通貨の供給権
を石油取引で活用し
ドルに過剰流動性という機能
を押し付けた
世界経済は
この第三の段階へと至るに及んで
その最終相である
独裁体制による覇権の擁立
を可能なものにする
ポピュリズムを再発見することとなり
調和より闘争
を目指す社会体制
となることを
共通基盤として採用した
過去にみられる一連の経過と推移は
富を巡る効率強化と
合理化プロセスの確立
が主要なテーマであったのだ
アメリカではいま
一国至上主義が
市場経済に排他性を持ち込ませ
生産性よりは
富の回収効率を高めること
が最優先課題となっていて
福祉より繁栄
を重視する政治がもてはやされ
協調性という価値
を圧迫するようになってしまい
不寛容であることを
是とする
殺伐とした社会
を形成する時代が
顕在化した
この段階へと至る
強いバイアスのかかった
傾斜
が高まる時代を
民主主義の劣化が
このようにして急がせた
思考力を育てるための時間を惜しみ
知識の膨張に価値を措く
ようになった教育制度のあり方
の変更が
民主主義の質的劣化
を急がせた
知識の量的拡大
を重視するようになった
高等教育へのシフト
が
批判精神よりは学力を尊ぶ
偏向を際立たせ
思考力の育成を蔑ろにして
判断能力を奪い
批判精神も同時に失わせる
という結果を現代へと
導いた
こうして
判断を誤っていながら
その事実にさえきづかない
指導者たちを大量生産
してきただけでなく
再生産している行為
についても
価値判断を誤っていながら
放置したまま憚らない
こうした連綿たる状況の劣化を
自らの手で
率先して速めていながら
その意味に気付かない
という状況
を成り立たせているのは
今を生きている
同時代人に他ならない
温暖化を防止する
必要をよく承知していながら
原因を突き止めただけで
佇立してししまい
二進も三進も進めずに
固まったまま
身動きがとれない
という現状こそが
温暖化を止まらないようにして
産業と経済の育成に欠かせない
地下資源の大量消費
を放置容認することを
続けさせている時代を
ポピュリズムの台頭
が許し
環境破壊と不寛容な社会とを
同時に成立させる時代
つまりポスト新自由主義
を呼び込んだあのときから
既に久しい
重ねて言う
民主主義の成否は
教育によって定まる
教育投資に失敗した
ということが
民主主義を一方的に劣化させ
独裁者の登場を
国民に望ませる時代
を生みおとす
歴史はそれが
嘗てのナチスドイツの政治思想
となった国家社会主義へと
繋がった事実に学んでいた筈だったのだが
地域が変わった中国大陸では
赤い皇帝
となることを目指して
国家主席の座に就いた習近平が
そのための手段
としての覇権主義
を復活させるに及び
アメリカでは
トラムプ大統領による
対抗措置の実行を即断して
関税合戦と呼ぶべき
経済戦争を勃発させ
国際経済に
強い負圧を
いま懸けている
いずれの変化も
カリスマの登壇
という変化が生んだもの
国際経済はその影響を避けきれず
渦の中心点
へと向かって
否応なしに
引きずり込まれていく
サダメを
受け容れることしかできなくなった
普遍性をもつようになった
アメリカ由来の自国至上主義
という変化は
朝鮮半島でも起きており
北半分では核による防衛を目論ませ
南半分では判断能力を失った状態
で直情径行へと奔ってしまい
健全な判断を手放し
国際的な対応を結果として
誤った
分断された半島の再統一
で核による安全保障
が成り立つことを夢想した
南半分の指導体制は
経済成長の勢いを失う犠牲
を払ってでも
再統一という悲願
を果たそうとして
反日行動を扇動したのだったが
それを反米行動
へと繋げてしまい
危機的状況へと
自ら率先して陥った
心がけの悪さ
がこの先
どう国家と国民に祟るのか
という経過の事実
を眺めているだけで
相互間の立ち位置の妥当性
を確認できるようになるだろう
止まらない温暖化と
劣化し続ける民主主義体制は
いずれどこかで
反転する
振り子のようなもの
そのタイミングを知れば
次世代の指導体制のあるべき姿
が明瞭に見えてくる
急ぐべきは
教育制度の見直しなのだ
学力重視の教育が
環境異変と自国至上主義の
生みの親
競争相手を排除したところで
生産性を排他主義が失えば
どのような成果も得られまい
健全な判断は
批判精神が導く
知識があってもその意味
を知らずにいれば
有効解をそれと特定する
ことは誰にとっても
不可能なこと
問題認識能力が不在であった
ということが
自国至上主義へと至る
ポピュリズムを世に定着させ
独裁者となるカリスマ
の登場を待ち侘びる国民
を育てる因子となって作用する
経緯を果てしなく繰り返す
これが原状に於ける
知の到達点
それはオウンゴール
のようなもの