創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

池田大作・創価学会 を打倒せよ!!-43(完)

2019-02-17 07:18:31 | Weblog

 <教団を歪め私物化する池田大作の悪業を糾弾する!!>
創価学会・池田大作打倒の反乱  1989/2  段 勲  青年書館
    ------(P.187)---(以下、本文)-------

日本国内での広宣流布にとどまらず世界広布を目論む創価学会に明日はあるか
 ところで、宗教法人「創価学会」が、日蓮正宗の信仰から「池田教」に傾むこうが、あるいは反池田改革派や反創価学会グループの功成って、同会が信仰の原点に還ろうが、さして一般社会にはあまり関係ないことだ。
 なにしろ信教の自由であり、創価学会がどのような信仰を新たに確立しようと、それはそれで結構なことだ。そんな学会の信仰が気にいらないという会員がいれば、さっさと脱会すれぱいいし、学会を改革したいという会員がいれば、内部間で活動すればよろしいかと思う。
 信仰上の見地から言えばそうであるが、一歩下がつて、創価学会という組織を一国民として見れば、決して無視できないものがある。その理由を以下、箇条書きに出してみょう。

 ① 公明党という公党の支持教団で、その公明党の動きいかんによって政局にも変化が生じ、国民に与える影響も少なくない。
 ② わが国随一のマンモス組織団体で、しかも、ややカリスマ的性格が反映しているため、その動向が気になること。
 ③ ②に関連するが、信者数も組織力も宗教界ではトップに位置しているため、創価学会の諸活動が、宗教界にも大きく影響されること。
 ④ 宗教法人は税制優遇の恩恵を受けており、不公平税制の観点から、創価学会の組織運営が、問題視されていること。
 ⑤ 宗教界にあってはトラプルメー力ーで、時折、世間を騒がせること。
 ⑥ 池田大作氏の行動が信仰組織の範囲を超えており、一般社会に与える影響が少なくないこと。なんといつても裁判で「公人」に認定された人物である。

 このような理由から、池田大作氏及び創価学会の動向が、国民の関心事のひとつになっているのだ。
 筆者も、何人かの創価学会幹部を友人に持っている。大半は有難い情報提供者だが、なかには、池田教の狂信者もいる。時折、その幹部氏は、「創価学会が、池田先生が、なにをしょうと、会員でもないあなたに批判する権利があるのか。放っておいてくれ」と声高に言う。しかし、前記項目の関心事からそうもいかないのである、
 さらに関心事といえば、もう一点。やや信仰上の問題に踏み込むことになるが、創価学会の究極の目的が「広宣流布」である。
 広宣流布とは、極論すれば、国民全員が正しい信仰に目覚め、つまりは“国民全員が創価学会に入会”すること、しかも創価学会が掲げる目的は、日本の広宣流布にとどまらない。さらに遠大な「世界広布」があるのだ。

 そのため、近年はアメリカ、イギリス、フランス、デンマーク等諸国に新会館を建設、あるいは買収に余念がない。現在、創価学会の信仰を求めた海外信者数は、百万人に満たないと思われるが、近年来の布教状況は、当然年間の世界人口の増加にさえ追いつけないのが実情である。
 世界広布。気が遠くなる話というか、近未来小説というべきか。それでも創価学会が"世界広布観”に立って信仰の歴史を歩むというのであれば、これから先“千年、二千年”という苦難の布教活動を継続しなければならない。ちなみに、キリスト教は今日までの二千年に及ぶ布教歴史で、得た全世界の信者数は約七億人である。日蓮正宗・創価学会の信者数は、七百年の布教年数で、全世界に公称千八百万人。

 ともあれ、世界広布などという途方もない大願を掲げ、信仰活動の目標にしている創価学会。
 老婆心ながら、晴れて大願成就まで何千年費やすか見当もっかないが、それでも同会は、聖教新聞や機関誌類で、まるで明日にも世界広布が到来するような報道ぶりだ。大願は結構だが、何千年か未来に迎える(迎えない)かもしれない夢をアピールし、その「世界広布実現のため」と言っては毎年七月、会員から千五百億円内外の巨額を集めている。
 こうした会員の浄財で池田大作氏が海外に出て大名旅行をし、時には諸国の政府要人等に面会し、握手、対談を行なう。これが世界広布の活動なのだろうか。
 というのも、池田氏はこれまで数多くの諸国要人、文化人と会っているが、相手の宗教を“破折”し、創価学会の信仰を勧めたという話は聞かない。
 単に海外に出て政府要人と会うことが世界広布に通じるというのなら、例の笹川良一氏や歴代の総理大臣や外務大臣も、さしあたり世界広布の功労者かもしれない--。

 冗談はさておき、世界広布もいいが、国内組織を直視すれば、大橋、藤原といった池田氏の足元にいた弟子たちが相次ぎ造反している。池田氏を批判する者は、すべて“退転者”扱いを受け、地獄に堕ちると喧伝される。
 池田氏も、世界広布などという大風呂敷を広げる前に、まずこうした地獄に向かう愛弟子たちを“救う”ことが、信仰者に課せられた努めではないのか。
 しかも、二十年、三十年と世界広布を目指し、共に闘ってきた同志たちである。こうした身内を一人救える力なく、救うどころか口きたなくののしる。このような宗教家を、信仰組織のシンボルとして頂く創価学会は、はたして悲願の世界広布など、どこまで成しえようか。
                         おわり
著者紹介
 段 勲(だん・いさお)
 一九四七年、宮城県生まれ。週刊誌記者を経て、現在、フリージャーナリストとして、社会間題を主に、週刊誌、月刊誌などで健筆を奮っている。主な著書に、創価学会・公明党の研究』(晩聲社)「新興宗教のウラがわかる本』(政界往来社)『新興宗教・その狂気と腐敗』(あっぷる出版社)『「超能力」宗教その謎と正体』(同)などがある。

      ☆     ☆     ☆
 次回から、「創価学会を斬る」シリーズ(=藤原弘達・他)に戻ります。
 その4/7 創価学会に未来はあるか=1979年・昭和54年 共著・内藤国夫 --です。
  --ご期待ください。
      ☆     ☆     ☆
<参考>(再掲)
藤原弘達の「創価学会を斬る」シリーズ
 1.創価学会を斬る<この日本をどうする-2>=1970年・昭和45年<言論出版妨害事件>
 2.続・創価学会を斬る=1971年・昭和46年
 3.新・創価学会を斬る=1972年・昭和47年
 4.創価学会に未来はあるか=1979年・昭和54年 共著・内藤国夫
     「興」から「亡」へ動き出した巨大集団の実相
 5.創価学会・公明党をブッタ斬る=1985年・昭和60年
     -いま、なぜこの悪質な組織の欺瞞性を問題にするか-
 6.創価学会池田大作をブッタ斬る=1988年・昭和63年
     --藤原弘達・1999年=平成11年没-- 
 7.藤原弘達『創価学会を斬る』41年目の検証=2012年・平成24年
     言論出版の自由を守る会=矢野絢也・他

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