本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

過ぎゆく夏に咲く花

2022-08-25 | 庭日記

6月中旬の梅雨入りからわずか10日ほどでの梅雨明けの発表、その後気温は上がるもののムシムシした日々が続いてまた雨がぶり返し。

7月下旬にはようやく本格的な夏到来と思っていたのですが、間もなく雨が降ったりやんだりの毎日がずっと続いて、、、

不完全燃焼のまま、気づけばめっきり涼しくなってきて、舞い戻ってきたトンボの姿に夏の終わりを感じる今日この頃です。

昨日は伸びた草や込み入った枝の整理をして少しスッキリしたので、今朝庭を一巡りしながら、夏の名残りと秋の気配が交錯する庭の花の写真を撮ってみました(写真多めデス)

 

ホスタ・ブンチョウコウ(文鳥香)がようやく咲きそろいました。

ホスタの花は、6月下旬のサガエ(寒河江)の開花が一番早かったので、2ヶ月も開花時期に違いがあるのですね。

咲き始めた8月1日のホスタ・フレグラントブルーはこんなでしたが、

歩みがゆっくりで、まだ最後まで到達していません。

こちらも咲き始め8月1日のホスタ・フランシー。

花は少し前に終わっているのですが、花後の立ち姿が何とも美しくそのままにして見惚れています^^

何ともスマートでビューティフル~^^

ホスタ・ハニーベルズがアンカーを務めます。

 

夏の力強い味方、フロックスは7月上旬からずっと咲き続けています。

これぞ、夏を制覇する植物と呼びたい~!

手前のカラミンサも花期が長いです。

 

力強い夏の味方は他にも、、、

ゼラニウム・カリオペ・ホットピンクは多花性で、新芽が出て本格的に咲き始めた5月上旬から絶え間なく咲き続けています。

アイビーゼラニウム・フォーカス・バーガンディも同様ですが、先日終わった花茎を切り戻したのでしばし小休止中。

6月中旬頃の両者

ペラルゴニウム・シドイデスの咲き始めは遅く、ちょうどその頃に開花が始まりましたが、それからずっと咲いています。

 

先日、5歳になった孫ちゃんとベンチに座って収穫したブルーベリーをつまみながら少しゆっくり~

風が心地よくって、「涼しくって、気持ちいいね~」と言うと、「ウン、お花もきれいに咲いているしねぇ~」との返し。

エキナセア・グリーンジュエルに目をやり指さし、「このお花の色、、、」と言い何やら物思いにふける顔(*^-^*)

ピンクが大好きな5歳の目には花色として異質に映ったのでしょうか(笑)

孫ちゃんと花を話題に出来たことが嬉しく、この花色の魅力がわかる大人に成長してくれることを願わずにはいられませんでした^^

エキナセアも花期が長く、いつ切り戻していいのか迷います。

気付いた時、エキナセア・パープレア・ルビースターの下の方から花芽があがってきていました。

もう少し早めに花柄を切った方が良かったのかなぁ~。

 

こぼれダネで増えすぎる植物の整理を昨年行いましたが、タネはまだまだ残っているのでしょう。

芽吹いて開花してきているもの。

エリゲロン

リナリア・パープレア

後方に写っているのはアガパンサスの花後の姿。

 

秋の風情を思わせる花も少しずつ咲き始めています。

リグラリア・ブリットマリークロフォード。

大きな葉っぱが何度も日中しな~っとなりつつ夕方に復活してを繰り返し、力強いパンチのきいた花色で夏を締めくくろうとしています。

秋近しを告げるのはコノクリニウム・コエレスティヌム。

 

我が家に残った1本の高木、カクレミノ。

 

今年はバラの剪定を早めて21日と22日に行ってみました。

ギ・ドゥ・モーパッサン

これからまだ雨は続く予報ですが、9月に入ったら少しずつ植え替え作業も始まりますね。


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クレマチス・フォンドメモリーズ

2022-08-20 | 宿根草カ行

不順な天候が続く中、クレマチス・フォンドメモリーズの二番花が咲いています。

2022.08.14

 

一昨年の秋、赤系と白い花を中心にしている前庭に植えるつもりで注文した、剪定も楽な強剪定の多花性のマダムジュリアコレボン。

開花した花は、まったく違う花でした。

手違いでやってきたフォンドメモリーズ。

2021.07.04

フロリダ系で新旧両枝咲きという、何ともわかりづらい系統で(万年クレマチス初心者なものですから)調べてみると強剪定と書かれていたかと思うと中~弱剪定とあったりで、剪定方法もまったく???状態なのでした。

取りあえず、昨年の秋に南側アーチのところに植え替えました。

昨年の冬は、このままの状態で越しました。

2021.11.19

春を迎えて、どこまで剪定していいのかもわからずそのまま様子を見ることに、、、

新芽が出てきてから、枯れている上部を切り取っておきました。

そして、無事開花。

2022.05.30

 

2022.06.04

奥に見えるブルーフォーユーと色の相性も良く、すっかりお気に入りとなりました。

 

2022.06.11

 

2022.06.13

が、この先剪定はどうすればいいのか、、、

色々検索していくうちに、とても分かりやすい説明を見つけました。

(後日このサイトをさがそうと思ったのですがどうしても見つけられませんでした。ブックマークしておけばよかった、、、ノートにメモしておいたものがありました)

去年の枝から伸びた新しい枝7節目以降に花芽が付き始めるのが新旧両枝咲き。

新しい枝の3節目までで切るのが強剪定、それ以降で切るのが中剪定。

一番花のあと中剪定の3~7節の間で切り戻せばいいということ。

咲いている花を見るとまさしく説明通り7節目以降で開花していたので、こちらに従って6月20日に剪定してみました。

 

その後新芽が展開。

2022.07.06

 

2022.07.11

そして、やはり新しく伸びた枝の7節以降で開花が始まっています。

2022.08.11

1番花の時はそんなに伸びなかったのですが、雨降りや他の用事でなかなか庭に手が回らず誘引もまったく出来ずに成るに任せてしまっていますが、今回はどんどん伸びてもうすぐアーチの天井に届きそうです。

2022.08.20

上の方まで蕾も見えています。

さて、この花後の剪定は1番花後同様で良いのか、、、

フロリダ系は立ち枯れしやすいともあります。

疑問符でいっぱいですが、試行錯誤しながら育てていこうと思っています。


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寄せ植えのビオラから引き継いだ1年草~ペンタス、千紅花火、ホワイトラブ

2022-08-18 | 1年草

6月中旬過ぎまで咲いてくれたビオラでしたが、さすがに徒長してきたので他の1年草と入れ替えをしました。

ひとつは、ペンタス。

苗は5月中旬に購入していましたが、その頃はまだビオラが見頃だったので、単独で植えてスタンバイしていました。

植え込んで間もない頃。

2022.06.19

ちょうど手前のリシマキア・リッシーの黄色い小花も咲き始めていました。

この組み合わせは昨年と同じ。

2022.07.24

少し変わったものを、とも思うのですが、やはり夏の暑い時期に向けて手のかからないものを選んでしまいます。

散った花をササッと毎日掃き掃除、そして終わった花序を切り戻すだけの簡単管理!

何より星形の小花が大好き(✿◡‿◡)

2022.08.07

涼しげな白がお気に入りです。

 

もうひとつ、フリル咲きのパンジーを植えていた鉢に久しぶりにダリアを植えようと思ってお店に出向いたのですが、並んでいた苗は傷みが出ていたので代わりのものを捜すことに、、、

千紅花火とホワイトラブという名の入ったラベルが付いた寄せ植え(?)ポットに目がいきました。

2022.07.03

これは、以前育てたことがある千日小坊とユーフォルビア・ダイアモンドフロストなんじゃないか、、、と思いつつも連れ帰り定植。

調べてみると、千紅花火は千日小坊より草丈が低いようでした。

ダイアモンドフロストとホワイトラブの違いは見つけられませんでした。

2022.08.01

千紅花火は間もなく開花が終わり、草丈がどんどん伸びてきています。

元々は秋咲きなので、今後に期待できるのでしょうか、、、

2022.08.11

門塀の上に置いている鉢、もうちょっと別の選択肢があったかもしれませんが、このまま見守ることにします(-_-;)


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ベゴニア・ダブレット ホワイト

2022-08-16 | 1年草

5月上旬に購入したベゴニア・ダブレットは定植してからなかなか大きくならず、使いまわしの土が悪いのだろうか、などヤキモキしましたが、6月下旬になって少しずつ変化が見られるようになりました。

2022.06.22

更に1ヶ月後、こんもりと大きく育ってきました。

2022.07.24

この後切り戻しを行いました。

固形肥料の追肥も行いました。

そして、間もなく新芽が芽吹いてきました。

2022.08.01

まだまだ葉っぱの充実期かな、、、

2022.08.11

病気知らず、害虫寄らず、暑さに強く、雨にも蒸れず、花期も長く、花柄摘みいらず、最強の植物だと思います。

2022.08.16

以前育てた時は室内に取り込んで冬越しも成功しましたが、数年前から越冬のためにそのまま鉢を室内に持ち込むことはしていないので(アリやダンゴムシの室内散歩回避)、今回は1年草と割り切るか、挿し芽苗で越冬するか、トレニア同様思案中。


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1年草、その後の様子

2022-08-15 | 1年草

春に新たに購入した1年草(扱い)の植物たちのその後の様子。

 

ローダンセマムは6月上旬まで咲き続け、今はシルバーリーフが健在。

説明によると高温と過湿に弱いとのことなので、何とか持ちこたえてくれているということでしょう。

9月になったら、切り戻して形を整えてみようと思っています。

耐寒性はあるということなので、うまく来年の春を迎えられれば、1年草扱いから宿根草にカテゴリーの変更となります^^

 

昨年秋からのストックとスイートアリッサム、そして新たに加えたブラキカム・ブラスコバイオレットの寄せ植え。

2022.05.21

5月下旬にはスイートアリッサムがもりもり育ち、ブラキカムが押されがち。

一昨年、昨年と夏越ししたストックは6月中旬に元気がなくなり処分しました。

スイートアリッサムとブラキカムも瀕死状態だったので、それぞれ植え替えをして見守ることに、、、

2022.06.25

その後両者とも何とか持ちこたえてくれていたのですが、スイートアリッサムは、気付いた7月上旬数匹のイモムシがパクパクムシャムシャで復活ならず(;Д;)

2022.07.11

2022.08.01

ブラキカムは開花までこぎつけて、何とかなるかもと期待していたのですが、この1週間後には元気がなくなり枯れてしまいました。

ブラキカムも過湿に弱く更に反して乾燥にも弱いということで、気温も高く雨も多い日が続いていますから、、、

と、お天気のせいにして実際は上手に育てている方もたくさんいらっしゃるのだから、実のところ私にとっては難度高過ぎました(汗)

ブラキカム、可憐な花が好みでかなり前にも取り入れたことがあったのですがうまく育てられず、年数が経って少しは植物育ての腕も上がっているんじゃないか、今度こそ宿根草扱いできるのではないかと思っていたのですが、まだまだ未熟で残念です。

 

オノエマンテマも以前育てたことがあって、何年かは育ってくれていたのですが、今回は一緒に植えているパープルセージが繁茂してきて押され気味。

2022.08.01

単独で植え替えた方がいいのかな、、、

 

ペチュニア・イージーウェーブ バーガンディースターの経過。

2022.06.11

2022.06.19

白が際立っていて、この頃が一番綺麗でした。

でも、伸びすぎてきたので、ここで一度切り戻しをしました。

2022.06.22

間もなく復活しましたが、完全に白が消えてしまいました。

2022.07.07

その後チラホラ白が見えています。

2022.07.15

アッという間に徒長してきたので、翌日2度目の切り戻しを行いました。

3回目の開花も間もなく始まりました~

2022.08.07

2022.08.11

白が少し増えてきました。

 

長くなったので、ベゴニア・ダブレットは後日に。


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スーパートレニア・カタリーナとトレニア・サマーミスト

2022-08-12 | 1年草

ビオラから引き継ぐ1年草として毎年取り入れているトレニア。

今年は3品種植えてみました。

 

原種チューリップ、レディージェーンとエリゲロンを植えている場所ですが、レディージェーンの勢いに押されてか、今年はエリゲロンの姿が消えてしまいました。

そこで真ん中部分の球根を掘り上げて、スーパートレニア・カタリーナ・ピンクリバーを植えてみました。

6月4日に定植して、6月22日の様子。

そして、小さく区切った花壇いっぱいに広がった昨日の様子。

伸びすぎた部分を1度カットしています。

水やりだけのホッタラカシ状態でスクスク育ってくれる夏の強い味方!

愛くるしい花の形も大好きです♡

 

同じ日に定植したスーパートレニア・カタリーナ・アイスリバー。

生長記録。

2022.06.22

 

2022.06.25

 

2022.06.30

 

2022.07.11

 

この辺りではトレニアが店頭に並ぶのは、ペチュニアやベゴニアなどの1年草に比べてだいぶ遅く、しかも品種が少ない。

以前「趣味の園芸」で取り上げられていたトレニアは品種も色も様々でしたが、こちらでは選択肢が限られていてとっても残念。

スーパートレニア・カタリーナも購入するまで何度かお店に足を運びました。

その後ようやく見つけた、サントリーから出ているサマーミスト・バイオレットを購入、定植したのが6月22日でした。

2022.06.25

 

2022.07.13

 

2022.08.01

スーパートレニア・カタリーナ(右)とサマーミスト(左)の違いはまったくわかりません(>_<)

 

花柄摘みは全く行わず落ちた物を片付けるだけ、肥料も当初の固形肥料のみなので花付きも十分ではないかもしれないけれど、この暑さの中の手間いらずで育ってくれるトレニアは貴重な存在!

 

さすがに伸びすぎてきたので、6日に切り戻しを行いました。

2022.08.07

 

そして、昨日の様子。

2022.08.11

 

冬越しが戸外で出来ないのが残念なところ。

越冬できれば、足繫くお店に通うこともないしいいのだけれど(-_-;)

鉢を室内に取り込むのは以前はやっていましたがもうやりたくないし、挿し芽しておこうか、、、など色々思案中です。


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7月下旬から8月上旬に咲いているバラ

2022-08-07 | バラ

以前7月前半に咲いたバラの記事を載せましたが、その後に咲いたバラと今咲いているバラを、、、

 

南側のあおいは北側に置いているものよりも遅い開花となりました。

2022.07.24

 

凄く暑い日が続いたかと思ったら、大雨に見舞われ(県内内陸部は多大な被害を被りましたが、この辺りはさほどでもありませんでした)、5日は涼しくてもう夏も終わりかとフェイントをかけられ、そしてまた暑さが舞い戻りと、不安定なお天気が続いている8月。

そんな中遅咲きの2品種が咲き始めました。

2022.08.03

ボニカ‘82は花色も白っぽくすぐに傷んでしまうので、たくさん蕾を付けているものの咲き揃うこともなく見どころも半減です。

2022.08.07

毎年寒くなってからの秋バラになってしまって最後まで咲き切らずに雪囲いしなければならないので、今年は早めに剪定したいと思っています。

 

2022.08.01

ポンポネッラもたくさん蕾を付けていますが、同様に咲き揃うことはないですね。

2022.08.06

一番花に比べれば若干小振りですが、ひとつひとつの花はしっかり色付いていて可愛い~♪

2022.08.07

 

7月前半に二番花を咲かせたバラはもうすでに三番花に向かっていますが、今月20日過ぎには揃って秋バラに向けて剪定するつもりなので、蕾は見つけ次第摘み取っています。

唯一三番花が咲いているのはアイスバーグ。

蕾を摘み取ってもまたすぐに咲こうとするので、好きに任せています(>_<)

二番花より花は綺麗に咲いていますが、一番花終盤から出始めた黒星病が続いています。

 

昨年カミキリムシ被害にあっている(オガクズ見つけ!)エブリンですが、一番花が終わってから待てど暮らせど新芽が出てこなくて茎の色も精彩がなく、これはやはり駄目だったかと諦め挿し木苗を採っておきました。

いつ枯れていくかと見守る毎日でしたが、7月末になって思いがけず新芽が出てきて、ホッと胸をなでおろしています。

2022.08.01

 

また大雨に見舞われた4日の朝に庭に目をやると、ブルーフォーユーの真ん中がすっぽり空白となっていて、枝が横たわってしまっていました。

一番花以降ようやく枝が茂ってきて喜んでいたので、根元から折れたような状態の枝にショックが大きすぎました(;Д;)

が、何と!折れていませんでした。

重さで止めておいた麻ひもが切れて根元から倒れ込んでいただけでした。

ショックのあまり動けなかった私にかわって、ウチの人が見に行ってくれました(笑)

雨の中、新しい麻ひもで応急的に止め直しておいたので、様子を見て手直ししなくっちゃ。

 

酷暑、大雨、暴風と植物にとっても厳しいお天気が続きますが、何とか乗り越えていきましょう~

 


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