公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

2024年5/27~28降水量予想:九州南部300ミリ 奄美・四国・近畿250ミリ  九州北部・東海200ミリ 関東甲信180ミリ 沖縄150ミリ

2024-05-27 20:17:22 | 災害情報
四国・九州などで雨 鹿児島 宮崎で“線状降水帯発生の可能性”  NHK 2024年5月27日 18時59分

前線や低気圧の影響で、四国や九州などでは局地的に雨が強まっています。鹿児島県と宮崎県では、28日日中にかけて線状降水帯が発生する可能性があり、気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、日本海にある低気圧からのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、四国や九州などでは局地的に雨が強まっています。

午後5時までの1時間には、国土交通省が松山市に設置した雨量計で43ミリの激しい雨を観測しました。

前線が通過したあと、日本付近を進む別の前線や低気圧に向かって、高気圧の縁を回る暖かく湿った空気や、台風の湿った空気が流れ込む見込みです。

このため、大気の状態が非常に不安定になり
▽沖縄・奄美と西日本では28日にかけて
▽東日本と東北では29日にかけて局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降り、鹿児島県では、1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。

また、鹿児島県と宮崎県ではこれから28日日中にかけて発達した雨雲が次々と連なる線状降水帯が発生して雨量が増え、災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

28日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
▽九州南部で300ミリ
▽奄美と四国、近畿で250ミリ
▽九州北部と東海で200ミリ
▽関東甲信で180ミリ
▽沖縄で150ミリと予想されています。

また、29日夕方までの24時間には
▽東海で100ミリから200ミリ
▽関東甲信と東北で100ミリから150ミリの雨が降る見込みです。

気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意し、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物の中に移動するなど、安全確保に努めるよう呼びかけています。

一方、26日発生した強い台風1号は、発達しながら北東へ進み、29日、沖縄県の大東島地方に接近する見込みで、強風や高波に十分注意が必要です。

各地 大雨に警戒が必要な時間帯
大雨への警戒が必要な時間帯は、27日午前11時の時点で、次のとおりです。

▽沖縄は、28日夜にかけて警報級の可能性があります。

▽九州北部と九州南部、奄美、四国では、27日夜から28日夜にかけて警戒が必要で、特に九州南部は警報級の可能性が高くなっています。

▽近畿は、28日の朝から夜にかけて警戒が必要です。

▽東海、関東甲信、伊豆諸島、東北は、28日朝から29日にかけて警戒が必要で、特に東海は警報級の可能性が高くなっています。

夜に災害リスク高まるおそれ 明るい時間帯に早めに避難を
今回は、夜の暗い時間帯に災害のリスクが高まるおそれがあることに注意が必要です。暗くなってからの避難は危険を伴うため、日中の明るい時間帯に早めに避難するよう心がけてください。

過去の大雨の災害では、高齢者や障害者など自力での避難が難しい人たちが多く犠牲になっています。離れて暮らす家族や近所の人は、電話で声をかけるなどして備えをサポートしてあげてください。

線状降水帯が発生して災害が起きる危険性が急激に高まった場合、気象庁は「顕著な大雨に関する情報」を発表して厳重な警戒を呼びかけます。

情報が発表されたときは、「安全な場所で命を守る」ことが重要です。

まずは、自宅などの窓から外の様子を確認してください。

雨の勢いが強くて周囲が見えなかったり、すでに周辺の道路が冠水していたり、土砂災害が起きていたりしている場合は、外に出て移動するのは危険です。自宅などの2階以上で、崖や斜面から離れた部屋に移動するなどして、少しでも命が助かる確率の高い場所で過ごしてください。

ただ、これはあくまでも最後の手段で、土石流や氾濫した川の水で家ごと流されて犠牲になった人もいます。

崖や斜面の近くにいる場合は、早めの避難を検討し、安全を確保するようにしてください。

鹿児島地方気象台「線状降水帯発生で予想以上の大雨に」
鹿児島地方気象台は午前11時半から会見を行い、山下一実主任予報官が「線状降水帯が発生すると現在予想している雨量以上の大雨になる。事前の心構えを一段と高めてほしい」と述べました。

そのうえで「土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してほしい。家の近くの側溝のゴミを取り除いたり、避難場所を確認したりするなど今できることをしてほしい」と述べ明るいうちに備えを進め、厳重に警戒するよう呼びかけました。

九州地方整備局「ハザードマップで浸水リスク確認を」
福岡管区気象台と九州地方整備局は合同で記者会見を行い、福岡管区気象台の永田和也気象防災情報調整官は、「警戒レベル4相当の土砂災害警戒情報を発表するおそれがあり、大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがある。土砂災害や低い土地の浸水などに厳重に警戒してほしい」と呼びかけました。

九州地方整備局の中元道男河川調査官は、「気象庁が線状降水帯の予測を出したということは、危険度が高いということだ。ハザードマップのポータルサイトなどを活用して、自分の家や家族の家の近くの浸水リスクを確認してほしい。また、河川の水位情報に基づき、空振りを恐れず、早めの避難をしてほしい」と述べ、事前の対策や準備を呼びかけました。

気象庁 線状降水帯の新たな運用を前倒し
線状降水帯は、発達した積乱雲が次々と発生し、同じ場所に帯状に連なる現象で、2018年の西日本豪雨や2020年の7月豪雨など、これまでの豪雨災害でも繰り返し起きています。

気象庁は、6時間から12時間ほどあとに線状降水帯が発生して大雨となる可能性が高いと予測された場合、全国を11のブロックに分けた地方単位で警戒を呼びかけてきました。

その後、予測の精度が高まったとして、28日の午前9時から範囲を絞り込む新たな運用を始めることにしていましたが、27日夜から前線に伴う大雨が予想されるとして、急きょ予定を一日前倒ししました。

新たな運用に伴い、発表の単位は多くが県ごとになりますが、面積が大きい北海道は7つ、多くの島が連なり気象の特性も異なる東京都は3つ、鹿児島県は2つ、沖縄県は4つに、それぞれ分かれます。

気象庁は「線状降水帯が発生すると災害のおそれがあるため、情報が発表されたら、気象庁のホームページを見るなどして、大雨に対する心構えを一段高めてほしい」と話しています。

台風1号 あさって 沖縄 大東島地方に接近する見込み
一方、26日に発生した強い台風1号は、発達しながら北東へ進み、29日に沖縄県の大東島地方に接近する見込みで、強風や高波に十分注意が必要です。

政府が情報連絡室を設置
29日にかけて東日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になるおそれがあるのを受けて、政府は27日午後3時30分、総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、情報収集と警戒にあたっています。

JR西日本 28日一部路線で運転取りやめる可能性
JR西日本は、28日、大雨の影響で関西の一部の路線の運転を取りやめる可能性があると発表しました。

対象の路線は
▽大和路線
▽関西線
▽奈良線
▽万葉まほろば線
▽和歌山線
▽きのくに線
▽加古川線の7つの路線です。

このうち
▽和歌山線は早朝から
▽それ以外の路線は昼以降
運転を取りやめる可能性があるとしています。

JR西日本は、最新の情報に注意するよう呼びかけています。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 品川区・戸越 4人死亡事件・... | トップ | 使う時間を決めておけばいい... »
最新の画像もっと見る

災害情報」カテゴリの最新記事