創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

創価-池田大作をブッた斬る-33

2019-06-18 07:24:36 | Weblog
 --いま、なぜこの悪質な組織の欺瞞性を問題にするか--
創価学会-池田大作をブッた斬る
    藤原弘達 1988=昭和63年 (日新報道/¥1,000)
    ------(P.127)---(以下、本文)-------
 
▼ 公明党“丸抱え選挙”から創価党“自前選挙”へ
 池田大作は、公明党との関係を政教分離のタテマエに即して、まこと神妙にでる。「創価学会は公明党の支援団体である」「学会員の多くが公明党支援のために活動するが、学会組織は宗教活動のための組織である」等々。
 池田がこういったからとて、誰も額面通りに受け取る者はいない。学会員だって、ホントにしっこないのである。学会組織が宗教活動のためのものであるなら、党員でない学会員が公明党の選挙運動をやる時は、党の組織で動くといっているようだ。池田のいっているのはタテマエだけで、事実はむしろその逆と考えればいい。
 
 社会党が事ある毎にいってきたのは「足腰を鍛えよう」だった。組織活動を活性化して選挙を戦いたい悲願である。社会党のこの思いからすると、公明党は創価学会という支援団体に恵まれている。
 それは政教分離以後の姿とみせかけているにすぎず、学会・公明党はますます一体化を強めてきたのである。選挙活動に学会員を駆りたてるのは、学会組織の引き締めにもなり、公明党を大きくすることはそれだけ学会の“軍備”増強をもたらす。公明党は学会の政治的実戦部隊なのである。
 会員数五〇〇万とも三〇〇万ともいう(実数はほぽ三〇〇万に落ち着くらしい)創価学会が、公明党の後方補給基地になる。選挙は、公明党が政治の前線で戦うのを支援し補給する、学会自体の戦いなのだ。だから、これを“法戦”と呼ぶ。
 
 では、学会の法戦はどう戦われるのか--創価学会内部資料「埼玉一区58年衆院選活動大綱」というのが、溝ロ敦のレポートに紹介されている。資料提供者は埼玉県の学会幹部だ。(「週刊ポスト」63・7・1号。同様の資料は六月~九月、「赤旗」に連載された『黒い鶴の実相」にも紹介された)
「この『大綱』の内容については、別掲(省略)を参照していただきたいが、特筆すべきは--
 ① 詳細な票読み
 ② 学会員への確実な投票呼びかけ
 ③ 非学会員への運動--というところだ。(中略)
 
 『学会では会員をA、B、C、Dの四ランクに分けています。
 Aは、自分も公明党候補に入れ、票の獲得にも動く。活動家という意味でKとも表します。
 Bは、自分だけは票は入れる。でも動かない。
 Cは、票を入れるかどうか分からない、冬眠会員ですね。
 Dは、全然ダメ。むしろマイナスイメージで、学会の選挙に対して反対だとか、そういう人です。
 だから学会の選挙とは、DをC、CをB、BをAに変えることで推進します。その裏づけとして、ふだんから勤行している人数とか統計をとっているわけです』」
 後半の部分は、資料提供者の説明である。このほか、他党候補についても詳細に分析している。溝口は、レポートの中で伝える。
 「自治省選挙課にも『大綱』コピーを持参の上、見解を質すと『公選法違反の判断は警察の役目』としながらも、『非会員、未人信者への個別訪問と多数、大量のチラシ類の配布が「大網」に記載された通り行なわれていたり、宗教活動でなく、政治活動としてなされたなら問題です』という」
 
 こうした“選挙読本”というかマニュアル作りは、たしかに以前よりキメ細かくなってきているだろう。但し、学会員のA、B、C、Dの四ランク分別など、十六、七年前からやっていることで(藤原弘達「続・創価学会を斬る」所載)、相変わらずだといった気がしないでもない。勤行している人数とかの統計もとっている、という部分がまあ注意をひく。
 G・オーウェルの小説『一九八四年』のように、どこから監視され、そして管理される学会員の日常生活を思わせられる。警戒すべきものの萌芽を逸速く発見するシカケ、といっていいだろう。
 
 「赤旗」連載『黒い鶴の実相』の中においてこの選挙活動大綱にふれた部分がある。(63・8・5号、連載17・丸抱え選挙)
 「『選挙は公明党がやるんじやない。創価学会がやるんです。それはこの資料を見ればはっきりわかる』
 埼玉のある地域幹部が、創価学会の内部文書『埼玉一区58年衆議院活動大網』を前に、こう語ります。
 『学会の選挙準備は半年~一年前からやる。第一段階は県幹部の意志統一。選挙を意識して日常活動を組みたてていくのが第二段階。そして第三段階で、いっきに組織を選挙体制に切り替えるんだ』」
 学会・公明党の選挙は、今後、さらに創価学会の選挙になっていく。それはもはや、公明党“丸抱え選挙”から、創価党“自前選挙”になるのである。
     ----------(つづく)---------130
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