ガザ地区での停戦協議 仲介国が最大で7年間の停戦案を提示 NHK 2025年4月22日 20時04分
イスラエルとイスラム組織ハマスとの停戦協議が行き詰まる中、ガザ地区でハマスがとらえている人質全員の解放などと引き換えに、最大7年間停戦する案を、仲介国のカタールなどが示したと伝えられ、協議が進展に向かうか注目されます。
ガザ地区では3月1日にイスラエルとハマスが第1段階として合意した6週間の停戦の期限を迎え、その後の協議の行き詰まりからイスラエル軍が攻撃を再開し、連日、空爆などを行っています。
パレスチナのメディアは、22日もガザ地区の北部や南部で住宅などが爆撃され、24人が死亡したと伝えています。
こうした中、イギリスの公共放送BBCは21日、停戦協議の仲介にあたっているカタールとエジプトが、5年から7年の長期にわたって停戦する案を双方に提示したと伝えています。
この案では、期間中にハマス側がとらえている人質全員を解放する代わりにイスラエルが収監しているパレスチナ人の釈放を進め、イスラエル軍のガザ地区からの完全撤退や、戦闘の終結を目指すとしています。
また、BBCは、パレスチナ側の関係者の話として、ハマスは、別のパレスチナ人による組織にガザ地区の統治権を移譲する用意があると示唆しているとも伝えています。
停戦協議をめぐっては、あくまでハマスの壊滅を目指すイスラエルと、これに抵抗するハマスの対立が続いてきただけに、新たな提案やハマス側の姿勢の変化によって協議に進展がみられるか注目されます。
イスラエルとイスラム組織ハマスとの停戦協議が行き詰まる中、ガザ地区でハマスがとらえている人質全員の解放などと引き換えに、最大7年間停戦する案を、仲介国のカタールなどが示したと伝えられ、協議が進展に向かうか注目されます。
ガザ地区では3月1日にイスラエルとハマスが第1段階として合意した6週間の停戦の期限を迎え、その後の協議の行き詰まりからイスラエル軍が攻撃を再開し、連日、空爆などを行っています。
パレスチナのメディアは、22日もガザ地区の北部や南部で住宅などが爆撃され、24人が死亡したと伝えています。
こうした中、イギリスの公共放送BBCは21日、停戦協議の仲介にあたっているカタールとエジプトが、5年から7年の長期にわたって停戦する案を双方に提示したと伝えています。
この案では、期間中にハマス側がとらえている人質全員を解放する代わりにイスラエルが収監しているパレスチナ人の釈放を進め、イスラエル軍のガザ地区からの完全撤退や、戦闘の終結を目指すとしています。
また、BBCは、パレスチナ側の関係者の話として、ハマスは、別のパレスチナ人による組織にガザ地区の統治権を移譲する用意があると示唆しているとも伝えています。
停戦協議をめぐっては、あくまでハマスの壊滅を目指すイスラエルと、これに抵抗するハマスの対立が続いてきただけに、新たな提案やハマス側の姿勢の変化によって協議に進展がみられるか注目されます。