公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

かなり譲歩か

2005-12-20 21:00:28 | オートレース

浜松オートレースに関する事実上の結論が北脇保之市長から出された。

Yahoo地方公営ギャンブル経営より

<浜松オート>存廃結論は先延ばし 北脇市長が発表

 静岡県浜松市のオートレース事業の存廃問題で、北脇保之市長は20日、民間委託して存続させ、5年後に事業見通しが立たない場合には廃止すると発表した。2年連続赤字となった同事業の検討委員会は先月、一定期間後の廃止を提言していたが、事実上結論を先延ばしした。

(毎日新聞) - 12月20日19時35分更新


つまり、これまで学識者会だとか、経済界を交えてのあり方懇の指針と較べると、大幅に譲歩され、最終的な結論は何と5年後に先延ばしとなった。

確かに今年度は黒字が見込めるが、民間の調査機関によれば来年度以降は赤字の垂れ流しの恐れ大ということで、そうなると税金投入せざるを得なくなるわけだが、委託先となりそうな日本トーターがそれも面倒を見てくれるということなんだろうか?

とりあえずは、2010年度までの存続というのは決まったみたいだな。それともし万が一途中で「へたれる」ようなことがあったとしても、補償問題にはそんなに応じられないという意味合いもあるのかもしれない。

浜松が仮になくなれば伊勢崎とか、山陽までもが廃止といいかねない状況だけに大いに注目された浜松オートレースの動向だけど、ひとまずは一件落着?

なわけがない。

浜松市としては基本ベースは廃止である。5年後と言ったってトーターがいつ逃げ出すやもしれないし、もしそうなったら「完全に終わり」だろ。

船橋が既にそんな状況に追い込まれているわけで、さらに競輪との統合というのは、競輪の「儲け分」をオートレースの撤退費用に充てるのではないかという変な噂もある。

だから5年後に最終決断するなんて額面どおり受け取らないほうがいい。単年度赤字が発生すれば即廃止の状況は間違いないところであり、そうなると一層オートレース界は地殻変動大改革を余儀なくされるかもしれない。

それと、代替地の選定も水面下でやっておいたほうがいいよ。


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