本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

スパニッシュ・ビューティ

2010-05-31 | バラ
ようやく待ち侘びた、2年目のスパニッシュ・ビューティが開花しました~

早咲き性とのことだけれど、明日はもう衣替え。
先週は月曜から金曜まで雨降り、低温。
何と、今朝まで朝夕、暖を入れていました!
そんな日々、固い蕾を、今か今かと眺めて眺めて…



たった一輪の開花を、少しずつ向きを変えて写真におさめる。



フワフワッとしていて、幻想的。



明日の朝目覚めたら、きっとまた一輪…


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コンテナガーデニング

2010-05-28 | 庭日記
以前は、1年草と宿根草をあれこれ組み合わせて寄せ植えを作るのが楽しみでしたが、ひとつの鉢にたくさんの苗を植え込むと、どうしてもうまく育たないものが出てきてしまって、その代わりのものを植え込んだり、解体して作り直したりすることが度々となってしまいました。
そんなことを繰り返しているうちに、「私がやりたいことはこういう事じゃないかも」と思うように…
腰痛が出てきて、そういった作業が負担になってきたこともあったかもしれませんが、「気に入った植物とじっくり向き合いたい」という思いが強くなってきたのです。

それぞれが枯れることなく育っていくには、私の手が回る範囲では、一鉢にせいぜい3種類くらい。
個別に植えるのが、本当は一番伸び伸び育つ。
植え替えは、出来るだけ少なく。
腰に負担になる液肥やりは、基本的にしない。

これらの事を盛り込めるコンテナガーデニングを…


コンボルブルス・クネオルム、パープルセージ、テイカカズラ・オウゴンニシキの鉢です。



昨年はネメシアを入れていましたが、力尽きてしまいました…
かわりに、株を更新しようと挿し木で増やしたパープルセージを。
親株は処分しようと思っていたのに、切り戻したら元気になってきたので、一緒に植えてます。

コンボルブルス・クネオルムのシルバーリーフ、大好きです。
白にピンクがほんのり混じった花も大好き。



防寒無しで南側軒下で越冬できる仲間たちです。


パープルセージがとても気に入ったので、今年斑入りのコモンセージ、ゴールデンセージを追加してみました。
スモークツリー・ヤングレディに小さな花が付き始めましたよ~



多分、他の人が見たら、花が無くって、華々しいところもなく、つまらない寄せ植えかもしれません。
でも、私自身がすごく落ち着く、負担の少ないコンテナガーデニングです。

液肥やりは昨年一度も行わなかったのですが、一昨年までと特に目立った差異も無く、重い如雨露で10日に1度行っていた液肥やりってイッタイ?…
かわりに冬前に堆肥を施し、春にはマグァンプKをパラパラとまいています。

こちらは、一鉢に1種類の植物を。
リシマキア・ヌンムラリアオーレアとヒューケラ・ファイヤーワークス。



日陰で、樹木の根っこがはびこっている場所で、あとから植えた植物がうまく育たない場所に置いてます。

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キャットミント

2010-05-27 | 宿根草カ行
他の植物にかえようか、ずっと悩んでいたこの場所
自分の好みの植物でなかったのに加えて、最近はアブラムシ、それに寄ってくるアリに悩まされていたこと、花後、秋まで伸びてくる枝を何回か切り戻さないと、通りに面しているため邪魔になってしまうなど、手間がかかる割りには愉しみどころが少ないというか…そう思うのは、やはり好みではないから。
やはり、思い切って抜き取ることに。

さて、取ってかわる植物を何にしょうか…
花色はブルーか紫、これは決まっていました。
花期が長いもの、丈夫なもの。
そこで思いついたのが、以前育てたことのあるキャットミントでした。



あの頃は、ご近所の猫の○害に困っていたので、罪のないキャットミントをすっかり処分してしまったのですが、ず~っと気になっていた植物でした。
依然として猫のこともチョッピリ心配ですが、再び植えてみることにしました。

一緒に植えたのが、リシマキア・ファイヤークラッカーとリシマキア・ミッドナイトサン。
思い描いていたようになるかどうか、育っていくのが愉しみ^^




同じ通りに面して、ツゲの生け垣の足下に植えてあるツルニチニチソウとヒメツルニチニチソウ。



かなり茂ってきてモサモサしてきたので、今年は花は諦めるつもりで、4月に地際から切り取りました。
が、思いがけずの開花(ヒメの開花は終わっています)
毎年春先にある程度は切り戻していたのですが、地際まで戻してOKだったのですね。
この方が、スッキリしていいかも^^

紫色の花繋がりで、ミヤコワスレ。
つるバラの足下、4月末手前のものを株分けして、奥にも植えました。



ミヤコワスレこそ、病害虫に強く、花期が長く、おまけに常緑だし、私の中ではかなり評価が高い植物です^^

和室前の花壇にも植えてます~



23日に写したシラー・カンパニュラータ。



混色で植えていますが、紫色が白とピンクに比べて、大きく育っています。



思うように撮れていなかったので、後日…と思っていたら、あいにくの雨続き。
今日見たら、もうほとんど終わってました。
花期が意外と短いんですね…

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バラ、一番手

2010-05-26 | バラ
ここ数年は、ミニバラ、ジュピター・オプティマが一番早く開花していたのですが、今年の一番乗りは、ヴィルゴ。
連日の雨降りで、状態が良くないけれど、敬意を表しての記念撮影^^

軒下の鉢植えのものは、かなり蕾が膨らんできました。



ローズ・ドゥ・レッシュもあと一息かな…
雨に打たれて、ま~るい蕾がウルウルしています。

地植えのものは、まだかなり固い蕾。
やはり、ここ数年と比べると、1週間くらい遅いかもしれません。
待ち遠しい、ああ待ち遠しい、待ち遠しい…^^

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カザグルマ

2010-05-24 | 宿根草カ行
どうやらクレマチスとの相性はあまり良くないみたいで、最初の頃(5~7年前)植えたものはこのカザグルマの他は(テッセン、ハンショウヅル、センニンソウ…)全て枯れてしまいました。
しかも、ほとんどが植えて2年程で…

まだ庭の形が出来ていなかったために、移植したり、辺りを掘り起こすことが度々あったことが原因でしょうか。
そんな中、このカザグルマだけは毎年少しずつ花数も増えているようです。



かたまって咲いてしまうので、今年こそは、と誘引に配慮したつもりでしたが、まだまだ修行が足りないみたいです><
理想通りにはいきません。

最初の開花を確認したのが、21日。
上の写真が、昨日。
下の写真は、雨降りの今日、室内から撮りました。



みるみるうちに咲き進んでいきます。
もう少し、ゆっくりでいいのに…

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取捨選択

2010-05-18 | 庭日記
煉瓦で仕切った花壇を主とする庭を作って10年、これまで500種類ほどの植物を育ててきましたが、今それらが全て残っているいるかといえば、当然残っているはずもありません。
もちろん、1年草を含めてもいますし、この場所を適地とせず、消えていったものもあります。
が、実はここ2~3年、特に昨年、かなりの種類の植物を処分したからです。

好みで集めた植物でしたが、30坪足らず、しかも大半を芝が占めている、そんな庭にたくさんの植物を植えて、雑然とした様は見ていても、手入れをしていてもストレスを感じることが増えてきて…(もちろんセンスある庭主さんなら、そんな環境でも上手に育てていらっしゃるのでしょうが)

そこで意を決して、それはもう、苦渋の決断でしたが、思い切って処分する植物を決めました。

倒れ込んでしまうもの、花期が短い割りには葉色や形に魅力を感じないもの、耐寒性が無く冬室内に取り込まなければならないものを中心に…
そして育てて実感、概して樹木は草ものより虫が付きやすい、ということから(広い風通しの良い庭だったらまた違うのでしょうが…)ユキヤナギやコムラサキなどのいくつかの中低木も処分しました。
地植えの1年草を植えるスペースは無くし、全て宿根草にもしました(後で考えてみたら、1ヶ所だけ残ってました~アグロステンマ)



種類を減らした分、病害虫に強いもの、ここが適地と増えているもの、花期が長いもの、葉色、葉の形が美しいものを残し、1品種のボリュームを増やしてきました。
そして、管理が楽になった分の時間をバラに向けようと…



ラムズイヤーやリシマキア、シロタエギクなどは増やしたものです。
前者2種類は増えたものを移植しました。
これからは、その状態を維持するために抜き取っていく作業が必要かもしれません。



ここ(↓)にはもう少し明るい植物を植えたいのですが、コニファー2本に挟まれてなかなかうまく育ってくれません。
それでも、アマドコロとスズランはここが良いと^^増えているので、庭主は観念して、これらに絞ることにしました。
昨年まで、真ん中にギボウシ・サガエを植えていましたが、斑入りばかりで落ち着かないので、フレグラントブルーに替えました。



バラの開花を前に、今は鮮やかな色あいに欠ける庭ですが、葉っぱの美しさに魅了されています。



この庭で植物イコール花を育てはじめた10数年前、まさか葉っぱにはまっている自分がここに佇んでいるとは思いも寄りませんでした。

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嬉しっ

2010-05-17 | 庭日記
今朝のアナキクルス。
み~んな、同じ方向いて肩寄せ合って眠ってるみたいで、思わず頬がゆるんだよ。



開きはじめの頃は気付かなかったけれど、すっごく優しい香りのおまけ付きだった、クレマチス・エリザベス。



斑入り葉のポレモニウム、この美しい花色は何と表現して良いものやら。
華奢な雰囲気で、1年草扱いしても仕方無いなぁ~と、ダメモトで植えたのに、3年目の春を迎えました。



庭の中の「嬉しっ!」が溢れ出す季節です。

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ヒューケレラ

2010-05-16 | 宿根草ハ行
昨日、開花がほぼ終わったプリムラ・ジュリアンの植え替えをしていたところ、とっても良い香りが~

どこかのお宅のライラックかな~?
洗濯物の柔軟剤の香りかな~?
クンクンくんくん…
嗅覚の行き着いた先は、思いも寄らぬこのヒューケレラ・ロザリーだったのです。



大きな鉢に植え替えしたのが良かったのか、今年はたくさん咲きました。

もしかして同じヒューケレラのサンスポットも良い香りがするのかな?と思って、クンクンくんくん…



こちらは、香りませんでした。
でも、葉の魅力は抜群です~


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確かな季節の巡り

2010-05-13 | 庭日記
昨日今日と冷たい雨…
気温もグッと下がって、日中も時おり暖を入れています。
春の訪れも遅かったし、未だもって気温もなかなか安定しないけれど、庭の植物の変化を目にすると、着実に季節の針が進んでいるのを感じ取れます。

11日の写真から~

花壇のこちらでは、オンファロデス・ベルナがほぼ終わりに近付いて、芝桜が咲き始めています。



アジュガも咲き始めました。
奥のムスカリはそろそろ終わり~
アリウム・マルチバルボサムやベロニカ・ゲンチアノイデスが次に控えています。



小さいながらも葉色と花色の取り合わせが抜群で、目を惹くビオラ・ラブラドリカ。



冬中、風除室でもチラホラ咲いていたブルーデージー。



4月に戸外に出してから、寒さ、或いはそれまでとは違った光の強さからか、力無く、弱々しい感じになって、もしかしたら枯れるかも…と思っていたのですが、なんのなんの!
1ヶ月程経って、茎色も濃く、太く逞しく変化してきたように思えます。
冬の間秘めていた蕾が、これから一気に爆発しそうです。
逞しいな、植物は…感服。

冬も戸外で花を付けていたローズマリー。
ローズマリーってほぼ一年中咲いている。
冬に咲いている花って、こちらではそうそう無い。



ここ数年気になっていたのだけれど、木質化してきて、下葉が全く無くなっているので、今年こそ挿し木して株を更新するつもり。

かなり貧弱になって葉が数枚しか無く、昨年咲かなかったプリムラ・エリザベスキルレイ。
処分してしまおうかと迷ったけれど、思いとどまって良かった…



咲いてくれて、ありがとう。

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クレマチス・エリザベス

2010-05-11 | 宿根草カ行
モンタナ系クレマチスの1年苗を一昨年の秋に購入したものです。
昨年は開花せず、ひたすらつるを伸ばしていました。
当初、黒いラティスを背景に植えていました。
が、ラティスの老朽化が進んで、昨年の秋新しいものと交換することになり、それまでのものよりも高さがあるものを選んで、つるバラをもう一本絡めることにしました。
そのため、このクレマチスは鉢植えにして家の壁際に置くことにしました。



淡い色合いで、壁と同調して、せっかくの優しい雰囲気が十分に発揮されていないので、置き場所、或いは植え場所を再度考えているところです。

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