公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

S班が創設される

2007-04-08 00:00:23 | 競輪

当初から競輪の活性化プランでも謳っていた、仮称SS級が「S級S班」として創設されることが決まった。S1の中から、上位18名のみに与えられる特権。

S班は1年間の適用となり、G1・G2開催の優先出場権が与えられる他、オフ期間の設定が設けられることや、G開催、F1開催では特選シードされる。

反面、欠場はよほどのことがない限りは認められない他、広報活動やファンとの交流イベント参加に協力せよとのこと。

ファンとの交流イベント云々については、競艇が積極的に行っており、競輪もそれに倣う形で今回、競輪界を代表する18名について、競輪界の「顔」としての存在を強くアピールさせる意味合いもあっての創設といえるのか。

一方、それだけ優遇処置があるんだったら、やはり、「自転車競技」への積極的な取り組みを望みたいもの。

つまり、オフシーズン期間を設定できるんだったら、12~3月の期間中は丁度トラックのシーズン中だから、その期間はグランプリと競輪祭(日本選手権は11月移行が望ましい)だけ参加して、他はW杯や世界選に集中するといった形に取ったほうがいいように思う。他のスポーツだったら、大概そうしているし。

間違っても、オフシーズン中は「何もやらない」なんてことはないだろうな。

ということは、番組面における改革も近いうちにせねばならないことは明白。

いずれにせよ、恐らく競輪界はここ5年で毎年、大変革を遂行してくるはず。

前にも書いた「机上の空論」が、形はともあれ、いずれ実現していくのではないかという気がするし、70代が主流となりつつある競輪の場合、そのまま放置しておいたら、あと10年で終焉しかねない。

そうならないためにも、現在主流のファン層に頼りきりにならないようにするためにも、どんどん、ドラスティックな改革を行ってほしい。

ところで、「三点セット」はいつ実現するのか?


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