民主主義
という名の
政治システムというものは
常に
劣化し続ける
という運命に
ある
切り口を変えても
進化しない制度となり
国家の劣化を一方的に促し
国民から有形無形の資産を奪い
緩慢に
疲弊させていることを
当事者のすべてに悟らせない
という抜きがたい性質
の上に盤石の体制で成り立っている
民主制度のもつ本質的欠陥というものが
美辞麗句の陰に潜み
国富であったものを国民から取り上げ
国家を借金漬けにしながら
労働条件を悪化させ
人口の縮小化にも寄与している
戦後政治の経過と結果とを眺めれば
その事実が
よく
分かる
過ぎ去った過去の政策
が概ね正しいものであったのなら
現状の劣悪さは
どうしてこの国へと
やって来ることができたのだろうか
為政者たちは
歴史的に
その政策判断を
誤り続けてきた
国富は過ぎ去った時代を通じて
高度成長期を含めて
一貫して失われており
国民は貧しさを手に入れて
それを仕方のないことだ
と自らそう思い込み
選挙がある度に
票を投じるべきではない
政治資質に欠ける
素養のないニンゲンを
選ぶ行為を連綿として
続けてきた
第二次安倍政権を国民に改めて支持させたのは
当時の与党であった民主党であった
当該政権の劣悪な政治姿勢というものが
政府内閣の交代を急がせた
その前は同様の経過で
自民党前政権を
国民が
見限って
野党であった民主党に期待した
過去の与党のすべては
国民の期待に背いたことで
政権の交代を余儀なくされた
という経緯を共通にもっている
政治の場で
いま
まさに起きている課題の本質を
政治家自身が
まったく理解していない
だから
平気で
役に立たつことができない政治家に
なろうとして陸続として立候補する
モンダイの姿かたちが見えていたのなら
政治をこころざす行為それ自体がもつ
認識能力の不在に気づく程度のことは
おそらく できていた
問題認識能力に欠ける国会の成員が
選良と呼ばれ
国民に負担を強いる
身勝手な政策を連発し
国富を失わせてきただけでなく
膨大な借金を
官僚に唆されて
無自覚に背負い込んできた
国会に健全性が担保されていたのであれば
このような経過が生じる謂れは
ない
認識能力の欠如は
取りも直さず
思考するための力が足りない
ということを告知する
考える力が保たれていたのであれば
実効のないことが分かっている
色とりどりの政策
を検証確認して
結果の価値を
個々に認証することが
夙に
なされていなければならなかった
無効な需要のあれこれに
貴重な資本をムヤミヤタラと注ぎ込んで
デフレスパイラル
へと日本経済を率先して追い込んでおきながら
その期間を通じて
延々とインフレ型の予算を組み
官僚の拵えた原案に適度な修正を加えて
毎年国家予算を国会で成立させてきた
戦後政治がもつこれら一連の過去の経過に
反省して何かを学んだ
する事実
の形跡はかけらほども見当たらない
民主主義という尤もらしい制度は
選良が政策判断を誤っても
官僚が血税を勝手に流用しても
その責任を取らされることがない
という著しく公平性を欠いたシステム
民主政治の先進国のすべてが
同じ病に苦しんでいる
基軸通貨の発行国となったアメリカだけが
ひとり
国際経済の推進力を
保ち続けることができており
その他の国の政府を
借金漬けの状態へと
富の偏在という状況が
追い込んでいることに
すべての国家が無批判のまま
やり過ごすという経過を
温存させてきた
エネルギー資源の決済は
それがあれば何でも買える便利な通貨
つまり
アメリカのローカル通貨である
ドルに統一されている
これがアメリカ経済を
一歩他に抜きんでたものにしていたのだったが
それを支えているドル経済圏では
WTO や TPPの名の下に
率先して富を献上する枠組みの策定に
自発的に参与しようと謀ってすらいる
資源を輸入する必要
に迫られたあらゆる国では
自国通貨を売ってドルを買ってきたことから
ドル高ローカル通貨安へと陥らざるを得なくなり
購買力平価を
政府と中央銀行とが
自らの手で戦略として引き下げ
高くなっていくドルを買いつづけ
為替差が生じることを承知の上で
相対的に値を下げていくことが分かっている
例えば日本円への積極的投資を誘い
ドルの供給者となっている国際金融資本に
労せずして多量の為替差益を与えつつ
国内市場をも提供したことにより
金融資本が手にする利益を増大させてきた
中国が得た資産効果はこのようにして生みだされ
通貨価値を裏付けるものの存在に
根拠が不明である人民元へと投資させることによって
ドルを買わせて市場に吸収させることに成功し
過剰流動性を希釈しながら
人民元の価値を引き上げて
共産党政府に対抗措置となる
人民元の安売りで即座に対応するよう迫り
獲得させたドルの資産効果で
人民元がもつべき通貨価値
の裏付けとなるドル資産の増加で担保させ
世界第二位の経済規模を
国際金融資本と市場拡大を目指す企業群
などを介することで隠密裏に推し進め
中国経済のテコ入れを
見えないところで図ってきた
要するに
民族系のローカル資本が
国際金融資本と入れ替わり
当該市場で回っていた流動性が
アメリカ大陸を目指して活発に移動するようになり
ローカル市場を有する国の経済は
流動性が備える価値の厚みを次第に失って脆弱化し
金融資本はドル安政策で意図的に誘導した外貨高
の状態を利して
資本回収の戻り相場でも
為替差益を貪欲に手に入れている
当初ドル資本と呼ばれていた
現在の国際金融資本は
通貨交換の場で
往復する度毎に
高い利益が得られるようになっている
反対に民族系の資本は
地下資源を輸入する度に
決済通貨としてドルを買わなければならず
自国通貨が生み出した富の多くを
ドル資本に持ち去らせることを許し
国内経済を自らの手で劣化させていることを悟らずに
国民を貧困の淵へと
意識させることなく
積極的に追い込んでいく
このメカニズムが
資源消費国の経済を圧迫し
国家の運営を
借金なしには成り立たなくさせた
ドル資本がやってくると
国民が貧しくなる
という構造が
ドルを介して
71年夏から
もう始まっていた
民主政治で経済を活性化させるのは
現状で至難の業
寧ろ不可能といわざるを得ない
知識量重視の教育を続けていると
思考力のない国民と
選良とが同時大量生産されるようになり
大きな政府を意味する官僚国家が
民主制度の結果として
必然的に生まれ出る
国民はモンダイの所在に関心をもとうとせず
日々の暮らしに明け暮れて
一向に気づけない
という状況がいつの間にか
忍び寄る
知識を与えるだけ与えて
その使い方を教えない
この教育制度が
もって生まれた十分な思考力を退化させ
考える力を失って
マニュアルやテキストがなければ
判断することもできない
今やマジョリティとなった勢力を
再生産し続けている
思考力が不在であったからこそ
権威ある指導者には
盲目的に追従する性質に気づかない
価値基準をもたない
右へ倣へで一斉に動く国民性を
特定の方向へと誘導するのは
もとより容易い
指針を失っている時代には
このような変化が
若者を中心にして起きるものなのだ
先の大戦がそうだった
方向を見失ったとき
ブレない強固な指導者が登場すると
それが導く政治体制へと
組み込まれていこうとする大勢の若者が誕生する
判断能力がある成人には
有害性が明白な
イスラム国の戦闘員にさえなろうと志す
若年層が世界中で今まさに
増えている
思考力を涵養しないまま
投票権を未成年者に与えても
民主主義体制の劣化を
より一層早めることにしか
なるまい
改めるべきは
教育の在り方
躾がきちんとされていない動物に
高度な判断を促し
将来を決するための権利を与え続けてきた
ということが
世界に
この拙い現状を与えている
判断基準が曖昧なのでは
未来は危うい
貧困を蔓延させて
テロリスト予備軍の拡充を
劣化した民主制度が急がせている
この現実にこそ
学ぶ必要があるだろう
知識の量的拡大を基準として
ヒトの選抜をするための道具とせず
正しい判断を行うための手段
へとすぐにでも戻しておかなければ
この劣化し続ける世界は
急速に悪化の度合いを高め
気候の変動を急がせながら
自然災害を一層狂暴化させていくようになる
経済が無効な需要を切り捨て
有効な需要創出を目指す投資行為で
繁栄の拠り所
を見出せるようになるときがくるまで
エネルギーを中心とした
環境と経済の劣化プロセスは
70億人を突破した地球の人口を
減らす方向へと作用しつづけて止まらない
科学の進歩で繁栄を手に入れた人類は
その基礎となる知識の大量投与で
考えるための時間を惜しみ
使い切れない膨大な知識の間口を
広げるだけ広げ
消化不良に陥ったまま
その原因すら
まったく理解できない政治制度の土台の上に
この文明を導き
環境と経済の劣化を
同時に産み落とす事態へと陥った
これを自業自得という
どんな時代であっても
新たなる生命の息吹は
微かだが
底堅く感じとれることがある
思考力が健全な批判精神を生み
それが正しい有効な判断を連れてくる
という名の
政治システムというものは
常に
劣化し続ける
という運命に
ある
切り口を変えても
進化しない制度となり
国家の劣化を一方的に促し
国民から有形無形の資産を奪い
緩慢に
疲弊させていることを
当事者のすべてに悟らせない
という抜きがたい性質
の上に盤石の体制で成り立っている
民主制度のもつ本質的欠陥というものが
美辞麗句の陰に潜み
国富であったものを国民から取り上げ
国家を借金漬けにしながら
労働条件を悪化させ
人口の縮小化にも寄与している
戦後政治の経過と結果とを眺めれば
その事実が
よく
分かる
過ぎ去った過去の政策
が概ね正しいものであったのなら
現状の劣悪さは
どうしてこの国へと
やって来ることができたのだろうか
為政者たちは
歴史的に
その政策判断を
誤り続けてきた
国富は過ぎ去った時代を通じて
高度成長期を含めて
一貫して失われており
国民は貧しさを手に入れて
それを仕方のないことだ
と自らそう思い込み
選挙がある度に
票を投じるべきではない
政治資質に欠ける
素養のないニンゲンを
選ぶ行為を連綿として
続けてきた
第二次安倍政権を国民に改めて支持させたのは
当時の与党であった民主党であった
当該政権の劣悪な政治姿勢というものが
政府内閣の交代を急がせた
その前は同様の経過で
自民党前政権を
国民が
見限って
野党であった民主党に期待した
過去の与党のすべては
国民の期待に背いたことで
政権の交代を余儀なくされた
という経緯を共通にもっている
政治の場で
いま
まさに起きている課題の本質を
政治家自身が
まったく理解していない
だから
平気で
役に立たつことができない政治家に
なろうとして陸続として立候補する
モンダイの姿かたちが見えていたのなら
政治をこころざす行為それ自体がもつ
認識能力の不在に気づく程度のことは
おそらく できていた
問題認識能力に欠ける国会の成員が
選良と呼ばれ
国民に負担を強いる
身勝手な政策を連発し
国富を失わせてきただけでなく
膨大な借金を
官僚に唆されて
無自覚に背負い込んできた
国会に健全性が担保されていたのであれば
このような経過が生じる謂れは
ない
認識能力の欠如は
取りも直さず
思考するための力が足りない
ということを告知する
考える力が保たれていたのであれば
実効のないことが分かっている
色とりどりの政策
を検証確認して
結果の価値を
個々に認証することが
夙に
なされていなければならなかった
無効な需要のあれこれに
貴重な資本をムヤミヤタラと注ぎ込んで
デフレスパイラル
へと日本経済を率先して追い込んでおきながら
その期間を通じて
延々とインフレ型の予算を組み
官僚の拵えた原案に適度な修正を加えて
毎年国家予算を国会で成立させてきた
戦後政治がもつこれら一連の過去の経過に
反省して何かを学んだ
する事実
の形跡はかけらほども見当たらない
民主主義という尤もらしい制度は
選良が政策判断を誤っても
官僚が血税を勝手に流用しても
その責任を取らされることがない
という著しく公平性を欠いたシステム
民主政治の先進国のすべてが
同じ病に苦しんでいる
基軸通貨の発行国となったアメリカだけが
ひとり
国際経済の推進力を
保ち続けることができており
その他の国の政府を
借金漬けの状態へと
富の偏在という状況が
追い込んでいることに
すべての国家が無批判のまま
やり過ごすという経過を
温存させてきた
エネルギー資源の決済は
それがあれば何でも買える便利な通貨
つまり
アメリカのローカル通貨である
ドルに統一されている
これがアメリカ経済を
一歩他に抜きんでたものにしていたのだったが
それを支えているドル経済圏では
WTO や TPPの名の下に
率先して富を献上する枠組みの策定に
自発的に参与しようと謀ってすらいる
資源を輸入する必要
に迫られたあらゆる国では
自国通貨を売ってドルを買ってきたことから
ドル高ローカル通貨安へと陥らざるを得なくなり
購買力平価を
政府と中央銀行とが
自らの手で戦略として引き下げ
高くなっていくドルを買いつづけ
為替差が生じることを承知の上で
相対的に値を下げていくことが分かっている
例えば日本円への積極的投資を誘い
ドルの供給者となっている国際金融資本に
労せずして多量の為替差益を与えつつ
国内市場をも提供したことにより
金融資本が手にする利益を増大させてきた
中国が得た資産効果はこのようにして生みだされ
通貨価値を裏付けるものの存在に
根拠が不明である人民元へと投資させることによって
ドルを買わせて市場に吸収させることに成功し
過剰流動性を希釈しながら
人民元の価値を引き上げて
共産党政府に対抗措置となる
人民元の安売りで即座に対応するよう迫り
獲得させたドルの資産効果で
人民元がもつべき通貨価値
の裏付けとなるドル資産の増加で担保させ
世界第二位の経済規模を
国際金融資本と市場拡大を目指す企業群
などを介することで隠密裏に推し進め
中国経済のテコ入れを
見えないところで図ってきた
要するに
民族系のローカル資本が
国際金融資本と入れ替わり
当該市場で回っていた流動性が
アメリカ大陸を目指して活発に移動するようになり
ローカル市場を有する国の経済は
流動性が備える価値の厚みを次第に失って脆弱化し
金融資本はドル安政策で意図的に誘導した外貨高
の状態を利して
資本回収の戻り相場でも
為替差益を貪欲に手に入れている
当初ドル資本と呼ばれていた
現在の国際金融資本は
通貨交換の場で
往復する度毎に
高い利益が得られるようになっている
反対に民族系の資本は
地下資源を輸入する度に
決済通貨としてドルを買わなければならず
自国通貨が生み出した富の多くを
ドル資本に持ち去らせることを許し
国内経済を自らの手で劣化させていることを悟らずに
国民を貧困の淵へと
意識させることなく
積極的に追い込んでいく
このメカニズムが
資源消費国の経済を圧迫し
国家の運営を
借金なしには成り立たなくさせた
ドル資本がやってくると
国民が貧しくなる
という構造が
ドルを介して
71年夏から
もう始まっていた
民主政治で経済を活性化させるのは
現状で至難の業
寧ろ不可能といわざるを得ない
知識量重視の教育を続けていると
思考力のない国民と
選良とが同時大量生産されるようになり
大きな政府を意味する官僚国家が
民主制度の結果として
必然的に生まれ出る
国民はモンダイの所在に関心をもとうとせず
日々の暮らしに明け暮れて
一向に気づけない
という状況がいつの間にか
忍び寄る
知識を与えるだけ与えて
その使い方を教えない
この教育制度が
もって生まれた十分な思考力を退化させ
考える力を失って
マニュアルやテキストがなければ
判断することもできない
今やマジョリティとなった勢力を
再生産し続けている
思考力が不在であったからこそ
権威ある指導者には
盲目的に追従する性質に気づかない
価値基準をもたない
右へ倣へで一斉に動く国民性を
特定の方向へと誘導するのは
もとより容易い
指針を失っている時代には
このような変化が
若者を中心にして起きるものなのだ
先の大戦がそうだった
方向を見失ったとき
ブレない強固な指導者が登場すると
それが導く政治体制へと
組み込まれていこうとする大勢の若者が誕生する
判断能力がある成人には
有害性が明白な
イスラム国の戦闘員にさえなろうと志す
若年層が世界中で今まさに
増えている
思考力を涵養しないまま
投票権を未成年者に与えても
民主主義体制の劣化を
より一層早めることにしか
なるまい
改めるべきは
教育の在り方
躾がきちんとされていない動物に
高度な判断を促し
将来を決するための権利を与え続けてきた
ということが
世界に
この拙い現状を与えている
判断基準が曖昧なのでは
未来は危うい
貧困を蔓延させて
テロリスト予備軍の拡充を
劣化した民主制度が急がせている
この現実にこそ
学ぶ必要があるだろう
知識の量的拡大を基準として
ヒトの選抜をするための道具とせず
正しい判断を行うための手段
へとすぐにでも戻しておかなければ
この劣化し続ける世界は
急速に悪化の度合いを高め
気候の変動を急がせながら
自然災害を一層狂暴化させていくようになる
経済が無効な需要を切り捨て
有効な需要創出を目指す投資行為で
繁栄の拠り所
を見出せるようになるときがくるまで
エネルギーを中心とした
環境と経済の劣化プロセスは
70億人を突破した地球の人口を
減らす方向へと作用しつづけて止まらない
科学の進歩で繁栄を手に入れた人類は
その基礎となる知識の大量投与で
考えるための時間を惜しみ
使い切れない膨大な知識の間口を
広げるだけ広げ
消化不良に陥ったまま
その原因すら
まったく理解できない政治制度の土台の上に
この文明を導き
環境と経済の劣化を
同時に産み落とす事態へと陥った
これを自業自得という
どんな時代であっても
新たなる生命の息吹は
微かだが
底堅く感じとれることがある
思考力が健全な批判精神を生み
それが正しい有効な判断を連れてくる