本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

センニチコボウ(千日小坊)

2008-11-23 | 花木・庭木
No.443
数年前の秋、店頭で見かけて一目惚れした千日小坊。
「なんて、可愛いんでしょう!それに、花のイメージとネーミングがピッタリ!」
でも、耐寒性が弱いとのこと、グッと我慢しました。
でもでも、やはり、昨年の秋、買ってしまいました。
草丈20㎝くらいで、ちっちゃな花の愛らしいことと言ったら!
冬は切り戻して無加温の室内に取り込み、越冬も成功。

春先にコクリュウ、コロキアと寄せ植えにしました。
が、その後あれよあれよと言う間に草丈が伸び、小坊のかけらも無くなり、その先端に花を付けはじめたのでした。
「アッ、これは切り戻しをしなければいけなかったのだな…」
すぐさま、地際で切り戻しをしました。
ところが、またまた真っ直ぐ伸びてくる、伸びてくる~~~
「しょうがない、このまま育てるか…」

そして10月下旬に開花した様子は、春の開花の時よりも更に草丈が伸びて…



80㎝にも伸びきった草丈と、その先端に付いた小さな花の何とアンバランスなこと!
寄せ植えにしたコクリュウとコロキアは単なる千日小坊の足固めにしかなっていません。
しかも脇芽がさっぱり出ていない。
下葉は紅葉しているし…



私の千日小坊は一体全体どうなっているんでしょう~~~

が、その数日後少しずつ花茎が伸びて花数も増えて、背高ノッポではあるものの、私の千日小坊のイメージに近づいてきました。

ああ、でも天気予報には早くも雪マーク。
「室内に取り込まなくっちゃ!」
ゆっくり戸外で愉しむ間もなく、11月13日にバッサリ切り戻しました。



そして、この記事を載せるにあたり角田ナーセリーさんのサイトを訪問して知ったのですが、9月上旬まで切り戻しを続ける事が、草丈を押さえこんもり育てるコツのようです。
来年は是非!

(2010.3.21追記)
翌年2009年の様子はこちら

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コリウス トレーリングローズ

2008-11-17 | 1年草
No.442
栄養系コリウス、ハンギングタイプのもので、11月3日に撮影しました。
花が咲き始めた頃から落葉も始まり、写真を撮った数日後には処分しました(コリウスは冬越しには挑戦せず、1年草扱いしています)

ここ数年この場所には「ときめきリンダ」を利用しているのですが、今年はこの「トレーリングローズ」を取り入れてみました。
こちらが、7月中旬頃の葉の様子。



人それぞれ好みが分かれるところでしょうが、私はやはり「ときめきリンダ」の葉色が好きです。
そうと分かってはいたのですが、毎年同じものというのもちょっぴり物足りなくって、ついつい浮気してしまいました~
来年はまた「ときめきリンダ」に戻るかな?
ネーミングも軽快で気に入っています^^

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コモチレンゲ

2008-11-09 | 宿根草カ行
No.441
10月23日撮影のコモチレンゲ(子持ち蓮華)です。

6年程前から育てはじめた多肉植物。
春から秋にかけて戸外、冬に室内に取り込む、葉を愉しむもの(ハートカズラやカランコエ等を除く)が、10種類くらいあったのですが、今では5種類になってしまいました。
当初、暖かい部屋で越冬したところ徒長が激しかったので、一昨年からは風除湿に置いてみました。
が、やはり風除湿の寒さでは耐えられず枯れていったのが、ガガクノマイ(雅楽の舞)、アイボシ(愛星)、コダカラソウ(子宝草)、デビーだったのです。
また、ハナイカダ(花筏)はネジラミが付いてしまって、処分しました。
そして、今残っているのが、このコモチレンゲ、ゲキリンリュウ(逆鱗龍)、ヒマツリ(火祭)、ワカミドリ(若緑)、シュウレイ(秋麗)の5種類なのです。

この地方の戸外で越冬できない多肉植物の耐寒性について、一色単に考えていたのですが、その中でも更に弱いもの中くらいのものなど微妙に違っていたのですね。
浅はかでした~
後になって気付いたのですが、手持ちの「多肉植物(NHK趣味の園芸ガーデニング21)」にそれぞれの耐寒性、耐暑性が強~弱で示されており、まさしくその通りでした。
(ちなみに今年の冬は、無加温の室内に置くつもりです)

越冬するとは言え、我が家の早春の多肉植物はとても貧相なものとなっています。
このコモチレンゲも、実は小指の先の半分有るか無いかくらいのものが5個程残っていた程度でした。

が、何と逞しい~!
9月の様子がこちらです↓



溢れんばかりに、わんさかワンサカ…
花を咲かせる前のこの時期が、一番美しいですね~

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もしかしてチェリーセージ?

2008-11-08 | 宿根草サ行
No.440
一昨年お友達から頂きました。
草丈もあって、とても目を引く花色で花期が長く、お友達の庭で咲いているのを見るに付け、いつも「これいいわね~」と羨望の眼で見ていたのです。

ずっと以前よりチェリーセージに憧れていた私でしたが、耐寒性がこちらでは無理だろうと諦めていたので、チェリーセージにとても似た色合いのこのサルビアが、冬を越しているのを見て、羨ましい限りだったのです。

そんな私の気持ちを察してか、はたまた催促に聞こえたか(苦笑)、「草丈が思いの外伸びるから、後方に植え替えするにあたって1株もてあましているのでいらない?」とのこと~
「えっ?いいの~」と遠慮がちに言いつつも、ほくそ笑んだのでありました^^

初夏より秋遅くまで咲いていて、まさしく私が求めていたチェリーセージのようなこの花色。
で、このサルビアの名前は?
お友達は生協の共同購入で求めたようで、そちらのカタログに掲載されていた名前を教えてくれましたが、検索すれどもヒットせず…

ところが、この初夏に庄内のオープンガーデン巡りに参加した際、とても立派なチェリーセージを植えていらっしゃるお宅があって、冬はどうして過ごしているのかとお聞きしたところ、なんと戸外で大丈夫との返事が~
チェリーセージの冬越しはこちらでは無理というのは、私の勝手な思いこみだったのかも知れません。

と、そこで頭をよぎったのは、お友達から頂いたこのサルビアは紛れもなく、私が手元に置きたかったけれどずっと我慢してきたチェリーセージなんじゃないかと…

(撮影日10/5)

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