本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

ヒューケラ備忘録

2024-06-29 | 宿根草ハ行

ヒューケラも今では葉色の魅力的なもの、たくさんの品種が出てきていますよね。

が、我が家のヒューケラは、ティアレラやヒューケレラ同様20年ほど前に購入したものがほとんどです。

長い年月の間消えていったものも何品種かありますが、そのほとんどが地植えして弱っていったようです。

やはりそれでも鉢を減らしたいと思い、5年ほど前にティアレラやヒューケレラ同様ほとんどのヒューケラを新しい前庭花壇に下ろしました。

そして、案の定また弱ってこの春鉢に戻してしまいました~労力を減らそうと地植えにしたのに、また無駄な労力を使ってしまって、何やってんだか(;Д;)

 

ハイ、気を取り直して、、、

 

一番最初に取り入れたヒューケラは、オーソドックスなパレスパープルです。

庭をもってしばらくした頃、お店でこの葉色に目がとまり、それから植物の葉色の魅力に取りつかれました。

 

今回地植えしなかった赤茶色の葉脈が緑に映えるグリーンスパイス、以前地植えしてほとんど消えてしまったので、同じ過ちを犯さぬようそれ以降はずっとこの場所で鉢で育てています。

同じ時期に購入したグリーンスパイス同様気に入っていたベルベットナイトやプラムプディングは、やはり地植えしてまた鉢に戻してとやっているうちになくなってしまいました。

鉢植えのグリーンスパイスは、長い間調子良かったのですが、昨年根腐れのような症状が出て半分枯れてしまいました。

空いた場所に、明るい葉色のヒューケラ・レモンシュプリームを昨年新たに購入して植えましたが、グリーンスパイスが結構持ち直して茂ってきています。

 

こちらは品種名失念したヒューケラ。

十数年前に母の日に寄せ植えして贈りましたが、その後管理できなくなり戻ってきたものです。

品のある葉色と葉脈の美しさが好みです。

 

今回地植えして唯一傷みが少なかったこちら。

記憶が正しければ、葉のまわりにフリルが入っているのが特徴的なヒューケラ・カンカンだと思います。

隣にパレスパープルを植えていたのですが、そちらは弱ってしまっていたので最初に載せたように鉢植えに戻しました。

カンカンは意外と地植えでも大丈夫そうな気がします、、、今のところ。

 

地植えでも大丈夫と言えば、ヒューケラ・キャラメルは長い間地植えでも絶えていません。

どのヒューケラにも言えることですが、葉色は季節によって微妙に変化していくので、そこもヒューケラの魅力ですね。

オレンジ系の葉色を持つキャラメルはその特性が顕著で、春先の赤味の明るいオレンジから気温が上がって徐々に薄くなってきて黄色味を帯びてきています。

強い陽射しに弱く、時折茶色くなってしまうので都度抜いています。

昨秋大きくなって窮屈になったホスタを前庭に移動して、跡地にこの春株分けしたヒューケラ・キャラメルを植えました。

すぐに大きく育ってきました。

クリーム色を帯びた白い小花も赤い茎との対比が美しく気に入っています。

ヒューケラの花と言えば対外こんな感じで魅力的とは言い難いのですが、、、

 

花がお気に入りのヒューケラがあります。

赤がチェリーズジュビリー、ピンクがファイヤーワークス。

これらも地植えして瀕死状態、お気に入りのヒューケラで枯らすまいと、この春鉢に戻しました(>_<)

春先同じような葉色で、どれがチェリーズジュビリーでどれがファイヤーワークスか全く見分けがつかず、取り敢えずそのあたりのヒューケラを一緒に植えておきました。

この頃になると見分けがついて、緑がかった葉色の方がファイヤーワークスです。

両者とも花期が長く、多花性なので小花でもとっても存在感があります。

 

たくさん育ててきたヒューケラも現在では以上の8品種となっています。


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新入りヒューケレラ・プラムカスケードとヒューケレラ、ティアレラ備忘録

2024-06-26 | 宿根草ハ行

玄関前に置いている鉢植えに何か適した植物はないかと春から模索していたのですが、お店で見掛けたこの葉色に惹かれて5月上旬に購入しました。

実は、購入した時もそれからしばらくの間もずっとこの植物、ヒューケラだと思い込んでいました。

葉色のイメージが全然ヒューケレラに結びついていなかったのです。

花が咲き始めて何かヒューケラの花と違う!と、初めてそこでラベルの品種名を確認した次第。

ヒューケレラ・プラムカスケード、メタリックな雰囲気の葉がとっても好みです。

ほんのりピンクをまとった白い小花も清楚な感じで、お気に入りとなりました。

 

以前から育てているユキノシタ科の植物ですが、長い年月の間に消えてしまったものもあります。

ここで今残っているヒューケレラ、ティアレラ、ヒューケラをまとめてみようと思います。

 

ヒューケレラは、今回購入したプラムカスケードを含め現在3品種育てています。

21年目を迎えたヒューケレラ・ロザリーです。

5年ほど前から鉢植えをだんだん減らしていこうと思い、ユキノシタ科の植物のほとんどを地に下ろしました。

が、元気がなくなってきたものが結構出てきて、このロザリーもこの春瀕死状態でした。

そこで、また鉢に戻し育てています。

何とか回復してくれました。

葉が小さい、甘い良い香りのするヒューケレラです。

 

20年目を迎えたヒューケレラ・サンスポットです。

当初からずっと鉢で育てています。

数年前に、寄せ植えに使った後一度瀕死状態となりましたが、何とか養生しここまで持ち直しました。

この春ひと回り大きな鉢に植え替えを行っています。

明るい葉色が魅力的なヒューケレラです。

 

ティアレラは2品種あります。

21年目を迎えたティアレラ・スプリングシンフォニー。

スプリングシンフォニーも、それまで鉢で育てていたものを前庭を作り直し始めた5年前に地に下ろしました。

ヒューケラとヒューケレラのほとんどが地植えにして元気がなくなってきたのに比べて、ティアレラは今のところ丈夫に育っています。

 

やはり21年目になるティアレラ・ブラックスノーフレーク。

それまで業者に依頼して作った庭から自分自身で選んだ宿根草中心の庭に変わっていったために、この頃集めた植物が現在たくさん残っています。

ブラックスノーフレークは、花付きの良い丈夫なティアレラです。

スプリングシンフォニーに比べると、ばらけた感じの花付きです。

ティアレラの花は、線香花火のようでとっても可愛いですね。

 

次回、ヒューケラを続けます。


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6月上旬に咲く宿根草~ペンステモン・ジギタリス

2024-06-11 | 宿根草ハ行

6月に入りペンステモン・ジギタリスが咲きそろってきました。

葉色も特徴があって観賞価値が高く、しかもその葉は冬も消えず、すっくと立つ姿に風がそよぐ景色は趣があって大好きな植物です。

 

かれこれ20数年育てているペンステモン・ジギタリス・ハスカーレッド。

良い感じで(他をドンドン侵食するほどではない)増えてくれますが、春先古い葉を片付ける際に間引いたりしています。

立ち上がって咲く仲間との競演、ラムズイヤー、リナリア・パープレア、それにアリウム・ニグラム。

 

数年前に地元で見つけたハスカーレッドは、細葉で花色も白が際立っています。

左側に写っている株分けで増やした以前からあるものと比べて違いが明らかですが、両社ともハスカーレッドの品種名でした。

 

白花と言えば、ペンステモン・ジギタリス・ゴールドフィンガー。

草丈は他のペンステモン・ジギタリスよりも低く、春先は黄味が強い葉色をしていますが、気温の上昇と共に緑が濃くなってきます。

 

ゴールドフィンガー同様4年目を迎えたダークタワーズ。

銅葉の特徴が強く出ています。

タワーと付いているので草丈があるのかと思っていましたが、ハスカーレッドよりは低いです。

少しずつ増えてくれていて、嬉しい♡

この辺りの植栽を昨秋少し変えています。


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ベロニカ・プロストラータとベロニカ・ゲンチアノイデス

2024-05-13 | 宿根草ハ行

我が家で今残っているベロニカは3品種。

春一番に咲くオックスフォードブルーが終わると、プロストラータとゲンチアノイデスが咲き始めます。

 

ベロニカ・プロストラータは、15年以上前から先に載せた主花壇右側にずっと居て、短い花期を終えると華奢な茎と葉で増減なくそこで過ごしていましたが、昨年とうとう隣に植えていたベロニカ・オックスフォードブルーとホスタの陰になって瀕死状態となってしまいました。

花の時期が短くて花自体を愉しむ時間は少ないけれど、長い年月消え入りそうで消えなかった粘り強い姿が愛おしく感じられ、何とかまた元気に育って欲しいと昨春鉢上げしました。

2023.04.21

やはり、逞しかった!

2023.06.06

アルケミラ・モリスがバラ・マチルダの足元を覆ってしまっていたので、草丈の低いこちらのベロニカ・プロストラータをかわりに植えることにしました。

2023.09.25

そして、復活の開花~♪

2024.05.10

少し遅れてベロニカ・ゲンチアノイデスも咲き始めました~

両者とも検索してみると花色が薄紫となっているのですが、我が家のはどういう訳か白地です。

両者とも雨に当たるとうなだれてしまうこと、花期が短いことが惜しい所ですが、そんな欠点を補って余りあるほどの魅力を持ち合わせていると思います。

毎年ベロニカ・ゲンチアノイデスは側の球根草花のヒアシンソイデス・ヒスパニカと同時期に咲いてくれます。

この組み合わせも気に入っていて、毎年春になると開花を今か今かと待っています。

今日はあいにくの雨でした。

庭を見回る時間がなかったのですが、もしかしたら結構倒れ込んでいるかもしれません。

良い状態だった昨日の写真をもう一枚残しておきます^^


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5月上旬に咲くブルー系の花色の植物たち

2024-05-05 | 宿根草ハ行

5月上旬に咲いているブルー系の花たちのシーンは、ここ数年代わり映えがしないですが、変わっていないということはそれだけ気に入っているということかなo(^-^)o

記録に残します。

 

咲き始めたフロックス ストロニフェラ・シアウッドパープル。

ここは地下茎、匍匐茎組のせめぎ合いの一角!

斑入り葉のエゴポディウム、青紫のフロックス・シアウッドパープル、カンパニュラ・ラプンクロイデスのツワモノ揃い!

どれも同じくらいの割合で存在していて欲しいので、今のところはそれぞれ抜いて調整しています。

奥で咲くミヤコワスレ、昨年の秋に株分けして拡げました。

昨年新苗から育てたバラ・カインダーブルーのために、リグラリア・ブリッドマリークロフォードを移動させて手前にミヤコワスレを植栽しましたが、カインダーブルーが不調。

やっぱり日当たりが悪すぎるかなぁ、、、様子見。

 

東側花壇で先に咲き出した、香る薄紫のフロックスディバリカータ・モントローザトリカラー(斑抜け)が満開。

奥のイフェイオン(ハナニラ)は終盤、ミヤコワスレも咲いています。

そして、ここにも株分けしたミヤコワスレを植えました。

こちらのミヤコワスレ、葉色も花色も薄い感じがする、、、肥料不足?pH?日当たり?要観察。

東側花壇ではアジュガ レプタンス・アトロプルプレアも咲き始めました。

光を受けたアジュガ、とっても美しい。

花期はそんなに長くないけれど、残る銅葉と共に1年を通して存在感ある植物です。

側でバーバスカム・ビオレッタの開花も始まりました。

球根草花、ヒアシンソイデス・ヒスパニカの開花もそろそろ始まるかな~♡

ワクワクして庭をウロウロの毎日です~(*^-^*)

 


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15年目を迎えたベロニカ・オックスフォードブルー

2024-04-19 | 宿根草ハ行

2010年4月に1ポット購入したベロニカ・オックスフォードブルーが、今や庭のあちこちで大活躍してくれています。

 

2本植えているバラの足元には、以前シロタエギクとエリゲロンを植えていました。

エリゲロンは絶え間なく開花して重宝してましたが、こぼれダネから増えるために芝の中から芽を出すこともあり、また成長が早く年に数回繰り返し切り戻しを行っていました。

そんなこともあり、手がかからないベロニカ・オックスフォードブルーに数年前交換したのでした。

シルバーリーフのもう一方の植物は、昨年鉢植えから地に下ろしたセラスチウム。

一昨年の秋にタネから育てたものですが、間引きせずに鉢の中でギュウギュウ詰めで蒸れてしまったので、昨年花後にこちらに植えてみました。

2023.06.04 何という荒業(;Д;)

多湿に弱く、過去にも何度か育てたことがあるけれど、長い年月は持たなかったので今回はどうでしょうか、、、

上記のベロニカ・オックスフォードブルーはこちらの畑の入り口のものを株分けしています。

株分けと言っても、ちょっと引っこ抜いて、根が少し付いていればOK~!(^^)!

ここにはリシマキア・ヌンムラリアオーレアも植えていたのですが、リシマキアのほうが優勢でベロニカが負けてしまいそうだったので、何年か前にベロニカだけにしました。

でも、時々黄色が顔を出すことがあるんですよね~恐るべし、リシマキア・ヌンムラリアオーレア!

畑にはもう一ヶ所。

ブルーベリーの足元、こちらにもリシマキア・ヌンムラリアオーレアと共に植えていましたが、そちらの勢い激しくベロニカだけ残しています。

今は、苔生した中で咲いています。

主花壇の両端に植えているのは、こちらと、

こちら。

日当たりが悪いせいか、ずっと元気がないかな、、、

ベロニカ・ゲンチアノイデス(左下の葉)としのぎを削っている場所。

やはりこぼれダネに悩まされて抜いたリナリア・パープレアが復活してきて、今のところは良い感じだけれど、今後はどうなっていくでしょうか?

ガレージ脇の細長い花壇にも植えています。

 

手入れは、花後バッサリ切り戻します。

2023.05.13 不安になるくらい~Σ(゚Д゚)

でも、1ヶ月後には、

2023.06.12

花もほんの少し開花しました。

その後、秋に伸びすぎて気になるところは、もう一度軽く切り戻しを行うこともあります。

 


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夏の涼やかな白い花とホスタ

2023-07-22 | 宿根草ハ行

長く雨が続いていましたが、各地梅雨明けとなりましたね。

雨がもたらした爪痕は大きく、九州地方やお隣の秋田県などの多大な被害、その後片付けの映像に心苦しさを感じています。

こちらも数日前まで雨が続いていましたが、昨日は、こんな日は1年のうちでそうはないと思うほどとても清々しい1日でした。

厳しい暑さが迫ってきていますが、庭の植物たちの自然の過酷さをあるがまま無言で受け入れる姿には畏敬と憧憬の思いでいっぱいです。

 

庭の主役はアナベルからフロックスにうつりました。

白いフロックスが涼やか~

 

多花性の白いゼラニウム。

花が終わって花茎を切り戻しておくと、気が付くとまた新たに花茎が伸びて開花している~

 

水挿しで冬越しして棒状態の頼りない茎だったのに今では鉢を覆い尽くす勢いで育っている、ユーフォルビア・ホワイトラブ。

 

日が当たるとすぐに葉焼けしてしまうので日陰に置いたニューギニアインパチェンス トロピカル カバノは、なかなか花数が増えなかったのですが、日陰を作っていたカシワバアジサイ・スノーフレークを思いっきりよく剪定したのが功を奏したのか、少しずつ開花が進んできました。

 

室内でも、咲いている白いコチョウランが1株あります。

6株あったのですが、場所をとりすぎるので4株だけ残しました。

それぞれ時期を違えて開花してくれるので、長期間愉しめます。

 

ホスタの存在も夏の庭の一服の清涼剤。

 

奥のホスタ・ゴールドスタンダードが年々大きく育って、昨年は側に植えているパトリオットを別の場所に移植しましたが、こちらのピルグリム(下に写っている葉)も場所を移動させた方が大きく育つかもしれません。

ゴールドスタンダードに押しやられながらも、スマートな花茎を2本伸ばしてくれました。

 

以前の姿が嘘のように大きく育ったそのゴールドスタンダードですが、葉の豪華さの割には花茎があがってきません。

 

蕾の時の姿とってもシャープな、フレグラントブルー。

 

前庭に移動して少しずつ大きくなってきたオーガストムーン。

明るい葉色と瑞々しい花色の美しいホスタ。

 

同じく前庭に移動したフランシーも、更に大きく育ってきて花もたくさん咲いています。

スマートな花茎がお気に入りです。

 

この春株分けして、フレグラントブルーの手前にも広げたリトルオーロラ。

ライムイエローの葉色が美しく、紫の花が咲くとなお一層目を引きます。

(見落としていたので7/26追記しました)

 

アッと言う間に8月も目の前ですが、植物の開花リレーの熱戦はまだまだ繰り広げられています。


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フロックス・フランツシューベルト

2023-07-11 | 宿根草ハ行

九州北部を中心とした度重なる雨による被害、言葉が見つかりません。

こちらも毎日のように雨が降っていますが、時折晴れ間があって、油断させてまた激しく降りだすといった繰り返しが続いています。

継続的な大雨ではないので、全然被災地の比ではありません。

一瞬の晴れ間を見て、写真を撮ったり、散らかった花びらを片付けたり、野菜を収穫したりしている毎日です。

 

植えてからかれこれ10年以上になりますが、なかなか思うように育ってくれなかったフロックス・フランツシューベルトが、今年はちょっと良い感じに開花してくれました。

ボリュームのある花序。

 

丈も今までになく伸びて、嬉しい~♡

 

ゲラニウムやエキナセアも咲きそろってきました。

鬱陶しい雨の季節の中を、逞しく美しく過ごしている植物の淡々とした姿を見習いたい、といつも思うけれどなかなか、、、


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バーバスカム・ビオレッタ

2023-06-12 | 宿根草ハ行

昨年の今頃ブログにアップしようと思っていたバーバスカム・ビオレッタの記事、写真だけ貼り付けてそのまま放置していました。

今年の分も加わって写真が多くなってしまいましたが、2020年から今年にかけての記録をまとめてみました。

 

バーバスカム・ビオレッタを始めて庭に植えたのは2006年の秋のことでした。

翌年の写真は残っていましたが、その後長い間その存在を忘れていたというか、ほとんど開花の記録もなく記憶も定かではありませんでした。

ところが、2020年の5月に思いがけず美しく咲くその姿がありました。

前年に、見覚えのある葉っぱが他の植物に紛れて地面にはいつくばっているのを発見して、見える場所に移植しておいたのでした。

2020.05.15

やっぱりバーバスカム・ビオレッタで間違いありませんでした!

庭主の記憶の中で存在がおぼろげだったにもかかわらず、人知れず長い年月をしっかり過ごしていたことに感激して、もう一度しっかり育ててみたくなり2020年の秋にもう1苗購入して定植しました。

以下はその後の様子。

2021.05.16

新たに植えた苗の脇芽がたくさん出て、豪華に咲いてくれました。

前年に咲いたものも無事開花しました。

2021.05.18

明るい花色はとても目を引き、更に蕾の可愛さと言ったらありません~♡

ぐんぐん上へ上へと咲き進みます。

2021.06.17

花が終わった頃、葉はかなり傷んでいます。

 

2021.06.28

(タネを採って辺りにまいておいたのですが、発芽は見られませんでした)

タネが付いた頃、葉はほとんどなくなりました。

バーバスカムの葉って、ロゼット状に地面を覆うように葉が広がりほぼ茎だけがぐんぐん伸びて開花する、他ではあまり見掛けないような育ち方をしています。

そして、一度姿が全く無くなってしまってから、新しい葉が展開してくるのです。

2021.07.22

2021.07.31

2021.08.16

 

冬を越して、翌年も無事に咲いてくれました。

2022.05.12

2022.05.13

2022.05.21

 

前年に冬を越した様子を記録していなかったので、今年の3月の様子を撮っておきました。

2023.03.28

春を迎えた姿は少し傷みがありますが、常緑で冬越ししていました。

真ん中に小さな芽が前年より出ていて、1苗増えたかなぁ~と期待していました。

更にこの春追加で3苗購入して定植しました。

植え場所をより後方にかえています。

2023.04.21

わかりづらいですが、花芽があがってきました。

持ち越しの2苗と新たに購入したうちの1苗だけが開花しました。

2023.05.05

その後遅れてこの春定植したもう1苗も花茎があがってきて、6苗中4苗開花しました。

小さな持ち越しの1苗はどうやら枯れたようですが、もう少し様子を見たいと思います。

2023.06.01

他の宿根草の開花がまだほとんど始まっていない中で早い段階でインパクトのある花色を見せてくれて、下から順に咲き進んで更に脇芽が伸びてまた開花してと花期も長く、今では我が家の春の庭にとって大きな存在となっています。

ただ草丈があり花付きが良いので、雨が降ると支えきれずに倒れ込んでしまうので支柱が必要となります。

1本1本丁寧に支柱を添えてあげれば良かったなぁ~と感じています。

 

これからも大事に育てていきたいお気に入りの宿根草、バーバスカム・ビオレッタです。


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フロックス・ブルーパラダイス~2022

2022-07-04 | 宿根草ハ行

昨日は珍しく朝早くに目が覚めたので庭に出て写真撮影しました。

と、ビックリ!

2年目を迎えたフロックス・ブルーパラダイスの花色がことのほか青いΣ(゚Д゚)

5時40分頃の様子です。

昨年も色の変化は実感していたけれど、ここまでの青さに出会うのは初めてのことです。

写真は目にした色合いとも少し違っていて、実物は青インクがにじんでいるようで、品種名を連想させるものでした。

他のフロックスより芽吹きからの生長も開花も早いです。

昨年よりは草丈は伸びなかったけれど、高いもので90cmほどで頼もしい姿です。

こぼれダネから小さな芽もいくつか出ています。

そうそう、手前に写っているカンパニュラ・サラストロと同じような色合いでした。

 

比較のために、14時過ぎにも写してきましたよ~

強い陽射しの中、濃いピンクに色付いていました~^^

気温とか、日差しの関係とかで変化するんでしょうか?


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